奥越大野市や丸岡町では早刈り新そばの刈り取りが始まり、新そば粉販売の日が近づいてきました。

おはようございます!
今朝は一面を覆う久しぶりの曇り空。
配達してる時は体も熱くなるし動きやすいので多少寒くてもポロシャツなんですが、今日はさすがに寒いです。
もういい歳だし、[動きやすさ>寒さ]じゃなく、[動きやすさ<寒さ]を取って体を冷やさないよう頑張ります!

先週末頃から奥越大野市や、丸岡町では早刈り新そばの収穫が始まっています。
新そば粉の販売までいよいよカウントダウンが始まりましたね。
収穫後、5日ほどで乾燥、調節、精選を経て弊社に届きますので、入荷は今月末から11月初め、販売は11月初旬ごろになるかと思います。

今年は播種時期に大雨が降って播種(種まき)が1週間遅れたことや、夏にアブラムシの大量発生したことによって生育に影響が出た畑があったり、また、先週から今週にかけて雨に降られてしまい収穫が思うように進められないようです。

奥越大野市や丸岡町では早刈り新そばの刈り取りが始まり、新そば粉販売の日が近づいてきました。

早刈新そばは収穫するタイミングが命で、半分緑色の実が混じった黒化率48%程度の未熟な実を刈り取ります。
数日遅れてしまうだけでその分、実が熟してしまうので青みや若々しい香りが薄くなってしまいます。

また未熟な状態で収穫する為、元々小さい福井県産の粒がさらに小さいものとなり、水分が豊富に含まれているので、通常の完熟そばに使用するコンバインでは収穫できず、改良した早刈りそば専用のコンバインで行います。
実が小さいうちに収穫するということはその分、完熟そばよりも1反あたりの収穫量が少なくなるので、価格も高くなります。

奥越大野市や丸岡町では早刈り新そばの刈り取りが始まり、新そば粉販売の日が近づいてきました。

早刈りそばについて
通常より2週間ほど早く刈り取りしたソバ(早刈りソバ)は、「風味、食味が良い」とされています。
これまでに、早刈りソバにポリフェノールが多く含まれ、抗酸化機能が高いことが分かりました。
福井県産ソバは11月上旬、黒く熟した状態(黒化率90%以上)で収穫するのが一般的ですが、最近、消費者から「風味が良い」として、黒化率が低い早刈りソバを求める傾向が強くなっています。
黒化率48%の早刈りそばは、97%の完熟そばと比べ、コレステロールの抑制作用があるとされるポリフェノールが1.2倍、血管増強や血圧降下作用を持つルチンは2倍含まれていました。

早刈新そば粉の販売を心待ちにしていらっしゃる皆様、大変長らくお待たせいたしております。
入荷次第、早刈り新そばの販売を開始いたします。

ありがとうございます。

[10月30日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:曇り
石臼工場内室温:16℃
石臼工場内湿度:50%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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ふくいの食と地酒の会に参加して、蕎麦掻とできたての日本酒を楽しみながら貴重なご縁をいただきました。

おはようございます。
昨晩は嵐のように雨風が吹き付け、そばの収穫を前に実が落ちないか心配な毎日です。

早刈新そばの収穫はそろそろなんですがこの雨の影響でしばらく収穫できないとなると、その間に実が熟してしまって早刈り新そばとは言えなくなってしまいます。数年前に正にそのようなことが起こり、早刈り新そばと言いながらも黒化率の高い完熟寄りの玄そばに仕上がっていました。当然、早刈りらしい若々しい香りや薄緑の色味は少なく、私どももとても早刈新そばとしてお出しできる状態ではありませんでした。

その年の早刈り新そばの香りを楽しみたいと期待してお待ちいただいたお客様には大変残念な思いをさせてしまったと申し訳ない気持ちでした。播種や収穫が数日違ったり、天候の影響をによって作物の状態や収量が大きく変わりますから農作物は本当に難しいです。無事、新そばが収穫できるよう手を合わせて祈る思いです。

話は変わって、週末に11月号の月刊ウララの「大人ウララ」にて地酒企画に掲載された方たちとの打ち上げ交流会に参加させていただきました。
みなさん福井の食に関わるプロの集まりで、蔵元、酒販店、そば粉屋、料理研究家、デザイナーなど、すさまじい盛り上がり方で夜遅くまで話題は尽きません。みなさんのエネルギーに触発され、これからも福井の発展に少しでも尽力していきたいと改めて感じました。僕的には今年1年で一番楽しかった交流会じゃないかなと思います。

