【満点☆青空レストラン(福井県美浜町)】で、へしこバター&チーズを使ったそば粉のニョッキが紹介されました。[2015.4.18放送]

2015.4.18(土)に放送された【満点☆青空レストラン】で福井県美浜町の郷土保存食「へしこ」が特集されました。

【満点☆青空レストラン(福井県美浜町)】で、へしこバター&チーズを使ったそば粉のニョッキが紹介されました。[2015.4.18放送]

宮川大輔さんとロッチのお二人が鯖をさばくところから実際にへしこ作りを体験し、出来立てを試食したときの表情はとても印象的でした。また、へしこに大根をはさんだお刺身が本当に美味しそうで、絵面だけでお酒が吞めそうでした(笑)

番組後半では、今回のお取り寄せ商品「へしこチーズ」と「へしこバター」を使って、福井市の初味寿司本店の松谷亨さんと、同じく福井市のフレンチレストランJardei(ジャルダン)の松谷欽巳シェフが福井県産そば粉のニョッキを紹介されていました。この二人はご兄弟で寿司職人がお兄様、フレンチシェフが弟様という料理一族という間柄。お二人には本当にいつもお世話になっていて、いつも身近な方々をテレビで拝見するのが不思議な感じでしたがいい雰囲気でした。

宮川大輔さんを始め、ロッチのお二人、そして今回は300回記念放送だったらしく大勢の関係者が来福されたそうで、福井の蕎麦をへしこと一緒にたくさんの方々にお召し上がりいただけたのはこの上ない喜びで感謝の気持ちでいっぱいです。

「へしこチーズ」と「へしこバター」のお問い合わせは、初味寿司本店

[4月21日(火)]
天気:雨
石臼工場内室温:12℃
石臼工場内湿度:63%
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秘密のケンミンショ―(show)で取り上げられた福井の蕎麦は、越前そばの見吉屋本店(福井市)です。[2015.5.14放送]

福井市内は八重桜が開花しています。
来週にはもこもこの満開になるでしょう。美味しそうな八重桜が大好きなのでとても楽しみです。

さて、来る5月14日(木)夜9:00放送のカミングアウトバラエティー秘密のケンミンショ―で、福井市順化にある越前蕎麦の見吉屋本店さんが紹介されます。

越前そばの見吉屋本店は、昭和7年創業の福井を代表する老舗の名店

見吉屋本店さんは福井の繁華街である片町にあります。
福井駅から徒歩8分でアクセスできる好立地と伝統の確かな味で、地元や県外の蕎麦ファンを魅了し続けています。福井には「ソースカツ丼」や「竹田のあぶらげ」を始めとする名物がたくさんありますが、その中でも僕は越前そばこそ福井県民に愛されるスローフードの代表だと思っているので、今回の番組をとても楽しみにしています。

【秘密のケンミンショ―(福井)】で越前そばの見吉屋本店が取り上げられます。[2015.5.14放送]

加賀健太郎的!見吉屋本店で注文してしまうメニュー第1位「岩のりおろしそば」

たくさんある見吉屋のメニューの中で勝手にランキングを付けるなら、第1位は文句なしで岩のりおろしそばです。キリッと角が立ち、薄らと透明感のある福井県産のそばは上品な甘みとつるつるしたのど越し、鼻の奥から良い香りがします。大根おろしのたっぷり入った出汁をぶっかけると岩のりがやわらかくなって蕎麦にまとわりつき、また焼いた薄揚げが香りと食感のアクセントになって実に満足できる1杯となっています。たくさん蕎麦のメニューがありますけど、ぜひ食べていただきたいおろし蕎麦の一つです。

【秘密のケンミンショ―(福井編)】にて、越前そばの見吉屋本店(福井市)が紹介されます。[2015.5.14放送]

福井のそば店では蕎麦以外にも通年でラーメンや季節限定の冷麦が食べられたりします。
そば店のラーメンだからと言っても専門店に引けを取りません。そば店ならではの和風出汁の聞いたスープはラーメン屋に肩を並べるほどのクオリティがあったりするので、蕎麦よりラーメンの方が人気というお店もあります。見吉屋本店のラーメンも旨いですよ。ぜひお試しください。

