福井西武裏側にあるアップルビル2階のlivin’ for gREENで、越前そば粉を使ったガレットと福井産小麦粉のベーグルをいただきました。

路面電車が走る福井駅前中心市街地の福井西武百貨店裏にあるアップルビル2階にオープンしたセレクトショップlivin’ for gREEN(リヴィン・フォー・グリーン)内カフェスペースで、越前そば粉を使ったガレットと福井産小麦粉のベーグルをいただきました。

カフェスペースはL字に折れたショップの右奥にあり、内窓は階段側になっているので、軽食やお喋りしていても正面入り口からはもちろん、外からの視線も遮られています。外からの光も十分入ってくるので明るくリラックスできる空間づくりになっています。

ここで出されている福井県産小麦粉「ふくこむぎ」を贅沢に使ったオーナー手作りのベーグル。
今回はスモークサーモンのベーグルにしました。付け合せの野菜も嬉しい。

福井市アップルビル2階にオープンしたlivin' for gREENで、越前そば粉を使ったガレットと福井産小麦粉のベーグルをいただきました。

女性の手にも収まるハンバーガーくらいの大きさで食べきりサイズ。
噛み応えのあるモチモチ食感が心地よく、セットにするとドリンクとサラダがつくのでランチにもちょうどいい。

もう一つ、そば粉のガレット。
ベーグルとガレットを一つずつ食べても1,000円ほどとお値打ち価格です。

福井市アップルビル2階にオープンしたlivin' for gREENで、越前そば粉を使ったガレットと福井産小麦粉のベーグルをいただきました。

ガレットのそば粉には弊社の越前ふくいガレット粉FS(エフエス)が使用されています。
中はモチモチふっくら、外側は薄焼きパリパリの生地にキノコとチーズとベーコンの組み合わせ。王道のハム、卵、チーズのガレットもあるので、今度はこれを食べてみようと思います。

福井市アップルビル2階にオープンしたlivin' for gREENで、越前そば粉を使ったガレットと福井産小麦粉のベーグルをいただきました。

店内ではお酒も用意されていて、飲みきりサイズの小瓶のワインやスパークリングワイン、ビール、ソフトドリンクもあります。コーヒーはオーナー自らハンドドリップで抽出。
ショップだけど、カフェスペースを備えているというのは全国的にはそう珍しくないかもしれませんが、福井ではあまり例がないので、これからの洋服選びももっと楽しくなりそうです。

ごちそうさまでした。

[12月9日(火)]
天気:雨
石臼工場内室温:7℃
石臼工場内湿度:62%

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福井の越前そば粉を使ったえりこ先生のマクロビガレット教室が京都三条のヴィーガンカフェCHOICEで行われ、蕎麦粉の栽培や栄養についてお話させていただきました。

京都三条京阪駅から徒歩1分のところにあるヴィーガンカフェ「CHOICE(チョイス)」さんにて、ベジタリアン料理家のえりこ先生による今年最後のそば粉のガレット教室に参加してきました。今回はそば粉のお話をさせていただくという大役を仰せつかり、楽しさ半分、ドキドキ半分でナチュラルハイな面持。

福井の蕎麦栽培、石臼製粉、蕎麦特有の栄養価、効果的な摂取、ガレットに適するそば粉、ガレット粉が誕生するきっかけなど、頭で話の整理つけながらカーヴ田中屋さん推薦の有機マキコレワインで乾杯して教室が始まりました。

京都三条のヴィーガンカフェCHOICEにて行われたエリコ先生のマクロビガレット教室で、福井の越前そば粉や無農薬栽培、栄養についてお話させていただきました。

まず出されたのが100%植物性のチーズ2種。

植物性・・?

チーズは牛や羊、ヤギの乳からできるものですよね。どうやって植物からチーズができるのか。
このチーズが生まれたのは、食事は全部にヴィーガンだけどチーズだけはどうしても止められないという人の為に作られたものだそうです。食べてみるとヨーグルトの水分を抜いたような、または豆腐を発酵させた沖縄の豆腐ようのような独特の旨みがあり、チーズのようなそうでないような、でも満足感があってこれは良くできています。美味しい。

福井の越前そば粉を使ったえりこ先生のマクロビガレット教室が京都三条のヴィーガンカフェCHOICEで行われ、蕎麦粉の栽培や栄養についてお話させていただきました。

運転手の僕はせっかくのワインをまた楽しむことができず悶々としつつも、eriko先生は楽しい話をしながら、手がどんどん動いていく。レンズマメやトマトのスープも出され、食事をしながら料理の過程を聞くこのスタイルにはどんどん引きこまれます。