挽きぐるみの粗挽きそばには純米酒、丸抜きの上品なそばにはさらりとした清酒を合わせてみてはいかがでしょう。

参加された方それぞれに自慢のお酒や食べ物などを持ち寄って、福井の地酒と食を楽しみます。
地酒は福千歳、黒龍、常山、越前岬、早瀬浦、越の鷹などなど、福井を代表するお酒ばかり。
蔵元さんがお酒を口にする瞬間の香りの嗅ぎ方、口の運び方が印象的で、生をお話も聞けて最高です。

挽きぐるみの粗挽きそばには純米酒、丸抜きの上品なそばにはさらりとした清酒を合わせてみてはいかがでしょう。

僕は目の前で2種類の蕎麦掻を作って、塩、しょうゆ、ワサビなど、好きなように食べていただきました。
できたての新酒とモチモチの蕎麦掻は好評で、自分の作った蕎麦掻を「美味しい!」と言いながら笑顔を見せてくれ、自分も感謝の気持ちで心が熱くなりました。普段はなかなかエンドユーザーの顔が見れないので、今回の会は本当に幸せでした。

企画していただいた月刊URARAの皆さま、今回参加された皆さま、このご縁に心から感謝します。
ありがとうございました!

[10月29日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:雨
石臼工場内室温:16℃
石臼工場内湿度:66%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

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挽きぐるみの粗挽きそばには純米酒、丸抜きの上品なそばにはさらりとした清酒を合わせてみてはいかがでしょう。

おはようございます!

今日も澄んだ空気で深呼吸することから1日が始まりました。
登校してくる小学生の集団登校や雑草についた朝露が太陽の光でキラキラ光っている感じを見るだけで、朝からすごく良い気分でお仕事に取りかかれるような気がします。今日も頑張りまりましょう。

福井のそば畑では収穫が目前に迫り、福井県民のみなさまはもちろん、県外のお客様も新そばの便りを今か今かと待ちわびている頃かと思います。今回、福井の情報誌月刊ウララの11月号に、新そばと新酒の組み合わせについて掲載していただきました。

挽きぐるみの粗挽きそばには純米酒、丸抜きの上品なそばにはさらりとした清酒を合わせてみてはいかがでしょう。

蕎麦と日本酒は相性抜群ですが、蕎麦は産地や挽き方によって色々な味わいを楽しむことが出来ます。お酒も同様に精米歩合や造り方によって味わい方も色々です。そんな蕎麦と日本酒をそれぞれ種類ごとにを合わせてみるのもおもしろいものです。
掲載いただいた大人ウララの一コマでは、挽き方の異なる蕎麦と相性の良い日本酒を選んでみるといった内容のお話をさせていただきました。

まず、弊社で製造するそば粉には、皮を丸ごと挽いた「挽きぐるみ」、皮を剥いて挽いた「抜実挽き」と大きく2種類ございます。挽きぐるみは、色黒くそば本来の素朴で濃厚な味わいと香ばしい香りを楽しむことが出来るため、丸みがあってどっしりとした純米酒や余韻のある山廃純米酒などは良いかもしれません。
一方、抜き実挽きは上品な色みとツルツルとした食感でそばの甘い香りを楽しむことが出来ますので、さらりとした清酒などは面白いと思います。

皮ごと粗挽きに仕上げたそば粉や、皮を剥いて粗挽きに仕上げたそば粉もございます。
透明感があって野趣あふれる粗挽きの蕎麦には、華やかな香りのある純米吟醸酒などを合わせると贅沢な気持ちになりますね。

実は今日の夜、今回の企画の打ち上げがあるんです。
僕はそば粉を持って行って蕎麦掻にして、日本酒との組み合わせを皆さんにも楽しんでいただこうと思っています。
楽しみです!

今月号のURARAに掲載していただいた蕎麦の粉はこちら
【越前】丸挽きそば粉・・・挽きぐるみ(全粒粉)
【水仙】抜実挽そば粉

粗挽きそば粉はこちら
【奥越】粗挽きそば粉・・・挽きぐるみ(全粒粉)
【吉峰】抜粗挽きそば粉

[10月26日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:20℃
石臼工場内湿度:50%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

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【福井県内そば畑の成育レポ】奥越で栽培される大野在来種の早刈り新そばは、黒化率が高くなって刈取り目前です。

おはようございます!

