おはようございます!
今朝は久しぶりに温かい風が吹く気持ちの良い青空が広がっています。
肌寒くもないし、暑いってこともなく、ちょうど良い気候ですね。
今週に入ってからちょっと空気が乾燥気味なのでそば粉の仕上がりが若干、乾燥気味です。日々の気候や湿度によってそばは空気中の水分を吸湿したり、排湿したりしますので、そば打ちの際にはそば粉に触れて加水量を加減してください。そば打ちの環境にもよりますが、ここ2,3日の加水率は2%ほど高くなっているかと思います。水回しの際に気をつけてください。
それでは本日もよろしくお願いします!
先週のブログで、ご紹介したtmyk.G3さんが撮影されたそば写真の第2弾です。今回も可憐な蕎麦の花の表情を押えた、素晴らしい写真をお楽しみください。
一般にはあまり知られてませんが、ソバの花には長柱花と短柱花という2つの花の型があります。
長柱花というのは雌しべが雄しべより長くて、短柱花は雌しべが雄しべより短いんです。同じ形の花同士では受精はせず、交雑して初めて受精するので、受粉するためには飛び回る蜂や蝶などの昆虫の力が必要なんです。
ご覧のように、ソバの花には白く小さな花びらが5枚あって、その中に外側に5本、内側に3本、計8本の雄しべ。そして中心部分には、いくつかに分かれた雄しべがあります。独特の香りを放つ蜜線もここにあります。
ソバ栽培の難しいところは収穫が安定しないこと。
ソバは痩せた土地でもたいていの場所で育つことは育ちます。でも、収穫量の差が激しいんです。
例えば、ソバは寒暖差が大きいほど上質なそばが育つと言われますが、霜に弱いので冷えすぎるとダメになります。また播種(種まき)・発芽のあとの大雨や暑い日が続くことによって起こる高温障害、台風による横倒れなど、色々な問題があったため昔からソバが主作物にならなかったんでしょうね。
今回、写真と使わせていただいたtmyk.G3さんのブログアドレスはこちら。http://tmyk-log.jugem.jp/
いろんな植物や福井県内のイベントなど、色々な写真が掲載されていますので、ご覧ください。
今月25日前後に収穫予定の福井県産早刈り新そば。
末吉の越前そば粉オンラインショップでただいま行っております、早刈り新そば粉予約の受付期間が残り3日となりました。
福井の新そばの中でも、先陣を切って登場する「早刈り新そば」。
通常のそばよりも早めて収穫をすることで、青みが強く香り高いそばとして多くのお客様にご好評をいただいております。しかし、収穫量が少なく数量が限られておりますのでご予約いただいたお客様へ優先してお届けしております。
確実にご購入いただくために、ぜひこの機会にご予約をお待ちしております。
※予約特典としましてご購入金額に関係なく、全国送料無料にてお届けいたします。
採れたての若々しい新そばの香りとそばの甘みをお楽しみください。
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早刈り新そば予約ページ ※ご予約期間(~10月20日まで)
http://www.soba-sueyoshi.co.jp/yhy_index.html
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[10月17日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)、越前市産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:20℃
石臼工場内湿度:50%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生。
■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ。
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