ベジタリアンとかマクロビというと難しい、なにか縛りがある、お近づきになれない、と壁を作ってしまっていたんですが、eriko先生のレシピや作り方を聞いていると自分が勝手にハードル作っているだけなんだと気づきます。
別に難しいことはしない、野菜だけでも組み合わせや調理法で素材の味をちゃんと引き出してやれば、こんなにも感動する味わいになるんだよと教えていただきました。

京都三条のヴィーガンカフェCHOICEにて行われたエリコ先生のマクロビガレット教室で、福井の越前そば粉や無農薬栽培、栄養についてお話させていただきました。

1枚1枚丁寧に焼き上げられた【越前】丸挽き越前そば粉を使ったガレットに、たくさんの具材が乗って何とも贅沢。一つ一つ味がしっかりしています。しょっぱいわけではりません。噛みしめて味わうとしみじみ美味しいという素材の味わい深さを感じます。

デザートに同じそば粉を使ったクレープガレット。
そこにそば粉のブラウニーとベリー風味のアイスクリーム。グルテンフリーですから、小麦粉や牛乳、バター等は使っていないというのにこの味、この出来。

京都三条のヴィーガンカフェCHOICEにて行われたエリコ先生のマクロビガレット教室で、福井の越前そば粉や無農薬栽培、栄養についてお話させていただきました。

カーヴ田中屋さんから今回の有機マキコレワインについてのお話があった後に僕もお話させていただきました。
すでに豊富な知識や経験されている方々の前でお話させていただく難しさがありましたが、福井の蕎麦についてありのままを精いっぱいお伝えしました。

福井の越前そば粉を使ったえりこ先生のマクロビガレット教室が京都三条のヴィーガンカフェCHOICEで行われ、蕎麦粉の栽培や栄養についてお話させていただきました。

場所は地下鉄:三条京阪駅を出た大通り沿いです。この大きな看板が目印です。

京都三条のヴィーガンカフェCHOICEにて行われたエリコ先生のマクロビガレット教室で、福井の越前そば粉や無農薬栽培、栄養についてお話させていただきました。

前回に引き続いて今回もたくさんの方々に支えられ、ご縁をいただき、こうやって京都に来させていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。eriko先生を始め、教室に来られた方々、CHOICEスタッフの皆様、本当にいい経験をさせていただきました。

ありがとうございました。

[12月8日(月)]
天気:雪
石臼工場内室温:6℃
石臼工場内湿度:68%

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福井市街中心部で有機無農薬そば粉の手焼きガレットが食べられる、livin’ for green(リヴィン・フォー・グリーン)が2014年12月6日にオープンします。

こんばんは。

今日も寒い1日でした。
霰交じりの雨が降り、車の窓が曇って心底冷えてます。
こんな日は温かいホットラムが美味しいですね。今夜はお風呂あがりにまったりいただこうと思います。
そういえば、そば粉屋の跡継ぎとして福井に帰ってきてから来年で10年になりますが、

「そば粉屋が納得する、お薦めのお蕎麦屋さん教えて!」

って今まで何回聞かれたことでしょう・・
福井県民100人に好きなお蕎麦屋さんを聞いたら100通りの答えが返ってくるというほど、福井人は自分のお店を持っているので、できるだけ好みを聞いて近いお店を紹介するようにしていますけど、それよりも最近、よく質問されるなぁと感じているのが、

「ガレット食べてみたいんやけど、福井市でガレット食べれるお店ってないの?」

福井にはガレット専門店がないので、メニューにガレットを用意しているイタリアンレストランやカフェを紹介していました。なので、今回、福井でガレットを食べられるお店が増えることは本当に嬉しいことです。

福井市街中心部で有機無農薬そば粉の手焼きガレットが食べられる、livin for green(リヴィン・フォー・グリーン)が2014年12月6日にオープンします。

↑この扉が目印です。
livin’ for green(リヴィン・フォー・グリーン)があるのは、福井西武南側のアップルビル2F。
正面の白い階段を上がってすぐ右手の木の扉。

福井市街中心部で有機無農薬そば粉の手焼きガレットが食べられる、livin for green(リヴィン・フォー・グリーン)が2014年12月6日にオープンします。

メンズを中心としたショップの奥に隣接されたカフェスペースがあります。
ショップとカフェが通路で間仕切られていて、双方に配慮が施された木を基調としたオシャレで明るい店内。

福井市街中心部で有機無農薬そば粉の手焼きガレットが食べられる、livin for green(リヴィン・フォー・グリーン)が2014年12月6日にオープンします。

