2013年度産の越前早刈り新そば粉ネット予約を終了させていただきました。

おはようございます!

今朝は一面に霧が張り、いかにも寒そうな景色が広がって福井にも着々と冬が近づいているなと感じました。
まだまだ秋の味覚、行楽が楽しい時期です。寒くなる前に思いっきり体を動かしておきたいですね。今日もよろしくお願いします。

さて、9月末に開始しました「越前早刈り新そば粉のネット予約」は、10月20日をもって終了させていただきました。本年もたくさんのご予約をいただきましてありがとうございます。

今年は何度も台風に悩まされておりますので例年より作柄はを期待できないかもしれないとの話もありますが、美味しい新そばが収穫されることを願って期待して待っていたいと思っています。福井県内の蕎麦畑はまだ栽培中で、10月末ごろから11月初旬にかけて時期を見て刈取りが始まるでしょう。お届けまでもうしばらくでございます。どうぞ楽しみに。

越前早刈り新そばのご予約をいただかなかったお客様は、11月初旬頃に新そばが入荷しましたら早刈り新そば粉の一般販売を開始いたしますのでご安心ください。しかしながら、越前早刈り新そば粉は収穫量が非常に少ない商品の為、今のところ11月初旬から12月中旬頃までの期間限定販売とさせていただきます。ご注文数量によっては販売期間を待たずに終了となる場合がありますので、なるべくお早目のご注文をお願いいたします。

以上、よろしくお願いいたします。

[10月21日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:19℃
石臼工場内湿度:75%
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【2013年 福井そば畑レポート】台風でソバが横倒れになった越前町のそば畑は、花や結実した実も飛ばされていました。

おはようございます!

本日土曜日は、午前中営業いたします。
でも、おそらく15時くらいまでは会社の中に誰かおりますので閉まっていてもインターホンを押していただければ、挽きたてのそば粉をご用意いたします。

朝一番の配達で越前町まで行ったついでにその辺りのそば畑を見てきたんですが、今年の新そばの出来は良いとは言えないかもしれません。

【2013年 福井そば畑レポート】台風による強風でソバが横倒れになった越前町のそば畑は、結実した実が飛ばされてまばらになっていました。

越前町は周りに大きな山が無く海が近いこともあって、奥越前の大野市、勝山市に比べ被害が大きいような印象を受けました。度重なる台風によってソバが倒れ、一部折れているものも確認できます。

【2013年 福井そば畑レポート】台風による強風でソバが横倒れになった越前町のそば畑は、結実した実が飛ばされてまばらになっていました。

強風の影響で花はもちろん、結実したばかりの実や葉が飛ばされてしまって、半分ほどになってしまった実もくすんだ色に熟し始めていました。この状態で収穫しても量もさることながら品質もあまり良くは仕上がってこないでしょう。農家さんのやりきれない気持ちが伝わってくるようです。自然相手の厳しさ、難しさを感じます。

【2013年 福井そば畑レポート】台風による強風でソバが横倒れになった越前町のそば畑は、結実した実が飛ばされてまばらになっていました。

今週末は福井市内周辺のそば畑を見て回りたいと思います。
今年は生育が遅れている為、新そば入荷まであと2週間~3週間ほどお待ちいただくことになりそうです。

[10月19日(土)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:18℃
石臼工場内湿度:56%
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【2013年 福井そば畑レポート】有機栽培の里である大野市阪谷地区は、奥越前の中でも高品質のソバが獲れることで有名です。

おはようございます!
今朝の福井市は曇っているようで晴れている。でもスッキリしないグズついたような空が広がっています。気温は低めで半袖では少々寒いので、今日は長袖で作業しています。

みなさんお待ちいただいております早刈り新そばですが、今年の入荷は11月2週目くらいにずれ込みそうです。
本来、10月末頃に入荷して11月早々にお届けできるのですが、今年に関しては台風の数が大すぎます。直撃を含めて合計4回の台風接近で生育が遅れ、強風によって花や結実したばかりの実が飛ばされるなど、収穫量に影響する被害が数多く報告されておりまして、私どもとしましては非常に不安で苦しい日々を過ごしております。
現在もまた大きな台風が発生して日本に近づいていますし、実が熟してくるこの大切な時期にこれ以上被害に遭うことになるというのは非常にまずいです。かと言って未熟すぎる今の段階ではとても収穫できませんし、自然相手の難しさを感じています。収穫されてみませんと確かなことは言えませんが、この調子でいくと不作でしかも作柄もそれほど良くない状況も覚悟しないといけません。

