若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。

2022年1月14日オープンの『若狭海鮮・蕎麦 すみよし』さんに行ってきました。
お店の前を走る国道27号線は、ドライブコースとしてよく利用している道なので、前々から行ってみたいと思っていたところでした。すみよしさんでは、福井県大野市産のそばにこだわって、自家製粉の挽きたて・打ちたて・茹でたてのお蕎麦と若狭の海鮮、地酒を楽しめるそうです。蕎麦と日本酒を愛する身としては最っ高の一件です(笑)

若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
11時オープンで早々に入ったらすでに1組のお客さんがいて、僕たちの後からも続々と人が入って気がつけば満席。気温が上がってくるとやっぱり冷たいお蕎麦が食べたくなりますよね。そば打ち場の手前に製粉室があり、自家製粉の石臼も近くで見ることができます。

若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
メニューはシンプルでとても分かりやすい。セットものもお得でそそられましたが、今回は贅沢に冷たい蕎麦と暖かい蕎麦を両方お願いしました。

若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
お茶うけにうす塩味の蕎麦揚げがポリポリ美味しい♪

若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
まず最初に来たのは、天ぷらせいろ。
天ぷらのお皿が実に涼しげで上品な蒸籠が食欲をそそります。

▼天ぷらせいろ(1,650円)若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
薄っすら緑がかった細打ちの麺線は、すごく美しくわずかに飛び散る黒いホシがいい表情です。蕎麦をすすると、延した面のザラザラ感と包丁が入った面のつるつる感のバランスが良く、のど越しで食べても噛んで食べてもじっくり味わえる仕上がりになっています。

若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
続いておろしそば。
これも見た目が美しい! ピリッと辛味の効いた大根おろしと全体的に控えめの出汁が蕎麦の香りを邪魔せずに双方を引き立てています。福井市内で食べられる色濃く太打ちの”THE おろしそば”とは一味違いますが、若狭以西の方々にはきっと好まれる味わいじゃないかと思います。

▼おろしそば(900円)
若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
今回、すごく嬉しかったのは花巻そばがメニューにあったことです。
福井ではおろしそば文化が県民の食習慣として根付いているので、どこのお蕎麦屋さんに行ってもおろしそばを注文することが多く、温そばでしかも花巻そばを置いてあるお店はほとんどありません。でも僕は県外へ行ってもメニューにあれば必ず注文するほど花巻が大好きで、すみよしさんでも即決でした。

▼花巻そば(1,100円)
若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。
出汁に磯の風味が加わって豊かな香りが口いっぱいに広がるとともに、海苔はトロトロに溶けて蕎麦を包むように入ってくる。体に良くないとは思いつつ、この出汁だけは残すのはもったいないと全部飲み干しました。

夜のメニューは海鮮と地酒がメインになるそうなので、また機会を作って再訪したいと思います。ごちそうさまでした。

[若狭海鮮・蕎麦すみよし]
〒919-1536 福井県三方上中郡若狭町三宅87-3-1
電話:0770-62-0187
営業時間:11時30分~14時00分/17時00分~21時00分
定休日:水・木

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 若狭海鮮・蕎麦すみよしでは、福井県産そばにこだわった自家製粉3たてのお蕎麦と地酒が楽しめる。 はコメントを受け付けていません

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。

中央自動車道 園原ICよりほど近い、国道153号線沿いの蕎麦処おにひら本店さんに行ってきました。時期的にスキーやボードを楽しむ人たちを横目にランチタイムを外して入店したのですがほぼ満席で着席した後からもどんどんお客さんが入ってくる人気のお店です。

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
おにひら本店さんでは2台の石臼を使って玄そばから自家製粉しており、1台は粗挽き、もう1台は細かく挽いてから双方を合わせて、二八で蕎麦を打っているそうです。使用する水は雪解け水を含んだ地下水で、そば打ちはもちろん、湯がくための釜のお湯や出汁もすべて同じ水を使用しているため、そりゃ美味い蕎麦ができますよねー。