通路奥のカフェには、最大20名入る落ち着いた空間にカラフルでゆとりのあるなチェアが配置されて、毎回、椅子選びに困惑しそうです。適度に入る窓からの光もよさそうです。

通路側も固定客が付きそうな感じがします。
ちょっとした打ち合わせとか、一人でちょい気配を消してまったりするにはいい場所なんだろうなぁ。

福井市街中心部で有機無農薬そば粉の手焼きガレットが食べられる、livin for green(リヴィン・フォー・グリーン)が2014年12月6日にオープンします。

こちらではオーナーがフランス滞在中に見てきたガレットを始め、ベーグルやスコーンなどの食事もできるのですが、すべてオーナーの手作りというから驚きです。

今回、ガレット用のそば粉を挽かせていただきました。
福井県産の有機無農薬で栽培された原料を使い、石臼で丁寧に挽いたそば粉。
このそば粉を使って毎回、手焼きの焼きたてガレットを提供してくださるそうで、とても楽しみにしています。

福井市街中心部で有機無農薬そば粉の手焼きガレットが食べられる、livin for green(リヴィン・フォー・グリーン)が2014年12月6日にオープンします。

ベーグルやスコーンにもこだわりが。
原料の小麦粉にも純福井県産の「ふくこむぎ」が使われています。
モチモチというかむちむちした食感のベーグルには生ハムやスモークサーモン、ローストビーフなどが盛り込まれるそうです。アルコールの用意もあるので、夜は夜で楽しめそうですね。

福井市街中心部で有機無農薬そば粉の手焼きガレットが食べられる、livin for green(リヴィン・フォー・グリーン)が2014年12月6日にオープンします。

livin’ for green(リヴィン・フォー・グリーン)は、2014年12月6日(土) 10:30オープンです。
早速、ご挨拶がてらガレットをいただきに行こうと思います。

ガレットとは、フランスのブルターニュ地方の郷土料理で、そば粉、水、塩などを混ぜて寝かせた生地に、ハム、卵、チーズ、ラタトゥイユ、キノコなど、好きな具材を包み込んだそば粉のクレープです。

[livin’ for green(リヴィン・フォー・グリーン)]
〒910-0006 福井県福井市中央1-17-1 アップルビル2F
TEL:0776-25-0550

◆営業時間◆
10:30~19:30

◆休業日◆
火曜

[12月5日(金)]
天気:雪
石臼工場内室温:4℃
石臼工場内湿度:65%

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あわら温泉近くにある三国町そば処あおきには、昔ながらの越前蕎麦を求めて大勢の県外客が集まります。

おはようございます。

2014年もあと1ヵ月。短いようですが私たちそば粉屋は1年で最も忙しい長く厳しい時期です。年越しシーズンを前にそば店主さんも気忙しい季節にはいってきているのではないでしょうか。何とも落ち着かない毎日ですが、張り切っていきましょう!

定期的に食べたくなる三国町のそば処あおきさんに行ってきました。
すでに満席状態で、駐車場を見ると8割は県外ナンバー。今はカニの季節だし、週末はカニの帰りに立ち寄る県外からのお客さんが来るんでしょうね。

福井に来たら行きたくなる三国そば処あおきの越前蕎麦を求めて、休日は大勢の県外客でにぎわいます。

あおきさんの名物は「天おろしそば」。
キリッと冷えたおろしそばの上にサクサクの天麩羅がのっかった一品です。

福井の人は寒い日でも温かいお蕎麦はあまり食べません。熱で麺がのびることを嫌うからです。かといって冷たい蕎麦を食べても大根おろしが体の熱を下げないので、食べても体が冷えるといたことはありません。

福井に来たら行きたくなる三国そば処あおきの越前蕎麦を求めて、休日は大勢の県外客でにぎわいます。

時間を外してきたのに、あとからあとからお客さんが入ってきます。
お店の外にまで列ができ、席が空いたらすぐ埋まって常に満席状態。

福井に来たら行きたくなる三国そば処あおきの越前蕎麦を求めて、休日は大勢の県外客でにぎわいます。

さて、お待ちかねのおろしそばとおろしそば大盛り。
別皿で天ぷら盛り合わせをいただき、贅沢過ぎるランチを楽しみました。

福井に来たら行きたくなる三国そば処あおきの越前蕎麦を求めて、休日は大勢の県外客でにぎわいます。

中太で角が立ったまっすぐなお蕎麦は、いかにも越前蕎麦!という中間色の麺。大根おろしの出汁もたっぷりかかってて食欲がおさえられない。
蕎麦を冷やす水が冷たいから、釜から茹で上げた麺がキュッと締ってコシがあるし、鋭い包丁でスパッと蕎麦を切るから表面が滑らかでつるつるしています。

