夏に福井県北部を襲った大雨被害が大きかった丸岡在来種を育てる坂井市丸岡町のそば畑。

坂井市丸岡町のそば畑を見回りました。
↓ここは播種してすぐに夏の線状降水帯による大雨被害を受けたところ。

夏に福井県北部を襲った大雨被害が大きかった丸岡在来種を育てる坂井市丸岡町のそば畑。
雨で種そばが流された後に播き直しを行ったそうですが、その後の天気にも恵まれず、雑草に負けてしまった状態になっています。

↓こちらも同じ地区の圃場です。

夏に福井県北部を襲った大雨被害が大きかった丸岡在来種を育てる坂井市丸岡町のそば畑。
かろうじて残ってはいるものの、収穫するまでには至りません。
ちょっと離れたところに割と育っている畑も見受けられましたが、播き直しによって生育が2週間ほど遅れているので、収穫時期に霜が降りないか心配しているところです。

夏に福井県北部を襲った大雨被害が大きかった丸岡在来種を育てる坂井市丸岡町のそば畑。
実のつき方はあまり良いとは言えません。
通常であれば1個体に20~30粒ほどついているのですが、10粒ついているかいないか・・という感じで、やはり生育時期にズレが生じたことで生育はもちろん、十分な受粉もできなかったのではないかと思います。

夏に福井県北部を襲った大雨被害が大きかった丸岡在来種を育てる坂井市丸岡町のそば畑。
大雨が降った当初、平野部の丸岡町や福井市の圃場は全域で浸水し、その後も晴れがほとんどなかったので、今年のソバを諦める農家さんもいましたが、そんな中でもリスクを取りながらこうして栽培してくださる農家さんに感謝しながら新そばを待ちたいと思います。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク