郡上踊りで有名な岐阜県郡上市。
吉田川の壮観な景色と町を流れる小川のせせらぎ。何をするでもなくただ散歩しているだけで気持ちがいいこの土地に年1.2回は必ず足を運ぶほど僕はこの町が大好きなのですが、そこの地元スーパーで先日、「石臼挽 飛騨そば」というインスタント袋めんを見つけました。
飛騨高山の伝統的なお守り「さるぼぼ」がデザインされた可愛いくもどことなく田舎っぽいパッケージに興味津々。検索してみると結構なこだわりを持って作られていることが分かります。
・石臼で挽いた、旨みと香りが豊かな粗引き仕上げ
・飛騨荘川産そば粉に国産小麦粉を加えて打ち上げた、素材にこだわった商品
・製粉時に取り除かれた甘皮部分を多く含む、旨みと香りの強いそば粉を使用
・手軽に作れるインスタント麺
石臼挽 飛騨そば(飛騨荘川産そば粉100%使用)
この石臼挽飛騨そばは主に高山市内で1袋270円で販売されているようでインスタント麺としては高額だなと思いましたが、小麦粉との割合は別にしてそば粉が国産でしかも飛騨荘川産を100%使用していることを考慮すれば妥当なお値段なでしょうね。
袋を開けるとグレーの麺にソバのホシがプツプツと入っていかにも蕎麦って感じがする揚げ麺と出汁が入っています。
せっかくですから美味しく食べないとね!ってことで、
①あらかじめ器を温めておく
②希釈用の出汁を熱湯で薄めていい塩梅の出汁をはる
③蕎麦はやや固めに茹でて冷水でキュッと〆たものを再度、温めて出汁の中へ
④刻みネギをたっぷりと
いただきます!
蕎麦と出汁が良く絡んでいい感じで口の中に入ってきます。
蕎麦の香りと味はどうかといいますと、どうしても最初に小麦の香りが鼻から抜けるのと出汁が甘じょっぱいので、僕の鼻と口では残念ながら感じ取ることができませんでした(いきなり出汁に入れるんじゃなくて別々に味わえばよかったですね)。でも、ややボソッとした食感が正に蕎麦の感じだし、薄らと透明感がある麺が食欲をそそります。
出汁が甘めでコクと深みがあるので、「お好みにより、飛騨牛や山菜、天ぷら等を加えますと、一層おいしく召し上がれます。」というお薦めの食べ方を参考にきっと色々な具材が入ったいわゆる「種そば」として食べて美味しいお蕎麦なんだと思いました。
また郡上か高山に行ったときには購入してみたいと思います。
あるいは行かれた方、お土産にください。
[10月5日(水)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:78%
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