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
メニューはかなり豊富で天ぷら盛り合わせだけで3種類あり、壁にもおすすめメニューがずらり。そば団子やそば饅頭の天ぷらなど、ついでにたのみたくなる甘味もあります。

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
あれもこれも食べたいと思ってなかなか選びきることができず、かなり悩んで周りを見渡したら、7割の席で同じものが提供されているのを見て再度、手元のメニューを確認。
「おにひら」という3人前入ったお蕎麦がどうやらお薦めということなので、これに海老と季節野菜の天盛りを追加!

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
待つこと5分少々で、どどーん!と天盛り♪
プリプリの大海老を中心にこの日は、ごぼう、サツマイモ、レンコン、ニンジン、ハス、こしあぶらなど、結構な品数がありました。これで税込920円はすごい!めちゃくちゃお得です。

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
そして石臼挽きのお蕎麦。
写真では小さく見えますが実際はかなり大きくて、ちょっといいところのお蕎麦屋さんの量で換算したら4枚か5枚分くらいあると思います。

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
薄っすらとした透明感の中にプツプツとした粗挽きのホシが浮かんだお蕎麦は、のど越しが良く、歯を程よく受け止める弾力とプツンと切れるデンプン由来のコシが何とも心地よくて、在来種のように強い主張をする蕎麦とは違い全体的に控えめなので最後まで飽きることなくスルスル胃の中へ入っていきます。

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
ほとんどのお客さんがこの「おにひら」を注文する気持ちがよく分かりました。とにかく腹ペコで来たら、天ぷらを挟みながらお腹いっぱいになるまでひたすらすすりたくなるお蕎麦です。
お店の前には地元野菜や果物、加工品などが販売されているんですが、どれもすごくいい香りを放っていて長芋やリンゴをケースで買っていく人も結構いました。

蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。
寒空の下、美味しい空気を吸いながら美味しい水で打った蕎麦をお腹いっぱいいただける幸せを多くの方に感じていただきたいです。ごちそうさまでした!

[蕎麦処 おにひら本店]
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里4405-1
電話:0265-43-3398
営業時間:8:00~17:00(お食事は10:00時~16:00)
定休日:年中無休

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 蕎麦処おにひら本店(長野県阿智村)では、雪解け水で打つ自家製粉の粗挽きそばが楽しめる。 はコメントを受け付けていません

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。

昨年1月より約13か月におよぶ弊社改修工事も無事終了しました。
この工事に関しまして、ご理解とご協力をいただきましたお客様、お取引先様、工事関係者の方々、心より感謝申し上げます。

本日は試運転で明日2月1日より本稼働を行います。
今回の改修工事では、石臼以外の製粉機械および、それに付随する機械類の7割を更新し、2割を撤廃いたしました。また、内外装、原料倉庫、断熱など、老朽化した部分をすべてきれいにしましたので、大きなところだけご紹介いたします。

①原料倉庫(低温)
倉庫全体に冷蔵庫のような断熱パネルを施し、冷設を更新しました。
気密性が高くなり、結露も起きにくい構造にしてくださったので、年間通して一定の温度帯で今まで以上に品質を維持できるようになりました。

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。
②氷温庫(氷温協会認定)※奥の箱型倉庫
福井在来種は、玄そばの状態で4℃以下の真空貯蔵すると新そばの色味が保たれ、劣化指標になる脂肪酸度と製麺性に関係するデンプンの変化が抑えられるという研究結果があります(福井県食品加工研究所調べ)。
福井在来種を氷温熟成することによって、新しい味わいをご提供できるようになるとともに、収穫量が安定しない福井県産ソバを安定供給するための貯蔵庫として利用します。
また、今までは合計20トンの容量でしたが、①の原料倉庫を含めると1.5倍の30トンに拡大したので、福井県内複数の産地を細かく保管することができるようになりました。