食べても食べても美味しい。
このお蕎麦をお腹いっぱいになるまで食べたい・・。
そう思わせる”THE 越前おろしそば”でした。

ごちそうさまでした。

[12月4日(木)]
天気:雨
石臼工場内室温:5℃
石臼工場内湿度:62%

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株式会社カガセイフン[法人様](特注そば粉、業務用取引)専用サイトをリニューアルし、納入事例や玄そばの取引などを充実いたしました。

おはようございます。
越前そば粉製造元カガセイフンの加賀健太郎でございます。

本日、2014年11月29日(土)、株式会社カガセイフン【法人様】(特注そば粉、業務用取引)専用サイトをリニューアルいたしました。

今まで複雑だった中身を整理し、見やすくレイアウトしました。
お客様の事例も盛り込み、あなたさまのお悩みを私たちが全力で解決いたします。

以下、お客様の納入事例の一部です。

そば粉納品事例   神通町 田村 様/富山県   カガセイフン

そば粉納品事例 神通町 田村 様/富山県

そば粉納品事例   CREPERIE ORUHAKOSHITO CAFE(クレープリー オルハコシト カフェ) 様/京都府   カガセイフン

そば粉納品事例 CREPERIE ORUHAKOSHITO CAFE(クレープリー オルハコシト カフェ) 様/京都府

まだまた足りないところがありますので、少しずつ中身を充実させていきながら私たちの想いを表現していきたいと思っております。

これから年末に向かうにつれ、だんだんと慌ただしくなってきますが、あなたさまもお体ご自愛ください。
そば粉屋一同も気合いを入れて来週から頑張ります!

今後ともよろしくお願いいたします。

[11月29日(土)]
天気:雨
石臼工場内室温:9℃
石臼工場内湿度:55%

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越前そば粉屋の跡継ぎとして伝統を守り革新するべく「諦める」。大人の書道教室グループ展「かげ」@福井市の大安禅寺

こんばんは。

2014年11月22日(土)~24日(月)の3日間、大人の書道教室グループ展が福井市の大安禅寺で行われました。大安禅寺は福井市中心部から車で20分ほどのところにあり、福井藩主松平家の永代菩提所として建立された禅寺です。

このお寺、高校の頃に授業の一環で座禅合宿を行ったとても思い入れ・・苦い思い出があります。
静まり返った空気で座禅を行い、食事はおかゆとお漬物とお味噌汁というよくテレビで映るそのまま。音を立てるのは厳禁で、最後におかゆやお味噌汁の器を1枚残したお漬物で拭き取るようにきれいにしていただくと食事法を教わった後なのに一番最初に2枚しかないお漬物を全部食べてしまって器をきれいにできず喝を入れられました泣

今でも肩がはっきり覚えております・・合掌
そんな話は置いといて、大安禅寺で大人の書道教室のグループ展のお話です。

大人の書道教室グループ展 今年のテーマは”かげ”

自分の「かげ」とは何か。墨で、筆で、生徒がそれを表現します。昨年は「カラフル」というテーマで墨でカラフルを表現するという内容でした。

"かげ"とは伝統を守り革新する越前そば粉屋の跡継ぎとして「諦める」こと。大人の書道教室グループ展「かげ」@福井市の大安禅寺にて。

大人の書道教室は以前にも料理人である道場六三郎さんのお手紙についてこのブログでもご紹介しましたが、とてもおもしろく魅力的な先生とそれを超えるほど個性的な生徒たちが参加しています。

大人の書道教室グループ展「かげ」が、福井市の大安禅寺でありました。

大安禅寺は紅葉が今まさに最高潮。
福井は紅葉する前に雪が降るからか、あまりきれいに色付かないのですが今年は久しぶりに素晴らしい。

大人の書道教室グループ展「かげ」が、福井市の大安禅寺でありました。

お庭から眺める景色が贅沢です。
空気は澄んで山の香りがするし、鳥の鳴き声もほのかに聞こえて日本人の心、わびさびを感じます。

大人の書道教室グループ展「かげ」が、福井市の大安禅寺でありました。

お寺の部屋や廊下などいろいろなところに合計35作品が展示され、人それぞれの”かげ”が表現されています。

大人の書道教室グループ展「かげ」が、福井市の大安禅寺でありました。

西山有紀先生自ら案内してくださり、作品それぞれに込められた「かげ」についてどのような想いで書かれたのか、なぜこの文字、そしてこの字体なのかを説明してくださいました。作者が涙を流しながら書いたというエピソードもあり、とても感慨深い気持ちになりました。