今朝の福井市内もよく冷えてますよ。
お天気は透き通るように晴れてワクワクしますし、チュンチュンとスズメの鳴く声もモチベーションを高めてくれます。
あと、2週間もすれば新そばが出回り、福井は一気に活気づいて秋から冬の味覚が揃いだします。新米、新酒、カニ・・福井は食の宝庫。たまりません!

さて、今回も福井県内そば畑の成育レポート行ってみましょう。
奥越地方の大野市のそば畑です。品種は「大野在来種」。
この辺りの畑は早刈新そばを栽培していて、今週末ごろの収穫予定です。

【福井県内そば畑の成育レポ】奥越で栽培される大野在来種の早刈り新そばは、黒化率が高くなって刈取り目前です。

少々、白い花が残っていますが、ほとんど花も枯れて結実したそばの実の黒化率(黒く熟していく割合)も高くなってきました。先日の新聞でも紹介されていた「臭い」もここくらいまでになってくると無くなります。

【福井県内そば畑の成育レポ】奥越で栽培される大野在来種の早刈り新そばは、黒化率が高くなって刈取り目前です。

一つの蕎麦の株にはこのようにびっしりと実が付いていて、黒く熟した黒化率の高い実と、まだ熟していない緑っぽい実と混在しているのが分かりかと思います。緑っぽい実の色がもう少し濃くなってきたら刈取りです。

収穫された新そばはすぐに弊社に届くわけではなく、乾燥して調整を行い、精選(夾雑物の除去、石抜き)と工程を重ねて弊社に届きます。弊社では再度、精選研磨を行って実に付いている泥汚れや雑穀を除去した上で製粉していきます。今、弊社の原料倉庫では新そば受入れの準備が着々と進められているところです。楽しみです!

[10月25日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:16℃
石臼工場内湿度:53%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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早刈り新そばの収穫時期を前に福井県内は強風竜巻注意報が発令され、結実したそばが飛んでいないか心配でした。

おはようございます!

ここ最近はいい感じで寒暖差が出て天気も安定してたので、この調子で収穫できたらいいなと思っていたのに、昨日は叩きつけるような横殴りの雨風が降り福井県内には強風竜巻注意報が発令されるなど、そばに影響が出ていない訳ないだろう・・と思いながら心配で近くの畑を見てきました。なぜ福井は収穫を目前にすると天気が荒れるんでしょうか。毎年頭が痛いです、本当に。

福井県内に強風竜巻注意報が発令され、新そばの収穫時期を前に結実したそばが飛んでいないか心配でした。

播種(種まき)時期や土壌・日照条件など、畑によって個体差があるので生育具合はそれぞれ差がありますが、白っぽい実が結実したばかりでまだ花がしっかり残っている畑では、全体的にそばが横倒しになっていたり強風で実が飛ばされてしまったのか、実の付き方が少ないように感じました。黒化率(そばの実が黒くなっている割合)の高い畑でも同様に少しばかり飛ばされているような印象を受けました。

福井県内に強風竜巻注意報が発令され、新そばの収穫時期を前に結実したそばが飛んでいないか心配でした。

作付面積は全国3位にまで上昇し、今や全国区のそば生産地として認知されるようになってきた福井県ですが、収穫量は全国6位にとどまっています。その理由は粒が細かいため全体的な収量が伸びないこともありますが、やはり収穫を前にしての台風や大雨による被害が大きく、中でも3.4年前は台風直撃による大不作によって福井県産100%での提供は困難となり、福井県内のお取引先ですら国内他産地や外国産の玄そばをブレンドせざる負えない状況でした。

福井県は年間のそば収穫量増と夏場でも美味しい新そばを食べてもらおうと、昨年から春播き夏そばの栽培に力を入れておりますが、夏そばの新そばよりヒネ(昨年度産)の秋そばの方が美味しいという声も少なくありません。今後の夏そばの品質向上にも期待したいです。

今週末から収穫予定の早刈り新そば。
採れたての時期しか感じ得られない若々しい鮮烈なそばの香りと、薄っすら緑色に仕上がる麺は早刈新そばの大きな特徴です。
12月末ごろには十分熟してから刈取りを行う、完熟新そばも入荷してまいります。香ばし香りと甘さをお楽しみください。

[10月23日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:16℃
石臼工場内湿度:56%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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福井県産越前早刈り新そば粉のご予約を終了させていただきました。

おはようございます!