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。
③福井在来種専用の脱皮設備
小粒で脱皮が難しい在来種を専用に脱皮するための設備に切り替えました。
今までは脱皮後に黒粒や割れた実がかなり混入していたため選別に苦労しましたが、これからは黒粒や割れの少ない丸抜きを製造することができます。

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。
④粒選(福井在来種/国内種)
品種によって粒揃えの機械を分けました。
これにより効率的で精度の高い粒選が行えます。

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。
⑤石臼製粉ライン
1か所に集約された計34台の石臼ライン。
壁には断熱をしっかり施し、大型の冷設を設置しました。夏季でも鮮度を下げないよう低温で製粉することができます。

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。
⑥そば打ち試作室
今までちゃんとした試作室が無かったので、この度、新しく設置しました。
調理機器も併せて用意したので、試食まで行えるようになりました。

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。
⑦製麺室
50年来使い続けてきた製麺機に別れを告げて、十割蕎麦が打てる製麺機を導入しました。開業を検討されている方には製麺シュミレーションができるようになりますし、挽きたて打ちたての生そばも販売できるようになりました。

カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。
以上、細かいところを言えばまだまだありますが、目立ったところをご紹介しました。
新しい設備に慣れるまでは気を抜けない日々が続きますが、福井在来種の良さをさらに高めて行けると思うとワクワクします。

これからも福井在来種に寄り添い、ニッチトップを目指して頑張っていきます。
145年目の越前そば粉製造元カガセイフンをこれからもよろしくお願いいたします。

株式会社カガセイフン
代表取締役 加賀健太郎

カテゴリー: カガセイフン改修工事 | タグ: | カガセイフン改修工事が完了し、新設備にて製造を開始しました。 はコメントを受け付けていません

そば湯割りもここまで来たか!衝撃のジャックダニエルそば湯割りを楽しんだ、沼津の手打ちそば SOBARLU(ソバール)。

美味しい手打ち蕎麦が食べられるBARも数が増えてきてそれほど珍しくなくなっているように感じます。福井市内にも僕が知る限り5軒くらいあって、店主自らその日に打った打ちたての生そばが夜中になっても食べられるとあって、蕎麦っ喰い福井人の舌を満足させています。

沼津駅(静岡県沼津市)から徒歩5分のところにあるBAR「手打ちそば SOBARLU(ソバール)」さんもそんな蕎麦バーの一つ。こちらでは福井県産の挽ぐるみ十割そばと二八そばを週替わりで提供されています。オープンした年の冬に始めて伺って以来、5、6年ぶりでしょうか。ようやく再訪できました♪ 店内は黒と赤のツートンカラーを基調としたオーセンティックな空間ながら、優しい照明で落ち着きます。

お蕎麦は〆の楽しみにしておいて、しばらくの間、マスターとお話しながらじっくりとお酒を楽しんでいたら、1組のお客さんが来店。マスターと談笑していると片方のお客さんが「この前飲んだ、ジャックダニエルのそば湯割り美味しかった!」という衝撃の話が耳に届いた瞬間から僕は二人の会話に聞き耳を立てずにはいられず、それまでバーボンは一切飲めなかったのにそば湯で割ったジャックは美味しく飲めたといういうのです。

その方はジャックのそば湯割りを楽しむためにお蕎麦を注文され、美味しそうに食べた後、ジャックのそば湯割りを注文。この時点で僕はマスターの手元ガン見です(笑)

そば湯割りもここまで来たか!衝撃のジャックダニエルそば湯割りを楽しんだ、沼津の手打ちそば SOBARLU(ソバール)。
朱色の湯筒から注がれるそば湯とジャックダニエルのボトルの違和感ハンパないw
今もそば湯を使って、ご飯を炊いたり、お味噌汁にしたり、雑炊、そば寒天など、いろいろな楽しみ方をしていますが、そば湯の楽しみ方もここまで来たか!という感じで、この自分ではまず思いつかない組み合わせを楽しめることこそが酒場での愉しみの醍醐味だなぁと思いました。

〆にとっておこうと思っていましたが、そば湯割りをお願いするべく僕もお蕎麦をお願いしました。

そば湯割りもここまで来たか!衝撃のジャックダニエルそば湯割りを楽しんだ、沼津の手打ちそば SOBARLU(ソバール)。

今日は二八そば。
冷たい水でキュッと〆られたツヤツヤのお蕎麦は、のど越し良く出汁を程よく引き上げてくれる細めの平打ち。添えられた蕎麦刺しも良い歯ごたえでたまりません!お酒を飲んだ後のお蕎麦って本当に美味しい。2枚目・・3枚目・・とお替りしたくなるくらいスルリと入ってしまうから不思議です。駅の立ち食いそばではこの満足感は絶対に得られませんね~

いつもならお蕎麦を食べて感じた感想をもっと書くんですが、今夜はジャックに心を奪われてしまっているので、お待ちかねの・・・ジャックダニエルのそば湯割り♪

どん!

そば湯割りもここまで来たか!衝撃のジャックダニエルそば湯割りを楽しんだ、沼津の手打ちそば SOBARLU(ソバール)。

僕、ウイスキーをお湯割りしたときの一気に香りが開いて鼻にクンっと来る感じが苦手なので、あまりウイスキーのホットは飲まなかったんですが、ジャックのそば湯割り・・・可笑しいけどアリです!

正直、そばの香りとか味わいなんてものはジャックの強い香りでかき消されて感じなくなります。でも、そば湯のちょうどいいとろみがジャックの男性的な個性を柔らかくして女性向きになるような感じで、バーボン飲みたいけどロックやハーフではキツイ、でも水割りではモノ足りない・・っていう時にそば湯割りは良いと思います。ルチンもしっかり摂れますし。酔いたいのか健康になりたいのか分かりませんが(笑)

そば湯は放置しておくと白濁したソバ由来の成分が沈殿していくので、上澄みだけ取り除いて濃厚な部分だけを使って割るとさらにまろ味が出て飲みやすいんじゃないかと思います。夏場はそば湯を冷たく冷やして割っても良いですね!

これだから酒場遊びはやめられません!
ごちそうさまでした。

[手打ちそば SOBARLU(ソバール)]
〒410-0801 静岡県沼津市大手町2丁目7-19パティオ・モアマンションB1F
電話:055-952-7151
営業時間:20:00~27:00頃
定休日:日曜日(月曜日が祝日の場合、日曜日営業し月曜日休み)

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | そば湯割りもここまで来たか!衝撃のジャックダニエルそば湯割りを楽しんだ、沼津の手打ちそば SOBARLU(ソバール)。 はコメントを受け付けていません

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。

昔ながらの情緒のある町並みを持つ地域には必ず美味い蕎麦を出すお店があるというのが僕の持論なんですが(笑)、兵庫県佐用町平福にあるお休み処瓜生原(うりゅうばら)さんもそういうお店だと思いました。智頭急行平福駅から徒歩5分のところにあり、四方を山々に囲まれた空気のとても美味しい宿場町。

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。↑お休み処瓜生原さん(正面)

こちらは透明度の高い川が流れる裏口↓
宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。

———————————

旧宿場町の本格手打ち蕎麦

江戸時代から鋳物屋を営んでいた旧瓜生原家の建物を利用して、手打ちそばを中心としたお食事や喫茶を提供しています。 昔の面影を残した古民家の建物では、当時使われていた道具や季節の展示を行っており、宿場町平福の歴史などもご案内します。古民家の風情の中で、訪ねていただいた方にゆっくりくつろいでいただけるよう心がけています。事前予約が必要ですが、店内でのコスプレ撮影が可能です。(更衣室有)
佐用町観光協会HPより抜粋
———————————

