福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられる。

おはようございます!
今朝は昨日と打って変わった青空が広がっています。
気持ちいい!最高の1日になりそうです。

新そば収穫もそろそろ終盤、今年は大雨によるソバのまき直しによって栽培時期が2週間~3週間ほどズレこんでいる影響で、本来11月初旬頃には終わっている収穫作業が今現在も行われています。
この時期は気温が一気に下がり冷害の被害にも遭いやすいので、1日も早く収穫したいところですが実の生育がなかなか追いつかずバランスを見ながらの作業になります。天気が心配です。

福井から石川県の能登へは車で2時間弱、奥能登になると3時間以上かかります。
豊富な魚介類、日本酒、お米、和牛、温泉、自然、文化などなど。大学で石川県に行くまでは能登の魅力など知ろうともしませんでしたが、今ではすっかり虜。年に数回は足を運ぶ大好きな土地です。そんな能登にもお蕎麦屋さんはたくさんあり、その中で一件ご紹介したいと思います。

能登中島町、霊水そばの「そば切りげん」さん。
こちらは別にお店があって、もう一つ道の駅とぎ海街道でも食べられるんです。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

この道の駅には、土日限定で朝挽いて打って持ってこられるそうです。
そば打ちに使う水は万病に効くといわれている「藤瀬の霊水」。なんだか食べるだけで体の中から健康になりそうな感じです。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

福井県奥越地方の玄そばを手挽きで製粉する挽きぐるみ蕎麦

げんさんのお蕎麦は透明感の中にホシが飛ぶ涼しげな印象。でんぷん質主体のそば粉ゆえに蕎麦の持ちが悪く、ところどころ切れ切れになっていますが美味しいお蕎麦です。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

挽きぐるみなのにこの透き通り感と色味。

打つの大変だろうな・・
さらさらしたそば粉なんだろうな・・
加水の加減とかタイミングも微妙なんだろうな・・
毎日手挽きで体もきついだろうな・・
だからこそこの蕎麦になる・・
そしてこの食感を出す・・素晴らしい・・

そんなことを考えながら食べていました。

福井奥越地方の玄そばを手挽き自家製粉で打つそば切りげんの「霊水そば」が、道の駅とぎ海街道にて土日限定で食べられます。

道の駅で出されるお蕎麦って”それなり”だと思うんです。
特別にこだわったものやそば店レベルを求めているわけではなく、どちらかというとご当地グルメ系ですよね。
その土地でしか食べられない、その土地で愛されているメニューが食べたくなります。

そういった場所で本格的な蕎麦が食べられるというのは蕎麦好きにとってはたまりませんが、一般のお客様にはひょっとしたらご当地メニューに目が向いてしまうかもしれません。そういう意味ではちょっと不利かもしれません。でも、道の駅とぎ海街道に来たら一度はそば切りげんさんのお蕎麦をしみじみ味わってみてください。

[11月19日(水)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:11℃
石臼工場内湿度:47%

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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