そんな中で有機栽培の里である大野市の阪谷地区を視察してきました。

【2013年 福井そば畑レポート】有機栽培の里である大野市阪谷地区は、奥越前の中でも高品質のソバが獲れることで有名です。

この阪谷地区は福井県内主要産地である奥越前大野市の中で最も品質の良いソバが獲れることで有名なエリアです。

【2013年 福井そば畑レポート】有機栽培の里である大野市阪谷地区は、奥越前の中でも高品質のソバが獲れることで有名です。

先週末に行ったときはまだ全体的に花が咲いていて、その下から青白いそばの実が顔を出していました。大野市街地より高い位置にある阪谷地区は山からのきれいな水が至る所から流れていて、冷たい風がサラサラの吹いています。お米を収穫した後の藁を焼いている姿や香りものどかで心が安らぎます。

【2013年 福井そば畑レポート】有機栽培の里である大野市阪谷地区は、奥越前の中でも高品質のソバが獲れることで有名です。

阪谷地区から大野市街方面を眺めます。

【2013年 福井そば畑レポート】有機栽培の里である大野市阪谷地区は、奥越前の中でも高品質のソバが獲れることで有名です。

水の流れ、鳥や虫が飛び回る音、風の音以外、何も聞こえません。
何回、深呼吸したでしょうか。とても気持ちが良いです。

【2013年 福井そば畑レポート】有機栽培の里である大野市阪谷地区は、奥越前の中でも高品質のソバが獲れることで有名です。

収穫まで残りあと2週間ほど。良いソバに育ってほしい!という希望と願いを込めて今日も美味しい越前そば粉を挽いていきます。
明日土曜日は、午前中営業です。本日もよろしくお願いします。

[10月18日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:16℃
石臼工場内湿度:48%
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若狭美浜の道の駅『五湖の駅』から届いた旬の肴と地酒で、そば談義しながら晩酌を楽しみました。

おはようございます!

10年に一度の大型台風により一昨日は雨風がすさまじく、眠りの浅い僕は風の音で夜通し眠れませんでした。
これで3回目の台風。1発目は9月の直撃、2発目は10月初め。今朝、契約農家さんが来られたのでソバの状況をお聞きしましたが、当然、表情は良くありません。
開花前のつぼみや開花したソバの花は強風で飛ばされ、結実した実も一部飛ばされている為、全体の収穫量としてかなり少なくなるだろうとのお話でした。今年の新そばは一体、どうなるんでしょうか。もうやりきれない気持ちで心が折れます本当に。

さて、少し気分を変えて美味しい話にしましょう。
先日、若狭美浜の道の駅『五湖の駅』から美味しい肴とお酒、そしてもぎたてすだちが届きました。
五湖の駅限定で販売されている早瀬浦の酒かす仕込みへしこ、田村長さんのオイルサーディンと蟹みそ、そして早瀬浦の純米吟醸酒。

若狭美浜の道の駅『五湖の駅』から届いた旬の肴と地酒で、そば談義しながら晩酌を楽しみました。

酒かす仕込みのへしこはそのまますだちを絞っていただきます。
塩分控えめで噛むほどにへしこの旨みと酒かすの香りが広がって最後にすだちの酸味で後引く美味しさ。

若狭美浜の道の駅『五湖の駅』から届いた旬の肴と地酒で、そば談義しながら晩酌を楽しみました。

肉厚のオイルサーディンは麻王伝兵衛さんの新鮮野菜、玉ズッキーニ、オクラとともにグリルしてこれまたすだちを絞りました。
これだけ魚感を主張してくるオイルサーディンは始めてで、旨みの詰まったオイルを吸ったズッキーニが最高に美味しかったです。

若狭美浜の道の駅『五湖の駅』から届いた旬の肴と地酒で、そば談義しながら晩酌を楽しみました。

今年のソバの作柄はどうか・・ここ10年の福井のソバどうだったか・・昔と今のお客様の変化とニーズの違いなど話すうちに一升瓶の早瀬浦がどんどん消えていきます(笑)
すべて若狭の幸で昨晩は大いに楽しむことができて幸せでした。

若狭美浜の道の駅『五湖の駅』から届いた旬の肴と地酒で、そば談義しながら晩酌を楽しみました。

足湯も食事も楽しめる若狭美浜の道の駅『五湖の駅』。
ちょっと休憩しようかな・・と思うところにちょうどあるんですよね。
僕のお薦めスポットです。

[10月17日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:17℃
石臼工場内湿度:56%
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【2013年 福井そば畑レポート】奥越大野市では、大野在来種を使用して完全無農薬の早刈りそばと完熟そば、特別有機栽培のそばを作っています。

おはようございます!
連休が明け、みなさんお疲れではないでしょうか?