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。
手に取って見ることはできませんが、当時使用されていたとされる鋳物を作る道具がそのまま展示品として飾られていて、独特の形状や色彩はとても興味深くおもしろい。また、窯場(と言っていいのでしょうか?)も大小3つ連なった独特の形状でこのままそば釜に使えそうです。

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。
奥の座敷へ通していただいたのですが、川のせせらぎと鳥の声、心地よい風が通って実に気持ちがいい。夏場でも都市部に比べれば比較的涼しいそうです。

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。
さてさて前置きが長くなってしまいましたが、瓜生原さんではメニュー中央にある地元ご飯とのセット「福ちゃんセット」が一番人気だそうです。お蕎麦はざるそばとかけ(汁)そばから選べます。

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。
ということで、お薦めの福ちゃんセット(汁蕎麦)をお願いしました。
出汁の良い香りが立つお蕎麦にはかまぼこととろろ昆布がのせられ、山菜おこわと箸休めが数品ついて1,100円と優しいお値段。お蕎麦は色濃い挽ぐるみの田舎そばですが、ボソボソ感がなく出汁もよく絡んで心も体も温まる一杯です。

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。
せっかくなのでおろしそばも追加でお願いしました。

宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。
福井の越前おろしそばの味がすべてのベースになってしまっている僕は、出汁や大根の味わいが違う県外でおろしそばを食べると、美味い不味いでなくてどうしても違和感を抱いてしまうことが多いのですが、瓜生原さんのおろしそばは福井とは出汁の取り方も醤油も違うはずなのにピリッと辛味のきいた大根おろしに甘さ控えめの出汁、穀物香の強いお蕎麦が見事に調和してすごく美味しかったです。田舎そばはブツブツ切れてるし、ボソボソで固くて美味しくないというイメージを持っている方も少なくないと思いますが、このお蕎麦だったらきっと満足してもらえると思います。

近くに道の駅もあるので休憩がてら観光する人も多くいましたし、小まめに手入れされている瓜生原さんの中庭もとても美しいので、ぜひ多くの方に足を運んでみてほしいと思います。

 
[お休み処 瓜生原(うりゅうばら)]
〒679-5331 兵庫県佐用郡佐用町平福439
電話:0790-71-0812
営業時間:【4月~11月】9:00~16:00 /【12月~3月】平日9:00~14:00 土日祝9:00~15:00
定休日:木曜日・第4金曜日・年末年始

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 宿場町平福のお休み処瓜生原(兵庫県佐用町)でいただく、香り高い手打ち田舎そばは絶品。 はコメントを受け付けていません

そば粉衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動した、福井市片町の天籠(てんかご)。

前々から行きたいと思いつつもなかなかタイミングが合わなかった、福井市片町にある天籠(てんかご)さんにようやく行くことができました。天籠さんは地元食材をふんだんに使いリーズナブルな価格で楽しめる天ぷらと特定の生産者から仕入れる早刈りの福井在来種を使った手打ち蕎麦が味わえるお店。店内に入ると明るく奥行きのある清潔な空間が広がり、揚場から香るごま油の香りが食欲をそそります。

今回はおまかせで季節の美味しいものを少しずつ出していただくことにしました。
まずは大ぶりの車海老。

天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
この食欲をそそる色合いがたまんないですよね。そして薄い衣がまたいい!
ひと噛みすると弾けるようなぷりぷりの食感。身からは凝縮された海老の出汁が出てきて思わず顔がほころびます( ´艸`)

天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
2品目はアスパラ。衣はサクサクで中はジューシー。アスパラの良い香りが広がっていくらでも食べられるやつです。

天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
3品目は鯖江市で栽培されている福井の伝統野菜「吉川ナス」。
形は京野菜の加茂なすに似ているのですが別物です。肉厚で実が詰まっているのに柔らかい。天ぷらにすると油との相乗効果で甘さが際立ってすごく美味しい。

