大阪環状線の西九条駅下にある手打ちそば樹楽(きらく)さんへ行ってきました。
今までに2度ほど来たことがあったのですが貸切と休業日だったため入店する出来ませんでした。3度目でようやく入ることができ、膨らむ期待と興奮を抑えられません。
1階はカウンターとテーブル席。2階には座敷があるようです。
カウンター越しに日本酒を低温保管するための大きな冷蔵庫とその隣におもしろそうな焼酎の数々・・。酒好きがこぞって集まる匂いがプンプンします(笑)
手元のメニューには、日本酒飲み比べセット(800円)の他、酒の肴もセットになった樹楽セット(1,300円~1,600円)なるものもあり、初めて来た人がまず注文したくなるものが飛び込んできます。
少し目線を上げれば本日のおススメがずらり。
魚、肴、天ぷら、鍋、寿司など酒飲みが順番に注文したくなるものが揃っているので、もうこの段階で本腰を据えて飲みたい衝動に駆られますが、今回はお蕎麦を食べることが目的!
日本酒と酒の肴を少々いただいて樹楽さん一押しの鴨汁そばを大盛りでお願いしました。
まずは鴨汁(鴨抜き)と薬味が運ばれてきます(厨房では蕎麦を冷水で〆ている音が聞こえます)。厚めに切られた鴨からあふれ出る脂と香ばしく焼かれたネギの香りは食欲を刺激します。蕎麦待ちの間に鴨とネギをお酒と一緒に楽しむこの瞬間が何よりの贅沢だと思いますよ本当に。
さて、キンキンに〆られたお蕎麦がやってきました。
まずはお蕎麦だけを2口、3口・・。
おお!ツルツルっとのど越しよく入っていくけど、このプリッとしていて噛むとエノキを噛んだような抵抗のある食感。何とも言えない心地よさが美味い‥ため息) この食感は提供されてから2分も経たないうちに蕎麦を覆う水分の乾燥とともに消えてしまうんですが、この尊さがたまらない。鴨汁につけて食べたいけど蕎麦単体で食べ続けたくなる。というか食べないともったいないと感じるほどです。
結局、蕎麦だけで大盛りせいろを食べきってしまったので、もう1枚せいろを追加で♪。でも追加した分も半分くらいはそのままで食べてしまって、鴨汁が残ってしまうという結果に・・(笑)
あまりに美味しかったので帰り際にご主人に聞いてみたところ、この蕎麦の食感は茹で時間と温度差の勝負で釜から蕎麦を揚げたら氷水で一気に〆上げるそうです。その瞬間にソバのデンプン質がきのこを噛んだような独特の食感が生まれる。
ご興味ある方、お蕎麦が来たらまずは間髪入れずに食べてください(写真を撮る場合には1口でも食べた後にどうぞ)。すぐに食べた時とと2分以上経った時では食感が違うので、その変化も楽しめると思います。
大阪でこんなお蕎麦に出会うなんて。
美味しかったです!
[手打ち蕎麦居酒屋 西九条 樹楽(きらく)]
〒554-0012 大阪市此花区西九条3丁目16番28号
電話:06-6463-8118
営業時間:17:00~23:00(ラストオーダー 22:00)
定休日:日曜日・祝日(不定休)
最寄駅: 大阪環状線[西九条駅]より徒歩1分/阪神西大阪線[西九条駅]より徒歩1分
[3月30日(木)]
天気:曇り
石臼工場内室温:13℃
石臼工場内湿度:40%
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