先週の20日をもちまして、早刈り新そばのご予約を終了させていただきました。
本年もたくさんのご予約いただきまして、心より御礼申し上げます。

福井県産越前早刈り新そば粉のご予約を終了させていただきました。

早刈新そばの入荷時期ですが、このまま天候が安定していれば今週末ごろより早刈り新そばの刈取りが行われると農家さんよりお聞きしておりますので、早ければ11月の第1週には出荷できるかと思います。一般販売も新そば販売の準備が整い次第、切り替えて販売を開始させていただきます。

福井県産越前早刈り新そば粉のご予約を終了させていただきました。
写真:tmyk.G3

当地ふくいは寒暖の差が激しく、日が昇れば半袖で十分過ごせるほどに気温が上がりますが、早朝はモヤッとした霧が張って身が凍るほどに冷えています。急激な温度変化に体調を壊す方も多く見受けられますので、体調管理には気をつけてお過ごしください。

それでは、福井県産の早刈り新そば入荷まで今しばらくお待ちください。
ありがとうございます。

[10月22日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:17℃
石臼工場内湿度:55%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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富山の地酒と全国から取り寄せられる十割蕎麦が食べ比べられる神通町田村さんで、富山の方たちと楽しい交流会ができました。

おはようございます!

深呼吸する度に秋の香りがして気持ちが晴れやかになります。
そろそろ紅葉の季節、福井は紅葉しきる前に雪が降るので街中できれいな紅葉ってのはなかなか見れないんですが、山間部ではこれからが見ごろになってくると思います。福井市から車で2時間圏内だと、九頭龍ダム、六呂師高原、永平寺、冠山、西山公園、一乗谷朝倉氏遺跡とかいいでしょうね。

さて、皆さまおまたせいたしました!
待ちに待った早刈り新そばの収穫が、早ければ来週末ごろから行われるそうです。
今年は播種(種まき)時期に大雨に見舞われ、播種が遅れたことと、夏場にアブラムシが大量発生し、一部の畑で被害があったことで、収穫時期が1週間ほど遅れていますが、このまま天気が崩れず安定していれば、11月の第1週頃に入荷してくるものと思います。

早刈新そばをいち早くご購入いただけるよう、新そば予約サイトをご用意しております。
予約期間は本日の正午までとなっておりますので、まだのお客様はお急ぎください。
お待ちしております。

先日、ネットショップの勉強会がきっかけでお知り合いになった富山の方と、地酒と10割そばを味わう交流会に参加しました。
会場は富山駅から神通川の方へ10分ほど歩いたところにある神通町田村さん。この店は全国から取り寄せられる挽きたて新鮮なそば粉で打つ10割蕎麦が常に3.4種類から選べるという珍しいお店です。

富山の地酒と十割蕎麦が食べ比べられる神通町田村さんで、富山の方たちと楽しい交流会ができました。

今回は十割蕎麦会席コースということで、4種類の蕎麦が食べ比べられるという、蕎麦好きにはたまらない内容でした。

富山の地酒と十割蕎麦が食べ比べられる神通町田村さんで、富山の方たちと楽しい交流会ができました。

まずはビールで乾杯したと思った途端に富山の地酒で乾杯を始めました。
お薦めの苗加屋(のうかや)純米吟醸と満寿泉(ますいずみ)純米です。
爽やかな香りと舌に残る甘み、サラッとした後味で蕎麦を待つまでのお酒としては最高に美味かったです。

富山の地酒と十割蕎麦が食べ比べられる神通町田村さんで、富山の方たちと楽しい交流会ができました。

お待ちかねの十割蕎麦、まずは福井県産。
加水率をギリギリ抑えて打つ蕎麦は角が立っていて、食べる前から良い香りがします。
ツルッとのど越しを楽しむと鼻から香りが抜けて、噛むと心地よくそばが歯を押し返す。とてもよい塩梅です。

富山の地酒と十割蕎麦が食べ比べられる神通町田村さんで、富山の方たちと楽しい交流会ができました。

地元、富山の山田村産、北海道産キタワセと続いて、最後に熊本産春播き夏そばが出ました。
福井でも一昨年から春播き夏そばの栽培が試験的に行われており、今年も試食会にて夏そばを食べましたが、正直、秋そばに比べるとそれほどの感動が無かったので、あまり期待していなかったのですが、この熊本産の夏そば、びっくりしました。
香りも強く、蕎麦の味も濃い。10割だから余計に強く感じるのかもしれませんが、のど越しも良く、最後まで美味しくいただくことができました。交流会は大いに盛り上がり、同じ北陸でこうしてご縁をいただけたことを幸せに思います。