天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
天ぷらの表面に黒いつぶつぶ見えませんか?
これ実は今回、天ぷらの衣を小麦粉じゃなくそば粉100%で揚げていただいたんです。
つい最近、お取引先様から「天ぷらもそば粉を使いたくて研究している」というご相談をいただいて、どのようなそば粉が天ぷらに向いているのか挽き方を研究していたんですが、僕は美味しい天ぷらは揚げられないので天籠さんにご協力いただいたんです。

鯛2種(左:小麦粉の衣、右:そば粉の衣)
天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
鯛はとても興味深い食べ比べでした。
小麦粉の方はサクサクしていながらもフワッとした優しい衣で、そば衣の方は少しカリっと感のあるサクサク食感で、そばの方は冷えてもこの食感が持続します。
それもそのはず、そば粉は小麦粉と違ってグルテンを含まないのでフワッとする要素がなく、冷めてもサクサク感がそのまま残ります。

左上から時計回りに原木椎茸、レンコン、九頭龍まいたけ、牛ロース。いづれもそば粉の衣をまとっているので、サクサクで香ばしくサラリとしています。

天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
〆は手打ち蕎麦。

天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
福井市内の特定生産者が栽培した早刈り蕎麦。画面では色が沈んでしまって伝えられないのが残念でなりませんが、この季節に「もしかして新そば?」と思うほど青みが残ったお蕎麦が食べられるのはすごく嬉しいです。

天籠(てんかご:福井市片町)のそば衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動しました。
程よく歯を押し返すコシと爽やかなのど越しで大満足。
すぐ胃もたれするので普段はあまり揚げ物を食べない僕ですが、これだけ天ぷらを食べても胃が軽いのは職人さんの腕が素晴らしいからですね~。

天ぷら衣に使うそば粉は、蕎麦を打ち終わった花粉(打ち粉)でも十分、美味しく揚がります。そば粉独特の香ばしい香りを出すには皮ごと挽ぐるみにした黒っぽいそば粉をお薦めします。

次はカウンターで職人技を見ながらゆっくり食事がしたいと思いました。
ごちそうさまでした

[天ぷらと蕎麦の天籠(てんかご)]
〒910-0023 福井県福井市順化2丁目19
電話:0776-29-1277
営業時間:18:00〜2:00
定休日:日・月・祝

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | そば粉衣の天ぷらと早刈り蕎麦に感動した、福井市片町の天籠(てんかご)。 はコメントを受け付けていません

白山麓のお休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑茶そば」が食べられる。

休日のドライブがてら福井市から勝山→白峰を抜け、白山麓は左礫町にある「お休み所シキサイ」さんを訪ねました。

お休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑そば」が食べられる。
石川県出身のご夫婦が同県でこちらに移住され、この古民家を改修してお休み処としてオープンされたそうです。

お休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑そば」が食べられる。
頑丈そうな梁と柱が組まれたこの建物は全部で9つ部屋があるそうです。

お休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑そば」が食べられる。
シキサイさんの名物は、自家製の桑の葉茶を使った軽食とスイーツで、桑の葉そばを始め、桑の葉茶入りのパン、ワッフルサンド、桑のは茶など、市内の方では食べられない珍しいものばかり。がっつりしたメニューがないところが”お休み処”ならではと言いますか、古民家と自然をゆっくり楽しめるお店となっています。

お休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑そば」が食べられる。
桑は糖質の吸収を抑える効果があるそうで、店主の本田さんと奥様は3か月で体重が軽くなり体内環境も良くなったそうです。早速、その桑の茶葉そばをお願いしたところ、注文を受けてからそばを打つというこだわりぶり。なので結構待つのかな?と思っていたんですが、早めに出てきました。

お休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑そば」が食べられる。

桑は消臭効果があり、そばの香りを殺してしまう作用が働くそうですが、その分、桑独特のほのかでさわやかな香りを楽しむことができ、噛むほどに今度はソバ本来の味わいが追いかけてくる。出汁の塩分は控えめで桑そばの味わいを生かし、辛味のきいた大根と薬味ネギもいい仕事します。

お休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑そば」が食べられる。
初めて食べた桑茶そばですが、もう1枚食べたくなるような後引く美味しさに中毒性があるように感じました(笑) そば湯も美味しくて心身ともに満足した気分になりました。
場所は福井市から1時間半ほど、おそらく金沢市からも同じ時間で来れる場所だと思います。ぜひ、行ってみてください!