大人の書道教室グループ展「かげ」が、福井市の大安禅寺でありました。

さて、今回のテーマ「かげ」。
僕も僭越ながら作品を書かせていただきましたが、題字が決まるまでの数週間、とてもとても悩みました。
自分って何?今の自分が光(表)なら裏側にある自分は何か?自分は影なのか?ならば光をどう表現する。そもそも光って何じゃ?考えれば考えるほど訳が分からなくなる。もっとシンプルに何も思い浮かべず単純に考えたらどうだろう。全くイメージできない・・。
校長にヒアリングしていただきながら、一つの言葉を導いてもらいました。

大人の書道教室グループ展「かげ」が、福井市の大安禅寺でありました。

物事の本質を”諦める”

「諦める」は、”自分の願いごとが叶わずその思いを断ちきる”という意味で使われます。
でも本来は物事を「明らかにする」とか「本質を見る」「見極める」という意味があります。

僕は今の家業であるそば粉屋を継ぐと決心するまで、また決心した後もたくさんのものを諦めてきました。それは思いを断ちきることも含め、今の仕事をするために何をすべきか、何が必要かを考え、回りの情報だけに囚われず何事も本質を見ようとしてきました。本質を捉えることができればブレずに行動できるし、判断に迷うことがない。

すべて自分のしたこととわきまえることで、自分なりに納得して「諦める」。
日々日常、わが身をしっかりみつめ、すべては自分の欲望や無知によるものだと現状を受け入れて「諦め」れば、解決の方法をみつけやすいし、後でこんなはずではなかったと思うことも少ないと思います。

大人の書道教室グループ展「かげ」が、福井市の大安禅寺でありました。

とは言ってもまだまだ邪念は多いし、正直、文字負けしている部分は否めません。
でも、気持ちを込めて書いた自分の字に恥じないよう、これからもそば粉屋の跡取りとしてこの道を進んでいこうと気持ちを引き締めました。

このグループ展に参加させていただき、自分とは何か?と考えさせてくれる機会を与えてくださったこの書道教室に感謝するとともに、お世話になったゆっきー先生、校長、生徒の皆さん、本当にありがとうございました!

楽しかった。

[11月27日(木)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:7℃
石臼工場内湿度:43%

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十割蕎麦だいこん舎×ギャラリー木の上の鳥のコラボイベント「そば屋で呑む酒はなぜうまい」にて、職人同志が福井の食を楽しみました。

おはようございます。

先週の11月23日に越前陶芸村にある「木の上の鳥」さんで、お酒とお料理の会がありました。

「そば屋で呑む酒は なぜ うまい」と題された器展の一環で、会場の木の上の鳥さん、お料理とお蕎麦はお隣のだいこん舎さん、合わせる日本酒は鯖江駅前の久保田酒店さん、酒器やお皿などを作られた作家さんたち、そして今回はご縁をいただき弊社のそば粉も2種類、だいこん舎の南さんに打っていただいたという内容。そのあまりにも贅沢で、今でも思い出すたびに興奮する時間をご紹介したいと思います。

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

木の上の鳥さんは、越前陶芸村の陶芸館横にあり、十割そばのだいこん舎さんと隣り合わせのお店です。通常はいろいろな作品が並んでいるのですが、今回は「そば屋で呑む酒は なぜ うまい」にちなんだ酒器展なので、店内には作家さん事に並べられた徳利やお猪口、片口などがずらり。
なにを持ち帰ろうか目移りしてしまいます・・

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

奥座敷で行われた会には20名弱の食人たちが集まり、みなさんそれぞれに道を歩んでいる方々。にこにこと和やかな雰囲気の中、とても気持ちよく食事をさせていただきました。
まずは、焼き物に盛り付けられた前菜と酒の肴5種。

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

出汁巻き卵から時計回りにサツマイモのかき揚げ、ごぼうと薄揚げと人参のきんぴら、赤かぶの酢漬け、いかの塩焼き。そして具だくさん粕汁が出ました。
地元の食材で作られたお料理は塩気の少し強いものから上品な味付けのものまでメリハリがあり、甘・辛・酸のバランスのとれた前菜でした。
これに合わすのが・・

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

久保田酒店さんセレクトの美しい日本酒たち。しかも酒器は同席されている作家さんたちの作品・・・背筋がゾクゾクするくらいたまらない。
左から黒龍(こくりゅう)いっちょらい、常山(じょうざん)純米超辛、白岳仙(はくがくせん)大吟醸限定商い、梵(ぼん)吉平、白岳仙(はくがくせん)ちっか純米酒。

お酒と肴を一通り楽しんだ頃にお蕎麦が来ました。
一皿目は、あわら市産の早刈り新そばを使用した弊社の【水仙】抜実挽そば粉で打たれた極細の10割そば。
通常の【水仙】よりもさらに細かくなるよう挽き臼を限定し、微粉末にまで挽き切ることでつるつるモチモチ食感と極めて細い切り幅でも切れにくい蕎麦に仕上がっています。細打ち蕎麦はつるっと小気味よくすすると甘みと香りが良くわかります。福井ではなかなか細打ちのお蕎麦を味わえないので嬉しかった。

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

間髪入れずに2皿目。
こちらも弊社で製粉した粗挽き十割蕎麦です。
大野市産の完熟そばを手挽きに近い粗挽きにしました。でんぷん質の透明感と挽き割り状の甘皮部分が蕎麦の中に現れて、実に見事な仕上がり。出汁はなく、薬味の粗塩、わさび、しょうが、そして山ウニ(ゆずうに)というシンプルに蕎麦の感じる食べ方です。どの薬味も美味しいのですが、かんずりに近い味わいの山ウニが個人的には一番美味しかった。

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

最後3皿目は紅一点、せいこがにのお蕎麦。
蕎麦はだいこん舎さんの自家製粉手打ち十割、出汁にはせいがにの内子とミソ、大根おろしの搾り汁、醤油、ほのかに山ウニが忍ばせてありました。

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

蕎麦にカニとは邪道だ!という声も聞こえてきそうですが、旨いものは旨い!もうこれは仕方ありません。無言です。だって半身入っているんですもん。ただただ蕎麦とカニ、お酒に向き合います。カニみそと内子が入った出汁と中粗挽きの蕎麦の組み合わせが秀逸で、久しぶりに目の覚める美味を体験しました。こんな美味しい食べ方があったんですね。
このせいこがにのお蕎麦は事前予約で味わうことができるそうです。

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

最後にだいこん舎の南さんより一言。
産地の違い、挽き方の違いで表情が変わる蕎麦、作り手の個性で味わいが変わる酒器、水と人と土壌が造る日本酒、いろいろな職人、そして食人が一同に会した「そば屋で呑む酒はなぜうまい」のお酒とお料理の会。
個性豊かなお蕎麦と日本酒の組み合わせを楽しんで、参加した方みんなが笑顔になれる。
そんな会に参加できたことを心から感謝します。

蕎麦と料理と酒と器の職人と食人たちが集い、福井の食を楽しんだ「そば屋で呑む酒はなぜうまい」 in だいこん舎×木の上の鳥

【今回の会で使用した酒器作家】
—————————————–
カナサ窯 : 土本 訓寛・久美子(片口・お猪口)
陶房 遥 : 吉田 信介(片口・お猪口)
山月窯 : 村田 紀之(片口・お猪口)
風来窯 : 大屋 宇一郎(片口・お猪口)
花虎窯 : 武曽 健一
泰陶房 : 服部 泰美(片口)
—————————————–

素晴らしいご縁をいただきました。
みなさま、本当にありがとうございました。

[11月25日(水)]
天気:曇り
石臼工場内室温:8℃
石臼工場内湿度:48%

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カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き, 越前ふくいの食・文化 | タグ: | 十割蕎麦だいこん舎×ギャラリー木の上の鳥のコラボイベント「そば屋で呑む酒はなぜうまい」にて、職人同志が福井の食を楽しみました。 はコメントを受け付けていません

そば粉ガレット教室in京都の今期最終クラス!ヴィーガン料理家erico先生の卵バター無しグルテンフリー&マキコレワインの教室です。

おはようございます。

うううーさぶい・・
手がかじかんで感覚がなくなってきました。放射冷却なのか天気はいいけど気温が低くて底冷えする。そば粉をお湯で溶いただけのお手軽そば湯飲んでエンジンかけていきましょう!

先日、参加させていただいた京都のガレット教室の今期最終クラスが今週末にあります。
ヴィーガン料理家erico先生の無農薬栽培の全粒そば粉を卵&バター無しで作るガレットにヴィーガンデリを盛り込んでいただく教室で、カーヴ田中屋さんによるオーガニックのマキコレワインとの組み合わせも楽しめて、マクロビベジガレットと感動のワインという贅沢な内容になっています。

お申込み&詳細はこちら↓
12月7日erico先生クッキングデモ グルテンフリー!!「蕎麦粉のガレット&マキコレワイン」実施のお知らせ

以前の様子をブログで紹介しています↓
/sobako/soba_konaya6/garettecrepe/9615/

そば粉ガレット教室in京都の今期最終クラス!ヴィーガン料理家erico先生の卵バター無しグルテンフリー&マキコレワインの教室です。

以下、チラシの文章
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erico先生のクラスの中でも人気が高い「蕎麦粉のガレット」のクラス。

卵なしバターなしでもパリッと仕上がる絶品ガレットの作り方を中心にデザートも蕎麦粉で披露して頂けます。
年末特別企画としてマキコレワインの「カーヴ田中屋」さんにガレットにピッタリのワインをセレクトして頂き、マキコレワインのあれこれと一緒にお楽しみただけます。そしてもうお一方、越前蕎麦粉「カガセイフン」六代目加賀健太郎さんをお迎えし、蕎麦粉について語って頂きます。

フランス生まれのガレットとワインの会。1年の終わりはSpecialクラスです。ノンアルコールご希望方にはCHOICEの酵素ジュースをご準備。そしてCHOICEからはワインにピッタリ!話題のオリジナルベジ発酵チーズのご試食をご用意!!

盛りだくさんの年忘れ企画です(^O^)/
巷で話題の「グルテンフリー」レシピを覚えておいて損はありません。
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当日は福井の蕎麦について、栽培について、農家の想いについて、石臼製粉について、ソバの栄養についてなどなど、喋り下手ですが僕も心を込めて精いっぱいお話させていただきます。

eriko先生のトークもとても楽しみな教室、ワクワクします。

お申込み&詳細はこちら↓
12月7日erico先生クッキングデモ グルテンフリー!!「蕎麦粉のガレット&マキコレワイン」実施のお知らせ

[11月20日(木)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:6℃
石臼工場内湿度:41%

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福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられる。

おはようございます!
今朝は昨日と打って変わった青空が広がっています。
気持ちいい!最高の1日になりそうです。

新そば収穫もそろそろ終盤、今年は大雨によるソバのまき直しによって栽培時期が2週間~3週間ほどズレこんでいる影響で、本来11月初旬頃には終わっている収穫作業が今現在も行われています。
この時期は気温が一気に下がり冷害の被害にも遭いやすいので、1日も早く収穫したいところですが実の生育がなかなか追いつかずバランスを見ながらの作業になります。天気が心配です。

福井から石川県の能登へは車で2時間弱、奥能登になると3時間以上かかります。
豊富な魚介類、日本酒、お米、和牛、温泉、自然、文化などなど。大学で石川県に行くまでは能登の魅力など知ろうともしませんでしたが、今ではすっかり虜。年に数回は足を運ぶ大好きな土地です。そんな能登にもお蕎麦屋さんはたくさんあり、その中で一件ご紹介したいと思います。

能登中島町、霊水そばの「そば切りげん」さん。
こちらは別にお店があって、もう一つ道の駅とぎ海街道でも食べられるんです。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

この道の駅には、土日限定で朝挽いて打って持ってこられるそうです。
そば打ちに使う水は万病に効くといわれている「藤瀬の霊水」。なんだか食べるだけで体の中から健康になりそうな感じです。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

福井県奥越地方の玄そばを手挽きで製粉する挽きぐるみ蕎麦

げんさんのお蕎麦は透明感の中にホシが飛ぶ涼しげな印象。でんぷん質主体のそば粉ゆえに蕎麦の持ちが悪く、ところどころ切れ切れになっていますが美味しいお蕎麦です。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

挽きぐるみなのにこの透き通り感と色味。

打つの大変だろうな・・
さらさらしたそば粉なんだろうな・・
加水の加減とかタイミングも微妙なんだろうな・・
毎日手挽きで体もきついだろうな・・
だからこそこの蕎麦になる・・
そしてこの食感を出す・・素晴らしい・・

そんなことを考えながら食べていました。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

道の駅で出されるお蕎麦って”それなり”だと思うんです。
特別にこだわったものやそば店レベルを求めているわけではなく、どちらかというとご当地グルメ系ですよね。
その土地でしか食べられない、その土地で愛されているメニューが食べたくなります。

そういった場所で本格的な蕎麦が食べられるというのは蕎麦好きにとってはたまりませんが、一般のお客様にはひょっとしたらご当地メニューに目が向いてしまうかもしれません。そういう意味ではちょっと不利かもしれません。でも、道の駅とぎ海街道に来たら一度はそば切りげんさんのお蕎麦をしみじみ味わってみてください。