ケンミンショーの収録には、若女将が実際にスタジオに行って大根をおろし、越前おろし蕎麦を作ってきたそうです。福井の越前そばがどのように紹介されるか、5月14日(木)のオンエアーがとても楽しみです。

※この記事の画像は見吉屋本店サイトより転載

[越前そば 見吉屋本店]
〒910-0023 福井県福井市順化1丁目11番3号
TEL:0776-23-3448/0776-23-3429

◆営業時間◆
11:00~21:00(LO.20:30)

◆駐車場◆
15台(バス可能)

◆定休日◆
毎週日曜日(祝日が月曜の場合は日月連休)

[4月16日(木)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:14℃
石臼工場内湿度:49%
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カガセイフンの業務用そば粉は、挽きたての品質を守り水漏れと破損防止のため密封性を高めた紙袋と頑丈な外箱に入れてお届けしています。

おはようございます!
桜満開で春心地だったのに、今朝はひどく寒い・・。
東京ではこの季節に降雪だというから驚きです。福井もこの気温だと積雪もあるかもしれませんね。ノーマルタイヤにしてしまったので、今から雪が降られると困ります。

だんだんと暖かくなってきますと、人の動きが活発になるのでそば店も忙しくなり、それに伴ってそば粉屋も少しずつ活気が出てきます。過ごしやすくなるのは気分がいいものです。

でも生鮮食品を取り扱う我々としては、気温が上がるのはいいことばかりではありません。
気温が上がるとそば粉の鮮度は下がりやすくなり、品質維持も難しくなります。

お客様に美味しく食べていただくまで、私たちには品質管理の責任がある

個人様にお届けしている商品はアルミ袋または、ビニール袋にて真空包装してお出ししているので、冷暗所にて保存していただいていれば未開封なら約1ヵ月は美味しくお召し上がりいただけます(開封後は早々にお召し上がりいただかないとすぐに香りが抜けてしまいます)。

でも、営業店様などは使用量やコスト面から大口の業務用サイズ(紙袋)にてお届けしているので、密封包装ができず口をしっかり閉めて冷暗所保存しても品質維持についてはアルミパック真空包装には及びません。

気密性の高い丈夫な紙袋はできないものか・・
さらに、そば打ちする際に水が紙袋にかかっても水分の浸透を防げないか・・

そば店や料亭・割烹、ガレット店、レストランのシェフなどに気持ちよくそば粉を使っていただいて、かつお客様に美味しく食べていただくまで私たちには品質管理の責任があると以前から強く思っていました。

そこで・・

カガセイフンでは業務用そば粉を入れる紙袋の「素材」を見直し改良しました。

カガセイフンの業務用そば粉は、挽きたての品質を守り水漏れと破損防止のため密封性を高めた紙袋と頑丈な外箱に入れてお届けしています。

3枚1組になっている業務用サイズの紙袋ですが、そのうちの1枚にビニール加工を施して気密性の向上と水の浸透を防ぎ、より丈夫な袋に改良しました。内外の空気の行き来が大幅に抑えられることで蕎麦粉の品質劣化を防ぎ、配達の際には雨による水分の浸透被害もなくなりました。
また発送する際は、この袋に入ったそば粉をさらに安全に配送してもらえるよう2重構造の頑丈な外箱に入れて、運送中の破損リスクにも配慮しています。

挽きたて新鮮なそば粉を美味しい内にお客様に提供していただきたい、そして食べていただきたいから、カガセイフンではそば粉の包装・梱包資材にもこだわります。まだまだできることがありますので、お客様と共に少しずつ少しずつ改良を重ねながらお客様にご満足いただける蕎麦粉づくりを心がけていきます。

[4月8日(水)]
天気:曇り
石臼工場内室温:7℃
石臼工場内湿度:42%
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福井の「おろし蕎麦」は「越前そば」とも言われ、武生市(現:越前市)で発祥し江戸初期に庶民に定着した健康食です。

敦賀気比高校が春の選抜野球で優勝してから、気持ちが高揚してナチュラルハイというか確変みたいになってる加賀健太郎です。先週から雨降りで晴れ間のない日が続いていますが、今週も気分よく頑張ります!

福井の桜の名所である足羽河原の桜並木は、優勝による県民の喜びエネルギーがあまりにも大きかったからか例年より早く満開になり、雨足が強くても夜遅くまでたくさんの人がお花見に来ていました。

福井の「おろし蕎麦」は「越前そば」とも言われ、武生市(現:越前市)で発祥し江戸初期に庶民に定着した健康食です。

今がまさに満開!
素晴らしい景色です。

写真だとスケールの大きさが分からないんですよね。
ぜひこの季節の福井市へお越しいただいて、実物の桜並木トンネルを歩いてほしいです。

福井の「おろし蕎麦」は「越前そば」とも言われ、武生市(現:越前市)で発祥し江戸初期に庶民に定着した健康食です。

今日は秘密のケンミンショー様から「越前おろしそば」のルーツについてお問い合わせをいただきました。
元々、おろしそばはどのように生まれて、福井県民に定着していったのか、また福井のそば出汁文化についてもお話させていただきました。

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越前おろしそばは、府中(現在の越前市)城主がそば麺に大根おろしを添えて食べたといわれている

福井の「おろし蕎麦」は「越前そば」とも言われ、武生市(現:越前市)で発祥し江戸初期に庶民に定着した健康食です。

カニやウニと並んで福井の特産として知られるようになった「越前そば」。
昭和22年に昭和天皇が北陸を視察したときに武生で【おろしそば】を食べられ、その後、「あの越前のそば・・・」と口にしたところから【越前そば】と命名されたという。

「慶長六年(1601年)、本多富正が伏見から府中(現在の武生市)城主に国替えした時、金子権左ヱ門というそば師を連れてきて、そばの栽培を奨励させ非常食として、現在のように麺(めん)状に茹で大根おろしを添えて食べたといわれています」
これは、組合が発行した[福井県麺業史]にも出てくるおろしそばのルーツですが、今のところ真偽のほどは分かっていない。

縄文後期には日本に入っていたそばは長い間、”そば米”やそば粉をお湯で溶いた”そばがき”として食べられてきました。 今のように麺にした【そば切り】は江戸初期に一般的に広まったといわれ、「庶民に人望の厚かった富正の手柄にしたのでは」という人もいる。これまで、そば切りに関する所見は慶長十九年(1614年)に書かれた[ 慈性日記 ]とされてきたが,、昨年、長野県の寺にある天正二年(1574年)の文書から「振舞ソハキリ」という文字が発見された。

そば切りの歴史が約40年さかのぼることが出来たことで、元亀三年(1572年)生まれの富正が府中に来る前にそば切りを食べていた可能性も出てきたことになる。
そば師 権左ヱ門が実在したかどうかはハッキリしませんが、富正は結城秀康に仕え関東の結城家にいたことがあります。ソバの産地、北関東出身の家来も多く抱えており、戦国の影響が色濃く残っていた当時、凶作にも強く、調理法も簡単な【おろしそば】を越前に定着させた可能性はむしろ高いのではないだろうか。

末吉の越前そば粉ホームページより抜粋
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[4月2日(木)]
天気:曇り
石臼工場内室温:26℃
石臼工場内湿度:68%
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春の選抜高校野球にて敦賀気比高校が北陸勢初の優勝に輝き、福井中が歓喜に包まれました。

おはよございます!

こんなに気持ちのいい朝は今までで初めてです。
まだドキドキが続いているくらい。

昨日、甲子園球場で行われた高校野球、福井の敦賀気比高校が優勝しましたね。
福井県民としてとても嬉しく誇り高いことです。おめでとうございます。
優勝した瞬間、緊張が解けて感動のあまり体が震えました。

春の選抜高校野球にて敦賀気比高校が北陸勢初の優勝に輝き、福井中が歓喜に包まれました。

昨年夏、ベスト4での大阪桐蔭高校との一戦で打ち負けた試合が忘れられなかったと話していたピッチャーの平沼選手。それが今大会の同じくベスト4で再戦になり、しかも彼らは見事勝利して見せてくれました。平沼選手だけではなく、他の選手たちも同じ気持ち同じ方向に向いて努力してきたからこそ、今回の結果につながったんだと思います。

練習と口にするのは容易いですが、負けた悔しさをバネに想像できないくらいの努力を一つ一つ重ねてきたのでしょう。福井県の嶺南地方の敦賀市という小さな街でも日本一になれるんだと、僕自身の気持ちも高まりました。