[お休み所シキサイ]
〒920-2353 石川県白山市左礫町二19番地
定休日:火曜日

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 白山麓のお休み所シキサイ(白山市)では、糖質の吸収を抑える「桑茶そば」が食べられる。 はコメントを受け付けていません

カガセイフン改修工事(88日目)1期工事終了・試運転

新規設備の取り付けも終わり、配管の位置や導線が万全に行われているかどうかの最終チェックを行って、いよいよ試運転の日を迎えます。

カガセイフン改修工事(88日目)1期工事終了・試運転
機械を操作する制御盤は、今まで使っていたものの4分の1サイズ。
コンパクトになってさらに使いやすくなりました。

カガセイフン改修工事(88日目)1期工事終了・試運転
一つ一つの機械が適正に作動しているかの確認を行ってから原料を切込みます。
最初は国産そばで様子を見てから福井在来種を投入。福井在来種は小粒で実が詰まっているため、今までの機械では精選工程や脱皮で割れが大量に出たり皮の除去が困難でした。

カガセイフン改修工事(88日目)1期工事終了・試運転
今回の設備は主に福井在来種を加工するために独自に設計していただいたものなので期待が高まります。

カガセイフン改修工事(88日目)1期工事終了・試運転
在来の実の流れや動きを細かく追って確認しながら微調整。
脱皮した丸抜きの仕上がりはこんな感じです。

カガセイフン改修工事(88日目)1期工事終了・試運転
大粒~中粒は多少の黒粒はあるものの、ほぼきれいに剥けました。
写真の丸抜きは小粒です。在来の小粒はほとんど脱皮できなかったので、今までは挽ぐるみに回していましたが、ここまできれいに剥けるのは嬉しいですね。

いよいよ来週から、本格的に製造を行っていきます。石臼部屋も素晴らしい環境になり、石臼たちも気持ちよくそば粉を挽いているように感じます。2期工事は今夏からの予定なので、それまでに新しい機械に慣れていかないといけません。頑張ります。

カテゴリー: カガセイフン改修工事 | タグ: | カガセイフン改修工事(88日目)1期工事終了・試運転 はコメントを受け付けていません

カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入設置

しばらくの間、作業が中断していましたが今日から再開です。
今日は2回目の新規設備が到着しました。

カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入
玄そば選粒機と脱皮ライン、そして増設分の石臼です。
今回入れ替えた機械類は全体的に今までの機械よりもサイズが小さいので能力だけで見れば劣りますが、品質面では大幅に良くなります。また、福井在来用と国産(外国産)それぞれ専用に製作していただきましたので、加工が難しいとされる福井県産在来種をある程度効率よく製造できる体制が整います。

カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入
1台1台丁寧に搬入して設置個所へ移動。

カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入
先に設置されていた第1陣の機械たちとご対面。
これからよろしくお願いします!という気持ちで一つ一つ見て回ります。

カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入
配管を通して機械同士を繋いでいきます。

カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入
小粒の福井在来専用に特注した機械の一部。
試運転が楽しみです。

カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入
1期工事は5月末に終了する予定で、8月頃より2期工事が始まります。新しいラインで製造できるのが楽しみでなりません。見学の依頼も増えてきておりますので、6月中旬ころから状況を見ながら対応させていただきたいと思っております。

カテゴリー: カガセイフン改修工事 | タグ: | カガセイフン改修工事(74日目)選粒・脱皮ライン搬入設置 はコメントを受け付けていません

永平寺在来そば粉を使用した山楽亭(永平寺門前)の「生醤油そば」が旨い!