[11月19日(水)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:11℃
石臼工場内湿度:47%

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越前陶芸村にある手打ち十割そばのだいこん舎は、古民家で石臼自家製粉の香り高い中粗挽き越前そばが食べられる。

おはようございます。

今朝はキュッと気温が下がりました。天気はギリギリ曇りなんですが、なんとか雨を持ちこたえているような巨大な雨雲が空を覆っています。
昨晩は大きな雷と稲光が走り、そろそろ北陸の冬到来かなと震えている妻を横目にしみじみ感じておりました。雷の轟音で寝られないほどうるさくてやかましくて、ぴかぴかと光る稲光が寝室にも届くようになると北陸の長い冬が始まります。もう秒読み段階ですね。

さて、越前町宮崎村の越前陶芸村にある十割そばのだいこん舎さんへ行ってきました。
数年前まで鯖江市の旧8号線沿いにあったお店がこちらへ移転しました。

越前陶芸村にある手打ち十割そばのだいこん舎は、古民家で石臼自家製粉の香り高い中粗挽き越前そばが食べられる。

店内は古民家を生かした雰囲気で、田舎のおじいちゃん家に来たかのようです。
広く取られたテーブルは8人がゆったりと座れます。薪ストーブがじんわりと温かくてほっこり。

越前陶芸村にある手打ち十割そばのだいこん舎は、古民家で石臼自家製粉の香り高い中粗挽き越前そばが食べられる。

窓から入る日差しと間接照明の色がこれまたまったりさせてくれます。
お蕎麦とそばがきを待つ間、なにも特別多くしゃべることもなく、この空間を楽しみながら奥で蕎麦を調理している音を楽しむ。良い空気感です。

越前陶芸村にある手打ち十割そばのだいこん舎は、古民家で石臼自家製粉の香り高い中粗挽き越前そばが食べられる。

お待ちかね、だいこん舎さんのお蕎麦。
店主の南さんは使用する原料選びから石臼製粉、そば打ちまですべて行います。
自家製粉中粗挽きの白めのお蕎麦にほんのり黒いホシが飛んだ良い塩梅の仕上がり。

越前陶芸村にある手打ち十割そばのだいこん舎は、古民家で石臼自家製粉の香り高い中粗挽き越前そばが食べられる。

のど越しもほどほどに噛みごたえもあって甘みがある。
切り幅は福井県人が好む中太切りで嬉しい。

蕎麦掻は可愛いすぎる盛り付け。
薬味には鬼おろしでおろされた粗めの大根おろしとわさび、そして何やら鮮やかなオレンジのものがあります。これ何かわかります?

越前陶芸村にある手打ち十割そばのだいこん舎は、古民家で石臼自家製粉の香り高い中粗挽き越前そばが食べられる。

蕎麦掻(そばがき)の薬味には、福井人の心に染み入る「山ウニ(ゆずうに)」が最高。

これは山うに(ゆずウニ)がというもので雲丹ではありません。ゆずの皮をすりおろしたものに鷹の爪と塩を加えて作られるこの辺りに古くからある伝統的な珍味です。大根おろしとわさびは鉄板の組み合わせですが、山うにとの相性はたまりません。福井人の心に染み入る味わいそのものです。

越前陶芸村にある手打ち十割そばのだいこん舎は、古民家で石臼自家製粉の香り高い中粗挽き越前そばが食べられる。

まずはそのまま味わって蕎麦の香り、甘み、食感を楽しむ。
次に醤油で、わさびで、大根おろしで、山ウニで・・
あとはもう乱打戦。好きな食べ方で好きなようにいただきます。幸せですね~

だいこん舎さんお隣の木の上の鳥さんでは、11月14日~24日まで器展を開催します。
その名も「蕎麦屋で吞む酒はなぜ うまい」
作家さんが作る一点ものの作品がずらり並ぶ、酒器好きにはたまらない企画です。

また11月23日(日)には「お酒とお料理の会」があります。
この会に光栄にも弊社のそば粉もご使用いただいて、だいこん舎さんと弊社のそば粉で蕎麦を出し、お料理と久保田酒店さん(鯖江駅前)プロデュースの新酒がお楽しみいただけます。
ご興味がある方、どうぞいらしてください。

【お問い合わせ】
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木の上の鳥
住所:福井県丹生郡越前町小曽原120-3-20 陶芸館横
電話:0778-32-3735
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[11月18日(火)]
天気:曇り
石臼工場内室温:7℃
石臼工場内湿度:56%

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