富山の地酒と十割蕎麦が食べ比べられる神通町田村さんで、富山の方たちと楽しい交流会ができました。

翌日は富山駅周辺を軽くサイクリング。
車幅や歩道を広く取ってあるので走りやすく、歩行者にも配慮があって通行しやすい工夫が見事です。散歩している人や自分たち同様にサイクリングしている人が多いのもそういった環境づくりがしっかりなされているからなんですね。福井ももっと見習うべきだと感じました。

楽しかったです。
ありがとうございました!

[10月18日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:18℃
石臼工場内湿度:67%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

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福井県内主要産地に広がるソバの花の臭いは、自家受粉できないソバが受粉するに必要な虫を呼び寄せるため。

おはようございます!
小雨降る肌寒いお天気になりました。

畑に育つそばは黒化率も進んで、来週頃から少しずつ収穫に入ってくるかと思われます。
いよいよ福井にも新そばの季節がやってきます。楽しみですねー
そんな中、今朝の福井新聞にこういう記事が載っていました。

「ソバの花は臭い」
※2012.10.18の福井新聞朝刊より

福井県内主要産地に広がるソバの花の臭いは、自家受粉できないソバが受粉するに必要な虫を呼び寄せるため。

福井県産そばは全国的にも特に香りがいいと評価が高いため、収穫量の半分は関東方面に出荷されています。作付面積も年々拡大し、昨年度は3,950ヘクタールと全国3位にまで大きくなりました。

でも、一つ問題が出始めています。
それは独特の鶏糞に似た「臭い」

ソバは花を咲かせると虫を呼び寄せるため独特の臭いを放ちます。
それはイネや麦のように自家受粉ではなく、別のソバ同士でないと受粉しない他家受粉なため、密を目当てに来る虫に頼る他に受粉できないからなんです。

最近特に臭いがキツイと感じるのは、福井県内の作付面積が広がっているからで、私のように子供のころからこの臭いに慣れている人間にとっては当たり前のことです。
臭いは花が咲いている数週間だけなので、限られた期間に虫を呼ぶ努力でそれが高品質で香り豊かな新そばになると考えてもらいたいですが、一般の方にとっては耐え難いかもしれません。

福井県内そばの主要産地に住まわれる方々への配慮もこれからは一つの課題として考えていかないと、ひたすら作付面積を広げていくだけではダメですね。

末吉の越前そば粉オンラインショップでは、早刈り新そば粉の予約受付中です。11月20日(土)まで

福井の新そばの中でも、先陣を切って登場する「早刈り新そば」。
通常のそばよりも早めて収穫をすることで、青みが強く香り高いそばとして多くのお客様にご好評をいただいております。しかし、収穫量が少なく数量が限られておりますのでご予約いただいたお客様へ優先してお届けしております。
採れたての若々しい新そばの香りとそばの甘みをお楽しみください。

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早刈り新そば予約ページ ※ご予約期間(~10月20日まで)

http://www.soba-sueyoshi.co.jp/yhy_index.html
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それでは、今日も頑張りましょう!

[10月18日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:18℃
石臼工場内湿度:67%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

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ソバの花の特徴は、長柱花と短柱花の2つの形があることで雄しべ雌しべの関係が異なることです。

おはようございます!

今朝は久しぶりに温かい風が吹く気持ちの良い青空が広がっています。
肌寒くもないし、暑いってこともなく、ちょうど良い気候ですね。

今週に入ってからちょっと空気が乾燥気味なのでそば粉の仕上がりが若干、乾燥気味です。日々の気候や湿度によってそばは空気中の水分を吸湿したり、排湿したりしますので、そば打ちの際にはそば粉に触れて加水量を加減してください。そば打ちの環境にもよりますが、ここ2,3日の加水率は2%ほど高くなっているかと思います。水回しの際に気をつけてください。

それでは本日もよろしくお願いします!

