おはようございます!
今日の福井は真夏日だそうです笑
いったい今何月だよ!というくらい日差しが強く暑いです確かに。空もどことなく夏空に戻ってるかのような雲が浮かんでます。
この暑い状況って今週続くのでしょうか・・10月過ぎてこの気温はさすがに体に堪えます。早く熱燗の美味しい季節になってほしいとつくづく思いますね。今週もよろしくお願いします。
昨日は幼馴染の友人宅で仲間を集ったそば打ち会をやりました。
そば打ち教室とか公民館などでそば打ちをすることはあっても、自宅ですることってなかなかないので新鮮な体験でした。
今回用意したそば粉は、北海道納内産の新そば粉、福井大野市産の粗挽きそば粉【吉峰】、福井永平寺町産の挽きぐるみそば粉【越前】、そして福井丸岡町産のそばがき蕎麦粉【一乗】の全部で4種類。
まずはそば打ちの要、水まわし。
そば打ちは文字と同じように打ち手の人柄が出るといいますが、実は大雑把、意外と几帳面、細かいことは気にしないなど、今回はまさに性格が打ち筋に全面に出た楽しいそば会でした。
のし棒に巻きつけて延ばしていきます。
1回のそば打ちで500gほどの量なら家庭の4人用テーブルで十分できます。
普段使わない筋肉ややり慣れない作業にみなさん汗かきかきで打っていました。
そば打ちの華と言われる切りです。
重く大きなそば切り包丁でも普段からお料理している主婦は使い方がとても上手です。
こま板の手の添え方も様になってます。
大人子供みんなそれぞれに手が加わって完成したお蕎麦。
左から【吉峰】粗挽きそ蕎麦、【越前】丸挽き蕎麦、北海道産新そばです。
実はそばを打つ前に早く集まったメンツで一杯やりました。
【一乗】で作った蕎麦掻と日本酒を冷で。
もちもちトロトロのねっとりしたそばがきに大根おろしの辛味が程よいアクセントになって、冷たく冷えた日本酒が最高の組み合わせでした。
さて、最初のお蕎麦は北海道産新そば。これを大根おろしを加えたおろしダシでいただきます。
太いのがあったり細いのがあったり切れていたり、食感の違いが美味しいんですよね。
続いて大野市産の粗挽きそば。
粗挽きなので麺は少しボロボロになってしまいましたが、噛むほどに蕎麦の甘みが感じられる一杯に仕上がりました。
ここで箸休め。
先ほどのそばがきを海苔で巻いて油で揚げたおつまみ蕎麦。
香ばしくてモチモチでふわふわで、海苔の塩気と磯の香りがたまらん1品でした。
〆は永平寺町産の挽きぐるみ蕎麦をすだちおろしでいただきます。
すだちの香りとやさしい酸味が出汁に加わって、最後の一滴まで飲み干す幸せいっぱいの美味しいお蕎麦でした。
蕎麦を打って、食べて、呑んで、笑って・・。
みんなが笑顔で楽しそうで、そば打ちが交友を広げてより深いものにしてくれました。
失敗してしなくても、みんなで笑いながらやるそば打ちって本当に楽しいですよ。
[10月7日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:74%
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