【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

おはようございます!
今日の福井市内は早朝雨が降っていたのですが、今は晴れております。
台風が過ぎてからちょっと天候が安定しない感じです。今日は半日営業しております。よろしくお願いします。

先日、社長が契約農家さんの畑へ赴き、現状確認と収穫時期についてお話をお聞きしたところ、10月末ごろの新そば入荷はかなり厳しいというお話でした。
理由は9月の台風直撃によって生育が例年より1週間ほど遅れていること。そして、先日の台風による被害で実がかなり落ちてしまっているそうです。収穫までの天候によっては予定通りとなる可能性もありますが、それでも今の生育状況では10月中の納品が厳しいということです。このままお天気が回復して安定することを祈っています。

さて、今回は永平寺町のそば畑です。

【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

永平寺町産のソバは曹洞宗大本山永平寺の麓を流れる豊富な山水や、九頭龍川に乗って奥越から流れるミネラルたっぷりの水で栽培されます。

【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

日昼は暖かいものの、夜になれば一気に気温が下がり朝は霧が張るほど気温差が大きいので、実がそんなに大きく育ちません。福井県産のソバの中でも永平寺町産の玄そばは一際、小粒です。しかし、しっかりと熟してから刈り取った玄そばは濃厚な甘みと香ばしい香りが強く、永平寺産じゃないと満足できないというファンの方は少なくありません。

【2013年 福井そば畑レポート】地産地消のソバ産地である永平寺町は今が一番きれいな満開で、これから結実の時期を迎えます。

ちょうど今、満開を迎えたばかりで花の下に実はまだ確認できません。
来週くらいからポツポツと実が見えてきそうな感じでした。
台風の影響を極力受けていなければいいのですが。

次回は奥越大野市に参ります。

[10月12日(土)]
玄そば産地:福井県勝山市産(完熟そば)、大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:60%
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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク