干しそばの献上寒晒し(かんざらし)蕎麦は、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

おはようございます!
北陸新幹線開業で北陸は盛り上がっていますよ。
首都圏から2時間半で来られるんですから北陸へのアクセスがぐっと近くなりました。僕の第2の故郷である金沢はとてもいい街です。観光だけじゃなく、ぜひヒトに触れてください。人と仲良くなって定期的に訪れることをお薦めします。
そして金沢をきっかけに福井と富山にもお越しいただきたいです。北陸は北陸の独特の文化や気候があり、きっと肌に合う方がいると思いますよ。

実は福井県民にとって東京へ行く場合に限っては東海道新幹線の方が早いし安いから北陸新幹線のメリットは少ないのです。でも、長野県が近くなるのはとても嬉しいこと。今まで車で行くと4時間近くかかり、飛行機も不便。精神的に遠い県だから何かきかっけが無いと行かないところでした。それが福井からでも2時間半で着いてしまう距離というのは魅力的です。信州はお蕎麦の本場ですから見習うべきところが多い。気楽に行けるようになるというのは蕎麦っ喰いの僕としては嬉しい事だらけです。

そんな信州の茅野市で作られている干しそば「献上 金澤宿寒晒し(かんざらし)そば」をいただいたので食べてみました。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

乾そばというとスーパーなどで売られている無機質なものをイメージしますが、この寒晒しそばは箱に入って中には信州と寒晒し蕎麦についてパンフレットがあり、今までの乾麺とは違った高級で丁寧なイメージ。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

「江戸徳川将軍家・夏土用・時献上 寒晒し発祥の郷信濃金沢そば組合 金澤寒晒しそば」
金沢好きな僕としては場所は違えど、金沢と書いているものにゾクッとしてしまいます(笑)

主原料は信濃1号を使った寒晒しそば粉が入っているようですね。更科系、超限定品と書いてあると干しそばだからと割り切っていてもどこか期待が高まります。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

献上寒晒しそばのおいしい調子方法にそってたっぷりのお湯でゆでていきます。

家庭で蕎麦を茹でる際のポイント

家庭で蕎麦を茹でる時にはできるだけ大きな鍋を使用して、常に沸騰した状態にして2.3人前ずつ少量茹でていくことが重要です。
僕は蕎麦を茹でる時に火の中心から鍋の位置をずらして片方に熱が加わるようにします。これによって蕎麦が中でぐるぐると中で動き回りながらムラ無く茹で上げることができます。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

今回は釜揚げそばにするため蕎麦湯を先に器に張っておきます。
乾麺独特の香りはしますが、そばの香りも立ってトロリ感もいい感じです。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

蕎麦を入れたら出汁醤油をかけていただきます。
冷たいのも食べたかったので、別皿でざるそばも用意。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

白っぽく上品な仕上がりは更科系の信州そばそのもの。
細かいホシも適度に飛んでいてのど越しも上々。乾麺だとどうしても粉っぽさが鼻や舌に残ってしまうのですが、この干しそばは割とすんなり食べすすめることができてソバの味や香りがちゃんと残るのは寒晒し処理によるものなんでしょうね。

干しそばの献上寒晒し(かんざらし)そばは、福井から北陸新幹線でアクセスしやすくなったの信州茅野市で作られる。

手間暇かけた寒晒しそば。
北陸新幹線で本場の手打ちの蕎麦をぜひ食べてみたいと思いました。

信州・蓼科高原 寒晒し(かんざらし)そば

ごちそうさまでした。

[3月16日(月)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:11℃
石臼工場内湿度:48%

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き タグ: パーマリンク