坂井市丸岡町のそば畑を見回りました。
↓ここは播種してすぐに夏の線状降水帯による大雨被害を受けたところ。
雨で種そばが流された後に播き直しを行ったそうですが、その後の天気にも恵まれず、雑草に負けてしまった状態になっています。
↓こちらも同じ地区の圃場です。
かろうじて残ってはいるものの、収穫するまでには至りません。
ちょっと離れたところに割と育っている畑も見受けられましたが、播き直しによって生育が2週間ほど遅れているので、収穫時期に霜が降りないか心配しているところです。
実のつき方はあまり良いとは言えません。
通常であれば1個体に20~30粒ほどついているのですが、10粒ついているかいないか・・という感じで、やはり生育時期にズレが生じたことで生育はもちろん、十分な受粉もできなかったのではないかと思います。
大雨が降った当初、平野部の丸岡町や福井市の圃場は全域で浸水し、その後も晴れがほとんどなかったので、今年のソバを諦める農家さんもいましたが、そんな中でもリスクを取りながらこうして栽培してくださる農家さんに感謝しながら新そばを待ちたいと思います。