これはお仕事においても同じことなのではないかと思いました。
カガセイフンは、日本の隅っこにある小さな県で細々とそば粉を挽いています。北陸新幹線もまだ延伸していない不便な地域ですが、寒暖差が大きく水が旨いこの土地で栽培される農作物は、味が濃く風味豊かで他県にはない独特の味わいがあります。

商売する場合、立地は大切な要素です。
便利の良いところにお店を構えて集客したいと思うのは当然のこと。
でも今はネットやSNSの普及によって必ずしも便利の良いところが一番ということはありません。
普段、滅多にいかないような田舎でも他の追随を許さない突き抜けた商品、人を虜にするような引きつける商品やサービス、しかもそこに「感動」があれば人は動き、人が人を呼びます。

そういう意味では、インターネットやSNSも上手に活用したいものです。
目標をしっかり持って1日1日コツコツと勉強し継続することで成果に繫がり結果として商売が上手くいくのだろうと思いますし、会社のチームの商品の強みをさらに強化し弱みを強みに変えていくというのは、これから何十年先、時代や文化が大きく変わっても繰り返し繰り返し必要なことだと思います。

感動したり、涙がでたり、熱くなるというのは郷土愛があるから。
チームが全員、同じ方向を向いて何かを成し遂げようとする気持ちや行動。こういうのがビジネスにおいても非常に大切だと思います。そういう意味では、もし福井県全体が一つになって行動できたら、できないものはないのではないでしょうか。

敦賀気比高校のみなさん、選抜野球優勝おめでとう!
近いうちに気比神宮にお参りに行こうと思います。

[4月2日(木)]
天気:曇り
石臼工場内室温:26℃
石臼工場内湿度:68%
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石臼自家製粉そば店様、玄そば調達お任せください!福井県内の契約農家から直接買い付けした玄そばを半俵からお届け対応可能です。

おはようございます!
福井市内の桜の木は蕾がふくふくと膨らんできており、開花予想が1週間早まったそうです。
満開の足羽河原が待ち遠しい今日この頃。福井市内は青空ではありませんが明るくて暖かいです。

さて、今年に入って自家製粉のそば店様からのお問い合わせが増えています。
昨年の大凶作の影響でしょう。日本中が台風や大雨、冷害等の被害に遭い、国内主要産地が軒並み不作という状況に、ソバ業界は玄そばの確保に例年以上にシビアになっています。

弊社も凶作の影響を受けておりまして入荷数量が制限される中、玄そばの価格が暴騰し、福井県産の玄そば価格は例年の1.2倍~1.5倍にまで膨らんでおります。このため、今まで福井県産を使用していたそば店が今年の新そばが出るまで福井県産の使用を一時的に取りやめ、蕎麦の価格を据え置いて他県産を使用するといった動きが出ています。

弊社の玄そば保有数にも限りがありますが、まだ若干の余裕がありますので、もし今から石臼挽き用の自家製粉玄そばをお探しでしたら、お問い合わせください。

契約農家の玄そばを購入希望の方はこちらをご覧ください

石臼自家製粉そば店様、玄そば調達お任せください!福井県内の契約農家から直接買い付けした玄そばを半俵からお届け対応可能です。

玄そばの品質低下を最低限に抑えるために、カガセイフンでは低温低湿倉庫(5℃~13℃)にて年間通して保管しており、早刈りそば(早期収獲ソバ)などの一部の玄そばは真空パックにて保管しています。

石臼自家製粉そば店様、玄そば調達お任せください!福井県内の契約農家から直接買い付けした玄そばを半俵からお届け対応可能です。

弊社ではご希望に合わせて精選・研磨・石抜き・脱皮加工に対応いたします。

農家さんから直接買い付けてくる玄そばの中には、精選(玄そばに付着した夾雑物や石などを取り除く作業)状態が甘いものがあります。自店でそういった機械類や脱皮・選別加工の機械類があり、丸抜きを製粉している場合は結構ですが、届いた玄そばをそのまま石臼にかけるなら、精選・研磨加工は必要です。直接、口に入るものですから、葉や茎などはまだ良いとしても石や泥は確実に取り除かなければなりません。小石が入っていると挽く時に石臼にも影響が及びます。