各地で体育大会や収穫祭などの食イベント、行楽地はたくさんの人で賑わい、普段、車がが少ない北陸自動車道もこの連休ばかりはかなりの交通量でした。福井のそば屋さんも忙しかったようです。ドライバー担当のお父さん、本当にお疲れ様でした。

さて、福井のソバ畑も実が付き始めて、収穫まで残り数週間といよいよ大詰めを迎えます。
今回は奥越大野市のそば畑。

【2013年 福井そば畑レポート】奥越大野市では、大野在来種を使用して完全無農薬の早刈りそばと完熟そば、特別有機栽培のそばを作っています。

福井県では虫よけに使用する薬品を除いて、ソバ栽培に関する農薬の使用を認めていません。その為、県内すべての産地では地元在来種を完全無農薬で栽培しています。大野市では大野在来種の種そばを使い、早刈りそばと完熟そば、そして一部限られた農家さんで特別有機栽培の玄そばを作っています。

【2013年 福井そば畑レポート】奥越大野市では、大野在来種を使用して完全無農薬の早刈りそばと完熟そば、特別有機栽培のそばを作っています。

大きな山に囲まれた広大なそば畑は空気が甘く田舎の香りに満ちているし、水路を流れる水はキラキラと澄みきって透明度抜群。
この環境でこの水でこの土で育つソバは、そりゃ旨いはずだ!と収穫前から出来を予見できるくらい素晴らしい自然環境です。

【2013年 福井そば畑レポート】奥越大野市では、大野在来種を使用して完全無農薬の早刈りそばと完熟そば、特別有機栽培のそばを作っています。

しっかりと地に根を生やしたソバは嵩高く、僕(185㎝)の腰上くらいまで成長してきました。
茎のすそは真っ赤に染まって固くなり、白い花の下からソバの実が顔をのぞかせています。

あと少し・・あと少し・・
良いソバが収穫できますようにとの思いを込めました。

[10月15日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:雨
石臼工場内室温:19℃
石臼工場内湿度:61%
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【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

おはようございます!
今日の福井市内は早朝雨が降っていたのですが、今は晴れております。
台風が過ぎてからちょっと天候が安定しない感じです。今日は半日営業しております。よろしくお願いします。

先日、社長が契約農家さんの畑へ赴き、現状確認と収穫時期についてお話をお聞きしたところ、10月末ごろの新そば入荷はかなり厳しいというお話でした。
理由は9月の台風直撃によって生育が例年より1週間ほど遅れていること。そして、先日の台風による被害で実がかなり落ちてしまっているそうです。収穫までの天候によっては予定通りとなる可能性もありますが、それでも今の生育状況では10月中の納品が厳しいということです。このままお天気が回復して安定することを祈っています。

さて、今回は永平寺町のそば畑です。

【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

永平寺町産のソバは曹洞宗大本山永平寺の麓を流れる豊富な山水や、九頭龍川に乗って奥越から流れるミネラルたっぷりの水で栽培されます。

【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

日昼は暖かいものの、夜になれば一気に気温が下がり朝は霧が張るほど気温差が大きいので、実がそんなに大きく育ちません。福井県産のソバの中でも永平寺町産の玄そばは一際、小粒です。しかし、しっかりと熟してから刈り取った玄そばは濃厚な甘みと香ばしい香りが強く、永平寺産じゃないと満足できないというファンの方は少なくありません。

【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

ちょうど今、満開を迎えたばかりで花の下に実はまだ確認できません。
来週くらいからポツポツと実が見えてきそうな感じでした。
台風の影響を極力受けていなければいいのですが。

次回は奥越大野市に参ります。

[10月12日(土)]
玄そば産地:福井県勝山市産(完熟そば)、大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:60%
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【2013年 福井そば畑レポート】カガセイフン工場からこぼれ落ちたそばの実が敷地内で根付き、花が咲き、結実しました。

おはようございます!