今までおろしそばはもちろん、辛味大根の汁で食べるおしぼり蕎麦なども数多く食べ歩いてきましたが、久しぶりに旨い!と唸ったお蕎麦に出会いました。
永平寺門前にある山楽亭さんの「生醤油そば」。

永平寺在来そば粉を使用した山楽亭(永平寺門前)の「生醤油そば」が旨い!
昔、祖父から「蕎麦は大根おろしをのせた上から生醤油を2回し半かけて食べるのが一番旨い食べ方や!」と言っていたことを思い出しました。自分が幼いころは福井の太くて固くて黒いのど越しの悪い蕎麦が苦手で大根も辛いからとてもじゃないけど美味しいなんて思ったことはなく、むしろ不味いと思っていたくらいでした。

それが大学で県外へ出た時にたまたま入ったそば屋で食べた蕎麦のあまりの不味さに驚いて、今まで実家で食べてきた蕎麦がいかに本物であったかを思い知りました。それ以後、福井の蕎麦が大好きになって、信州そばや江戸そば文化なども興味を持つようになっていきました。

ちょっと余談でしたが、そんな思い出深い生醤油そばはお店で出しているところが少なく、福井でも滅多にお目にかかれません。おそらくは出汁を引かなくてもいい手軽な食べ方だから家で食べるに適しているとか、生醤油そものもが日持ちしないからお店で出すには合っていないとかあるのかもしれません。なのでもっぱら自分で作って食べることが多くそれはそれで満足していたのですが、ちゃんとプロの目利きで素材を吟味して、プロが打つ在来そばでいただくとこんなにも違うモノなのか!と感動しました。

永平寺在来そば粉を使用した山楽亭(永平寺門前)の「生醤油そば」が旨い!
見た目にはどこでも食べられるように感じられると思いますが、そば粉は永平寺在来の挽くぐるみ。そば打ちや出汁、湯がく釜などに使用する水はすべて永平寺の山の水(←ここが一番大事です)、辛味大根に花かつお、地元のネギをトッピング。そこに永平寺在来そばの風味を殺さず、大根の辛味とのバランスが取れる甘めの生醤油がすごくいい塩梅で全体をまとめてくれる。水の力は偉大だ!と実感するとともに間違いなくここに来ないと食べられない味わいで、まさに「永平寺そば」だと思います。食べた瞬間に思わず「旨っ!」って出てしまいました(笑)

辛味大根のしぼり汁に出汁醤油を加えて食べるおしぼりそばも上品ですごく美味しいですけど、大根おろしの食感が楽しめる生醤油そばの方が個人的には好みです。生そばの地方発送については、一番いい状態で食べていただきたいという店主の強い想いから行っていないので、ぜひ永平寺観光ついでに立ち寄ってみてください。ご家族やご友人たちとシェアできるメニューもあるので、いろいろな永平寺そばをお楽しみいただけると思います。

店内には貴重な色紙が展示されており、見るだけでありがたい気持ちになります。

永平寺在来そば粉を使用した山楽亭(永平寺門前)の「生醤油そば」が旨い!
お店の正面に大きく配置された手打ち場には、忙しい時は3人が入って1日中、打ち続けるそうです。

永平寺在来そば粉を使用した山楽亭(永平寺門前)の「生醤油そば」が旨い!

山楽亭さんは永平寺へ向かう参道沿いにあり、くの字に曲がるちょうど真ん中に位置しているので、永平寺へ向かう方からも永平寺から参道を望む方からもお店を確認できます。ぜひ永平寺観光のついでに立ち寄ってみてください。

[山楽亭(さんらくてい)]
〒910-1228 福井県吉田郡永平寺町志比23-31-10
電話:0776-63-3023
営業時間:10:00~16:00
定休日:不定休

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 永平寺在来そば粉を使用した山楽亭(永平寺門前)の「生醤油そば」が旨い! はコメントを受け付けていません