先ほど申し上げたように今年は福井県も大凶作です。
価格も高騰しましたが、なるべく価格を抑えてご提供したいと考えておりますので、キレイに磨いたぴかぴかの玄そばで挽きたての蕎麦をご提供ください。

契約農家の玄そばを購入希望の方はこちらをご覧ください

[3月30日(月)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:11℃
石臼工場内湿度:48%
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さらしなそば粉(更科粉・更級粉)の製粉方法には、現代の機械製粉(ロール製粉)と本来(昔ながら)の石臼挽きがある。

さらしな粉(更科粉・更級粉)についてお問い合わせをいただき、昔ながらの製法についてもご質問がありましたので、今回は更科粉について僕なりに書いていこうと思います。

更科そば(御膳そば)とは何か?その魅力とは?

更科そばは、そばの実の中心部分に含まれるデンプン質主体のそば粉を材料に「湯ごね」と呼ばれる製法で打たれた純白の蕎麦です。二番粉や三番粉といった蕎麦の実の中層から外層にかけての部分は使用せず、一番粉のさらに純度の高いデンプン質のみを使用するため、透明感のある純白色の蕎麦に仕上がります。御膳粉(ごぜんこ)と呼んだり更級粉と書く時もあります。
※「湯ごね」・・・そば粉に熱湯を注ぎ、熱によって糊化したデンプンの粘りを利用して麺線に打つ特殊な技術

更科そばを実際に打つとなると均一に熱湯が回らなかったり、季節ごとに変わる温湿度によって加水率の変化が著しく、普通のそば打ちとは比べられないほど難しいんです。また、熱を帯びている更科そばの玉を延すのがこれまた大変で、自分は経験が乏しいからっていうのもありますけど、全然思い通りにいきません。更科そばを打つこと自体難しいので、当然ながら季節の変わりそばなんて打てないです。

そんな苦労をして打った蕎麦は、香りは弱いけど甘みがある。
更科そばを「細いうどんや素麺を食べているようだ」と言う人もいます。僕も味の濃い挽きぐるみの越前そば文化で育っているので更科そばの美味しさを理解しようとさえ最初はしなかったです。
でも、更科そばの魅力は、キラキラした純白の蕎麦の美しさ、麺の透明感、つるつるしたのど越し、コリコリした食感。そして柚子切り、桜きり、芥子切りなどの「変わりそば」にすれば季節感を楽しむことができるところ。淡白だけど繊細な味わいを楽しむというか、更科そばには独特の美学があるように感じています。

福井県産 更科粉(御膳粉)のページ
御膳蕎麦粉(更科粉)の販売  福井県産の蕎麦粉を通販・販売します|末吉の越前蕎麦粉(旧末吉製粉)

現代(近年)と本来(昔ながら)の更科そば粉の製粉方法

そんな更科そば粉は、一般的に機械で製粉されています。
いやいや、本来は石臼で挽いたものが本当の本物の更科粉だよ!という方もいるでしょう。どちらも更科粉に違いありません。更科粉の製粉方法やこだわりについては、そば店、製粉屋、更科文化がある地域などの視点や考え方によって違うと思います。

福井にはもともと更科そば文化が無く、そば粉の製粉は昔から石臼挽きで色の黒い田舎そばが一般的だったので、更科粉についてはあまり知識や経験がありません。しかし、祖父の話によると今から50年以上前、まだ石臼で更科粉を製粉していた当時は、粉が純白ではなく黄色や茶色がかっていたそうです。

これは石臼で挽く際に、目を変え、挽き臼を変え、臼を浮かしたり早く回転させたとしても1番粉以外の部分がどうしても更科粉に混入してしまうことが原因で真っ白には挽きあがらず、麺帯のくすみや雑味が加わってしまう。この時代にはこの問題を何とか解消できないかと常々考えていたそうです。でも、この雑味が更科粉に香りや甘みを与え、現代の更科そばにはない独特の蕎麦になっていたことは間違いありません。

それがバブルの頃から製粉の機械化が進むと共に非効率の石臼製粉が衰退し、さらに年を追うごとに機械製粉の技術も進歩していく。昔は実現できなかった高純度のデンプン質と純白色の更科粉が製粉できるようになっていきました。味や香りは弱いけどその分、純白の綺麗な更科そばが提供できるようになり、変わりそばも他の素材の味わいや自然な色をさらに生かすことができたのだと思います。

カガセイフンで、石臼挽きの更科粉が製粉できるのか?