昨晩は一晩中、台風による強い風の通る音がしていて、そばの実が飛ばされないか、茎が折れないか、全体的に列伏しないか心配でした。今でも外の看板が大きく揺れるくらい強い風が吹いてますし、いろんなものが飛んでくるので、おそらくそばの畑も被害ゼロではないと思うんです。
福井の新そば収穫まで残すところあと20日ほどとなってきたこの大事な時に再び台風に遭う。勘弁してくれよ・・と気持ちが萎えます。今はとにかく1俵でも多くのソバが収穫できることを祈っています。

カガセイフン石臼製粉工場からポロポロとこぼれ落ちたそばの実がコンクリートの隙間に落ちて、いつのまにやら根付いて花も咲かせ、幸運にも実をつけました。

【2013年 福井そば畑レポート】カガセイフン工場からこぼれ落ちたそばの実が敷地内で根付き、花が咲き、結実しました。

昨年、同時期にブログで書いたんですが、ソバには「長柱花」と「短柱花」の2種類のタイプが存在します。
長柱花は雌しべが雄しべより長く、短柱花は雌しべが雄しべより短い。同じ形の花同士では受粉せず、互いが交雑して初めて受粉するので、結実させるには飛び回る蜂や蝶などの昆虫の力が必要不可欠なんです。

【2013年 福井そば畑レポート】カガセイフン工場からこぼれ落ちたそばの実が敷地内で根付き、花が咲き、結実しました。

こういう僻地でひょろっと出てきたソバが受粉して結実する場合、自分が長柱花なら近くに短柱花があり、また自分が短柱花なら近くに長柱花がないといけません。あるいは近隣にそば畑が広がっているかです。しかも、どこに居るとも限らない虫が偶然にも表れて両方を掛け合わせない事には結実まで行きません。偶然が偶然を呼び、見事に結実したわけです。

そば畑の被害が気になりますが、朝からちょっと嬉しくなった出来事でした。
今日も1日、よろしくお願いします。

[10月9日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:61%
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【2013年 福井そば畑レポート】華やかな香りと色味の良い早刈りそばを栽培する丸岡町は、広大なそば畑に真っ白の花が満開を迎えています。

おはようございます!
昨日に引き続き生ぬるい朝を迎えました。

先週まで順調に気温が下がり昼夜の寒暖差も理想的な状況になってきたのでソバにとっては好条件だなと思っていましたが、ここにきて夏日になったりしている影響で寒暖差が狭くなってきています。ソバの成長に関しては問題ないですが、夜の冷え込みがないと味や香りが大味になってしまいます。今はそこが一番心配しているところです。

さて、今日は平野部の丸岡町のそば畑を見てきました。
山々を背にして広大な敷地に見渡す限り真っ白のそばの花が今、満開を迎えています。

【2013年 福井そば畑レポート】華やかな香りと色味の良い早刈りそばを栽培する丸岡町は、広大なそば畑に真っ白の花が満開を迎えています。

丸岡町は丸岡在来種を使用した早刈りそばを全域で栽培している地域です。
風に揺られて首を振っているように見えるモコモコの花がかわいくてとてもきれいです。

【2013年 福井そば畑レポート】華やかな香りと色味の良い早刈りそばを栽培する丸岡町は、広大なそば畑に真っ白の花が満開を迎えています。

辺りは山から優しく吹いてくる冷たい風にのって、ソバの花が発する肥料のような独特の臭いに包まれています。この臭いは今週が最も強くなってくるでしょう。

【2013年 福井そば畑レポート】華やかな香りと色味の良い早刈りそばを栽培する丸岡町は、広大なそば畑に真っ白の花が満開を迎えています。

やっと満開になった感じなのでまだ実らしきものは確認できません。
今ちょうど交配中で、来週くらいから結実していくんじゃないかと思います。

【2013年 福井そば畑レポート】華やかな香りと色味の良い早刈りそばを栽培する丸岡町は、広大なそば畑に真っ白の花が満開を迎えています。

台風の影響による成長の遅れもあったかと思いますが、前回の福井市河合地区の方が生育状況は早いです。
今後、今月末ごろに河合地区は完熟で、丸岡町は早刈りでほぼ同時期に収穫を迎えるだろうと思います。

次回は永平寺町の畑をリポートします。

[10月8日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:63%
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新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、太く長いそばが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

おはようございます!

今日の福井は真夏日だそうです笑
いったい今何月だよ!というくらい日差しが強く暑いです確かに。空もどことなく夏空に戻ってるかのような雲が浮かんでます。
この暑い状況って今週続くのでしょうか・・10月過ぎてこの気温はさすがに体に堪えます。早く熱燗の美味しい季節になってほしいとつくづく思いますね。今週もよろしくお願いします。

昨日は幼馴染の友人宅で仲間を集ったそば打ち会をやりました。
そば打ち教室とか公民館などでそば打ちをすることはあっても、自宅ですることってなかなかないので新鮮な体験でした。