先週のブログで、ご紹介したtmyk.G3さんが撮影されたそば写真の第2弾です。今回も可憐な蕎麦の花の表情を押えた、素晴らしい写真をお楽しみください。

ソバの花の特徴は、長柱花と短柱花の2つの形があることで雄しべ雌しべの関係が異なることです。

一般にはあまり知られてませんが、ソバの花には長柱花と短柱花という2つの花の型があります。
長柱花というのは雌しべが雄しべより長くて、短柱花は雌しべが雄しべより短いんです。同じ形の花同士では受精はせず、交雑して初めて受精するので、受粉するためには飛び回る蜂や蝶などの昆虫の力が必要なんです。

ソバの花の特徴は、長柱花と短柱花の2つの形があることで雄しべ雌しべの関係が異なることです。

ご覧のように、ソバの花には白く小さな花びらが5枚あって、その中に外側に5本、内側に3本、計8本の雄しべ。そして中心部分には、いくつかに分かれた雄しべがあります。独特の香りを放つ蜜線もここにあります。

ソバの花の特徴は、長柱花と短柱花の2つの形があることで雄しべ雌しべの関係が異なることです。

ソバ栽培の難しいところは収穫が安定しないこと。
ソバは痩せた土地でもたいていの場所で育つことは育ちます。でも、収穫量の差が激しいんです。
例えば、ソバは寒暖差が大きいほど上質なそばが育つと言われますが、霜に弱いので冷えすぎるとダメになります。また播種(種まき)・発芽のあとの大雨や暑い日が続くことによって起こる高温障害、台風による横倒れなど、色々な問題があったため昔からソバが主作物にならなかったんでしょうね。

今回、写真と使わせていただいたtmyk.G3さんのブログアドレスはこちら。http://tmyk-log.jugem.jp/
いろんな植物や福井県内のイベントなど、色々な写真が掲載されていますので、ご覧ください。

今月25日前後に収穫予定の福井県産早刈り新そば。
末吉の越前そば粉オンラインショップでただいま行っております、早刈り新そば粉予約の受付期間が残り3日となりました。

福井の新そばの中でも、先陣を切って登場する「早刈り新そば」。
通常のそばよりも早めて収穫をすることで、青みが強く香り高いそばとして多くのお客様にご好評をいただいております。しかし、収穫量が少なく数量が限られておりますのでご予約いただいたお客様へ優先してお届けしております。

確実にご購入いただくために、ぜひこの機会にご予約をお待ちしております。
※予約特典としましてご購入金額に関係なく、全国送料無料にてお届けいたします。
採れたての若々しい新そばの香りとそばの甘みをお楽しみください。

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早刈り新そば予約ページ ※ご予約期間(~10月20日まで)

http://www.soba-sueyoshi.co.jp/yhy_index.html
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[10月17日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:20℃
石臼工場内湿度:50%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 | タグ: | ソバの花の特徴は、長柱花と短柱花の2つの形があることで雄しべ雌しべの関係が異なることです。 はコメントを受け付けていません

福井市二の宮の蕎麦屋十九では、石臼で細かく挽かれた香り高い打ちたての抜き実挽きそばが居心地の良い店内で食べられる。

おはようございます!

今日は朝露光る清々しい朝になりました。
でも、寒くて半袖ではもういれません。長袖上下で夜は冬布団が離せなくなってきました。
みなさま風邪などひかぬようご自愛ください。

弊社の近くにできた蕎麦屋十九さんで、ランチしてきました。

石臼で細かく挽かれた香り高い打ちたての抜き実挽きそばは、細かいセンスが光る居心地の良い店内の蕎麦屋十九で食べられる。

福井の定番、おろしそばとソースかつ丼のセットです。
蕎麦は福井県内産の丸抜き100%でじっくり細かく石臼製粉したそば粉を手打ちしていて、モチモチツルツル感のある麺に大根おろしがたっぷり入ってます。ダシは鰹の旨みが凝縮されていて辛味大根の辛味がピリッと舌を刺激します。

見た目には地味かもしれませんが、サッパリした蕎麦とこれまた見た目以上にあっさりした福井のかつ丼の組み合わせは最高に相性がいいんですよ。福井市内のそば店でご飯ものも食べられるところへ行けば必ずメニューにありますので、ぜひお試しください。

最近では歩くソースかつ丼として有名になったサバエドックや、越前大野市で生まれたしょうゆかつ丼(通称:SK)もじわりじわりと定着しています。福井の隠れた名物や地元民にとっては当たり前の食べ物が世に注目されるのは嬉しいですね。

それでは、今日も頑張りましょう!

[10月16日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:17℃
石臼工場内湿度:57%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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