石臼で更科粉と挽くのは言葉でいうのは簡単ですが、先ほどのそば打ち同様、非常に手間がかかり、そう簡単に挽けるものではありません。弊社は明治10年の創業以前より使用している石臼を今でも大切に使っていますので、先々代が更科粉を挽いていたと思われる石臼(100年~150年モノ)と製法を用いれば、当時提供していた更科粉に近いものを製粉できるのではないかと思います。
ただ、そのそば粉は私たち”福井の粉屋の感覚”の更科粉なので、一般的に更科粉と言えるものかどうかが分かりませんが、せっかくの機会ですし一度トライしてみます。
昔は作りたくても技術的に難しかった純白の更科そばが当たり前に食べられる現代だからこそ、本来(昔ながら)の手間暇かかった「石臼挽きの更科そば」の価値があると思います。

「さらしなそば」は、「更科そば」と「更級そば」どちらが正しい?

「さらしなそば」には「更科そば」や「更級そば」と書かれていることがあります。どちらが正しいのかなと思ってネットで調べてみると諸説あるものの「更科そば」の方が正しいようです。

以下、Wikipediaより引用
—————————————————
創業は江戸時代寛政元年(1789年)と伝えられている。信州の織物の行商人をしていた清右衛門なる者が、江戸での逗留先としていた麻布・保科(ほしな)家に勧められ、麻布永坂町で蕎麦屋をはじめた、とされている。開店に際し清右衛門は太兵衛に名を改め、開店時に「信州更科蕎麦処 布屋太兵衛」の看板を掲げたという[1]。「更科(さらしな)」は、蕎麦の産地である信州更級(さらしな。現長野市、千曲市、埴科郡坂城町の一部)に保科家の「科」の文字を組み合わせたもの。なお、信州更級は当時よりソバの産地であったため、他にも「さらしな」を名乗る蕎麦屋は存在していたようである。
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更科そばについて思うことを書いてみました。
時間を作って福井県産の「石臼挽き更科そば粉」を挽いてみたいと思います。
そば打ちは自信ありませんけど、石臼挽きなら多少上手く打てるのかもしれませんね。

[3月25日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り品)、坂井市丸岡町産(早刈り品)、吉田郡永平寺町産(完熟品)

天気:曇り
石臼工場内室温:9℃
石臼工場内湿度:40%
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北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

おはようございます!
昨日は信州と熊谷へ出張でございました。

北陸新幹線に初乗車ですっかりお上りさん気分(決して乗りたかっただけではございません)。
東海道新幹線で言うところの「のぞみ」が北陸新幹線では「かがやき」、「ひかり」が「はくたか」、「こだま」が「つるぎ」になるんでしょうかね。朝の金沢駅には新型車両がずらりと並んでテンションが上がります。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

開業当日は5,000人がこのホームに集まったとニュースでやっていたので混雑も覚悟してきたのですが、平日だからかガラガラでした。おかげでゆったりと贅沢な気分で移動できました。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

カガセイフンの加賀健太郎がかがやきで移動する。
車内は落ち着いた和の空間で振動が少なく乗り心地がとてもいいなぁ・・と思っていた、ものの15分ほどであっという間に富山駅到着。

早っ!

今までの常識じゃないスピードに早すぎて時間軸ズレます。
富山駅を後にすると窓から立山の壮大な景色を見ることができ、東海道の富士山もいいけど、富山の立山連峰も引けを取らない美しさだと実感。トンネルが続きだしたので、そろそろ読書でもしようかと思った北陸新幹線乗車から1時間で長野駅到着・・・。

ちょっとまってくれ・・長野!?
本当に長野に着いたのか?