今回用意したそば粉は、北海道納内産の新そば粉、福井大野市産の粗挽きそば粉【吉峰】、福井永平寺町産の挽きぐるみそば粉【越前】、そして福井丸岡町産のそばがき蕎麦粉【一乗】の全部で4種類。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

まずはそば打ちの要、水まわし。
そば打ちは文字と同じように打ち手の人柄が出るといいますが、実は大雑把、意外と几帳面、細かいことは気にしないなど、今回はまさに性格が打ち筋に全面に出た楽しいそば会でした。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

のし棒に巻きつけて延ばしていきます。
1回のそば打ちで500gほどの量なら家庭の4人用テーブルで十分できます。
普段使わない筋肉ややり慣れない作業にみなさん汗かきかきで打っていました。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

そば打ちの華と言われる切りです。
重く大きなそば切り包丁でも普段からお料理している主婦は使い方がとても上手です。
こま板の手の添え方も様になってます。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

大人子供みんなそれぞれに手が加わって完成したお蕎麦。
左から【吉峰】粗挽きそ蕎麦、【越前】丸挽き蕎麦、北海道産新そばです。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

実はそばを打つ前に早く集まったメンツで一杯やりました。
【一乗】で作った蕎麦掻と日本酒を冷で。
もちもちトロトロのねっとりしたそばがきに大根おろしの辛味が程よいアクセントになって、冷たく冷えた日本酒が最高の組み合わせでした。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

さて、最初のお蕎麦は北海道産新そば。これを大根おろしを加えたおろしダシでいただきます。
太いのがあったり細いのがあったり切れていたり、食感の違いが美味しいんですよね。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

続いて大野市産の粗挽きそば。
粗挽きなので麺は少しボロボロになってしまいましたが、噛むほどに蕎麦の甘みが感じられる一杯に仕上がりました。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

ここで箸休め。
先ほどのそばがきを海苔で巻いて油で揚げたおつまみ蕎麦。
香ばしくてモチモチでふわふわで、海苔の塩気と磯の香りがたまらん1品でした。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

〆は永平寺町産の挽きぐるみ蕎麦をすだちおろしでいただきます。
すだちの香りとやさしい酸味が出汁に加わって、最後の一滴まで飲み干す幸せいっぱいの美味しいお蕎麦でした。

新そばから田舎そばまで日本酒と味わう贅沢な食事会は、そば打ちが繋ぐ楽しいご縁に恵まれました。

蕎麦を打って、食べて、呑んで、笑って・・。
みんなが笑顔で楽しそうで、そば打ちが交友を広げてより深いものにしてくれました。
失敗してしなくても、みんなで笑いながらやるそば打ちって本当に楽しいですよ。

[10月7日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:74%
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【2013年 福井そば畑レポート】福井市河合地区の満開のソバ畑は、茎のスネが徐々に赤みを帯びてきました。

おはようございます!
今日は福井マラソンが行われています。
お天気にも恵まれて金木犀の香りがほのかに漂ってくる中、大勢のランナーたちが思い思いの格好で走っているんでしょうね。
僕は走るの大っ嫌いなのでマラソンなんて口にするのも嫌ですが、楽しくケガ無く参加者全員が無事完走してほしいと思います。

さて、満開を迎えている福井県内のそば畑ですが、今回は弊社工場から近い福井市河合地区のそば畑を見てきました。

【2013年 福井そば畑レポート】福井市河合地区の満開のソバ畑は、茎のスネが徐々に赤みを帯びてきました。

だいぶ茎のすねが赤く染まり、花が枯れながら白い実が育っています。
この白いソバの実が日ごとに大きく色が濃くなっていきます。

【2013年 福井そば畑レポート】福井市河合地区の満開のソバ畑は、茎のスネが徐々に赤みを帯びてきました。

ソバの花の独特の肥料に似た香りに寄せられて、たくさんの虫が飛び交っています。
人間にとってはお世辞にも良い香りとは言えないソバの花ですが、虫にとってはご馳走級の香りなんでしょうね。

【2013年 福井そば畑レポート】福井市河合地区の満開のソバ畑は、茎のスネが徐々に赤みを帯びてきました。

日照条件によって畑ごとの成長具合に多少ばらつきがありますが、河合地区のそば畑は概ね結実しており、満開を終えてこれから徐々に畑が茶色く変化していきます。

【2013年 福井そば畑レポート】福井市河合地区の満開のソバ畑は、茎のスネが徐々に赤みを帯びてきました。

これからの時期が一番大事。
今、台風にやられたら一発アウトなので、天にも祈る気持ちで育ちきって欲しいと思います。

[10月6日(日)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:67%
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