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

北陸新幹線の開業は、越前ふくいと信州そばの文化交流や蕎麦文化向上につながる

長野県は近くて遠い県の代表みたいなところで、福井から行こうとすると電車なら新潟経由、車なら高速でやはり新潟経由、下道なら岐阜県高山市や白骨温泉を抜けての山越えコースでいづれも4時間以上かかるので、行きたいけどなかなかいけないところだったのに、それが福井からでも2時間で長野に着くという現実に、もう驚きの連続で未だに信じられません。

長野駅から上田駅に移動して、最初のお客様とお会いしたのですが、朝に福井をでてきたばかりで午前中のうちにお客様とお会いできるなんてなんて素晴らしい!今まで午前中にお会いするには前日に4時間以上かけて長野入りしないと不可能だったことがたったの2時間で信州に入れる幸せ。これは越前福井のそば文化と信州のそば文化の交流はもちろん、双方の蕎麦文化向上に大きな意味があると感じました。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

上田駅に戻った時にちょうどお昼時。
ありえない・・と時差ぼけを整えながら、きのこ蕎麦をすすり、自販機でそば茶を買ったら次の目的地の熊谷へ急ぎます。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

熊谷も福井から遠くてなかなか足を踏み入れにくい場所。
東海道新幹線で東京へ行き、そこから高崎方面へ移動すると、こちらも信州と同じ4時間半ほどかかります。しかし、北陸新幹線だと上田から1時間ほどだから、福井から行こうとすると3時間で着いてしまう計算。
信州と熊谷を一度に行くなんてことは皆無だったのに、それが一回でいけるようになるとは、もう夢のようです。昼一番に秩父鉄道に乗って移動していると「どうしてこの時間に自分はこんなところにいれるんだろう・・」と非現実的な状況になかなか馴染めません。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

打ち合わせが終わったら高崎駅に戻って蕎麦をいただきました。
蕎麦の味や香りはほとんどしませんでしたが、夢のような時間軸で動いている自分にはどんな蕎麦も美味しく特別な味に思えました。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

すべての予定をこなし、18時台のかがやきに乗車。
帰りもあっという間の1時間で金沢到着。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

福井に着いたのは21時になる前。
1日で長野・上田を経由して熊谷行って、こんな時間に帰ってこれるなんてどうなってんだ!とフワフワした気持ちで帰宅しました。

北陸新幹線で福井-長野が2時間!信州が近くなり、越前そばと信州そばの文化交流と蕎麦文化の向上に大きな期待ができます。

東京へ行く場合は福井だと北陸新幹線よりも東海道新幹線の方が早くて安いのですが、信州や北関東が近くなるのは僕たち蕎麦業界に身を置く立場としては大きなメリットです。早く福井・敦賀まで延伸してほしいですし、関西圏に接続されるとぐるっと一周、新幹線でつながるので、移動しにくかったところへのアクセスが良くなりますね。

これから北陸新幹線の利用回数が劇的に増えそうです。

[3月19日(木)]
天気:雨
石臼工場内室温:10℃
石臼工場内湿度:72%

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干しそばの献上寒晒し(かんざらし)蕎麦は、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

おはようございます!
北陸新幹線開業で北陸は盛り上がっていますよ。
首都圏から2時間半で来られるんですから北陸へのアクセスがぐっと近くなりました。僕の第2の故郷である金沢はとてもいい街です。観光だけじゃなく、ぜひヒトに触れてください。人と仲良くなって定期的に訪れることをお薦めします。
そして金沢をきっかけに福井と富山にもお越しいただきたいです。北陸は北陸の独特の文化や気候があり、きっと肌に合う方がいると思いますよ。

実は福井県民にとって東京へ行く場合に限っては東海道新幹線の方が早いし安いから北陸新幹線のメリットは少ないのです。でも、長野県が近くなるのはとても嬉しいこと。今まで車で行くと4時間近くかかり、飛行機も不便。精神的に遠い県だから何かきかっけが無いと行かないところでした。それが福井からでも2時間半で着いてしまう距離というのは魅力的です。信州はお蕎麦の本場ですから見習うべきところが多い。気楽に行けるようになるというのは蕎麦っ喰いの僕としては嬉しい事だらけです。

そんな信州の茅野市で作られている干しそば「献上 金澤宿寒晒し(かんざらし)そば」をいただいたので食べてみました。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

乾そばというとスーパーなどで売られている無機質なものをイメージしますが、この寒晒しそばは箱に入って中には信州と寒晒し蕎麦についてパンフレットがあり、今までの乾麺とは違った高級で丁寧なイメージ。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

「江戸徳川将軍家・夏土用・時献上 寒晒し発祥の郷信濃金沢そば組合 金澤寒晒しそば」
金沢好きな僕としては場所は違えど、金沢と書いているものにゾクッとしてしまいます(笑)

主原料は信濃1号を使った寒晒しそば粉が入っているようですね。更科系、超限定品と書いてあると干しそばだからと割り切っていてもどこか期待が高まります。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

献上寒晒しそばのおいしい調子方法にそってたっぷりのお湯でゆでていきます。

家庭で蕎麦を茹でる際のポイント

家庭で蕎麦を茹でる時にはできるだけ大きな鍋を使用して、常に沸騰した状態にして2.3人前ずつ少量茹でていくことが重要です。
僕は蕎麦を茹でる時に火の中心から鍋の位置をずらして片方に熱が加わるようにします。これによって蕎麦が中でぐるぐると中で動き回りながらムラ無く茹で上げることができます。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

今回は釜揚げそばにするため蕎麦湯を先に器に張っておきます。
乾麺独特の香りはしますが、そばの香りも立ってトロリ感もいい感じです。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

蕎麦を入れたら出汁醤油をかけていただきます。
冷たいのも食べたかったので、別皿でざるそばも用意。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

白っぽく上品な仕上がりは更科系の信州そばそのもの。
細かいホシも適度に飛んでいてのど越しも上々。乾麺だとどうしても粉っぽさが鼻や舌に残ってしまうのですが、この干しそばは割とすんなり食べすすめることができてソバの味や香りがちゃんと残るのは寒晒し処理によるものなんでしょうね。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

手間暇かけた寒晒しそば。
北陸新幹線で本場の手打ちの蕎麦をぜひ食べてみたいと思いました。

信州・蓼科高原 寒晒し(かんざらし)そば

ごちそうさまでした。

[3月16日(月)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:11℃
石臼工場内湿度:48%

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割烹間海(まがい)恒例の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がり。 

おはようございます。

約1ヵ月前のことになりますが、福井の繁華街である片町の割烹間海(まがい)さんの年末年始忙しい人専用の新年会にお誘いいただきました。
間海さんご本人はもちろん、酒屋、そば粉屋、お医者さん、和菓子屋さんなどなど、多忙を極める業種の人たちが多いな山を越え、一息ついてリラックスした表情で集まれる幸せな新年会。

昨年の新年会の時に来年は料理の〆にお蕎麦を食べたいなという話になったので、今年はそば打ちからやることに。

割烹間海(まがい)の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がりでした。

宴会の人数分をみんなで少量ずつ打ちます。
僕のつたないそば打ち演習でもみなさん手先が器用だからあっというまに水回し完了。

割烹間海(まがい)の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がりでした。

いつも包丁を持ちなれている女性は、馴染みの薄いそば切り包丁でも綺麗に蕎麦を切っていきます。

割烹間海(まがい)の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がりでした。

そば打ちが終了したら間海さんに戻って今度は水カニの下準備。
水かにとは脱皮したてのズワイガニで身がズボッと抜けるところから「ずぼがに」とも呼ばれています。

割烹間海(まがい)の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がりでした。

さあ!宴会の始まり。
カニとブリのしゃぶしゃぶ後に蕎麦すき。なんという贅沢・・

割烹間海(まがい)の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がりでした。

日本酒は自分の好きな銘柄を1人1本持ち寄り。
打ちたて蕎麦に日本酒を垂らして食べると蕎麦の風味が立ってたまらん味わい。

割烹間海(まがい)の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がりでした。

〆はお腹いっぱいでも食べられる、粗めの大根おろしを使った「越前おろしそば」。
間海さん特製の出汁醤油をかけただけのシンプルながら最高に美味しい一皿でした。

割烹間海(まがい)の新年会は、手打ちそばで寒ブリの蕎麦すき鍋や水がに(ずぼがに)と地酒を味わい大盛り上がりでした。

来年の新年会も楽しみです。

[3月10日(火)]
天気:雨
石臼工場内室温:8℃
石臼工場内湿度:60%

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