そば歩き


ここのところ、うどん圏である関西地方からの
お問い合わせが多いので、一族で奈良県の端っこまで
片道3時間のそば歩きに出かけてみました。

下調べというやつが苦手なので、
何も考えず思いのままハンドルを握る事に。

市街地をひた走っていて、お店の前によくかかっている
「うどん そば」の旗を見て、変な違和感を感じた。

例えば福井県のように “そば処” だと、
この場合「そば うどん」です。
全国共通だと思い込んでいた「そば うどん」の旗が
地方によって順序が逆だとは・・・。
考えれば当然ナンダロウけど。

まっ、誰もそんなとこ見ていないでしょうね。

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | そば歩き はコメントを受け付けていません

蕎麦打ち達の愉悦

趣味でそば打ちされているお客様に共通している感情は、
周りの家族や友人に振舞った自慢の手打ち蕎麦に対して
「おいしい」の一言が返ってきた時のなんとも言えない
充実感と嬉しさでしょう。

「この前、旨いって食べてくれたよ!」と
満面の笑みを浮かべて来店くださるお客様にそう言われると、
私たちも非常に嬉しいものです。
もっと良いものを・もっと良い時間に・もっと良い状態で
お出しできるようさらに努力できます。

必要以上のうんちくはいらない。
「おいしい」の一言をいただけるよう頑張っていこう。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 蕎麦打ち達の愉悦 はコメントを受け付けていません

生産者のソバ栽培にかける思いに感動

昨日の朝刊 に福井県旧今庄町(現南越前町)の生産者が地元在来種に対する確固たるプライドとその想いを細かく紹介していました。
紹介されている方は、試行錯誤しながら僕の何十倍もの間ソバを栽培し続けている。

そば粉製粉業の道に入ってわずか2年。
僕の父親は約30年、尊敬する亡き祖父は50年近くこの仕事に従事している。

ソバを栽培⇒石臼製粉⇒製麺・提供

僕達の口に入るまでに大きく3つの工程があるとして
それぞれ身を削るような努力と勉強の日々を何十年もかけて
終わりの無い毎日を新発見しながら極めていく

そんなことを考えていると、
自分ですべてをこなすこだわりのお蕎麦屋さんに
するには一体何十年必要なんだろう。
きっと何十年あっても足りないんだろうな。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 生産者のソバ栽培にかける思いに感動 はコメントを受け付けていません

粗挽きの粗挽き

こんなお客様がいらっしゃいます。

粗めのそば粉に粗挽き粉をさらに加えたもので
そば打ちを楽しんでおられます。

ボソッとした田舎風な蕎麦がお好みのようで
大根おろし(おろし汁も一緒に)にカツオブシ、ネギの上から
ダシしょうゆを一回りかけて食べる。
噛んで食べると粗挽きの粒からいい香りが鼻から抜けるので、
全面的にそばが主張しまくります。

こうしたご要望を直に持ってこられるお客様にできるだけ
応えられる努力をすることで常に勉強させていただいてます。
本当に100件お店があれば100人の舌があるんだなーと
改めて実感した瞬間でした。

カテゴリー: 【奥越】粗挽き蕎麦粉, 蕎麦・うどんの食べ歩き, 越前そば粉の商品情報 | タグ: | 粗挽きの粗挽き はコメントを受け付けていません

初打ち


新年があけまして、ご来店されるお客様は
早速「初打ち」を楽しんでおられるようです。
すでに2回も3回も来店くださる方は、
その度に配合を変えながら気分に合ったそば打ちをされています。
ウレシィー。

今朝もこんもり雪が積もって街中は飽和状態にもかかわらず
末吉まで足を運んでいただいて、本当に感謝です。ご苦労様です。
お帰りは十分にお気をつけて!

来週はどんな出会いがあるのだろう・・・。
こんな事を妄想しつつ今日もジワジワ過ごします。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 初打ち はコメントを受け付けていません

雪・ゆき・ユキ

今朝から降り積もった雪が夕方になるにつれ
ボタン雪と化し気づいたら結構積もってる・・・。
お供え物のお餅の表面も乾燥でひび割れてパリパリ状に。

新年を迎えた工場は半冷凍庫のような環境。
今年最初の仕事は雪かきで決まりのようです。
放っておくとそのまま凍って厄介ですから。

お昼は近くのお得意様のお店にて温かいお蕎麦を
いただきました。
「年初め蕎麦」とでも勝手に言っておきましょうか。
冷えた体を温める瞬間ってちょい幸感じちゃいますよ。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 雪・ゆき・ユキ はコメントを受け付けていません

源泉たまご


源泉で「温泉たまご」を作ってみました。
なんでも70℃前後の温泉に20分程度で出来るそうです。

生卵にはしばし温泉に浸かってもらいつつ、
その隙に自分も温泉に浸かってくる。
良い頃加減に「源泉たまご」は仕上がって、妙に感激。
舞い散る雪も立ち上る湯気も美味しさをさらに決定つける
薬味ですね。

明日は積雪のようです。
今も壁となった雪が立ちはだかってるのに
この上、更に降るとなると・・・。

本年も一生懸命努力して、皆様に美味しいそば粉を
お届けしたいきたいと思っております。
今年もよろしくお願いします。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 源泉たまご はコメントを受け付けていません

温泉で湯治希望。


年末冷え切った体とダメージをリセットするため
近くの芦原温泉へ出かけました。
市内から車で約30分。
この身近感がいい感じです。

同じ心境のお客さんが多いのか、
湯の町は賑わいをみせ。白い湯気が
冬の空を暖かくしてくれそうな勢いです。

今回宿泊したのは「つるや」さん
源泉に一番近い旅館で、大きすぎず小さすぎず
湯の花が散らばった僕好みの温泉でした。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 1件のコメント

金沢・尾山神社に参拝してきました。


僕の第2の故郷、石川県金沢市・尾山神社 にて
初詣/初参りです。
約6年間この町で人生勉強してたわけなんですが、
一度も初詣に行ったことがありませんでした。
お参りすら行った事無かったのかもしれません・・・。
ごめんなさい。

福井県の上にある石川県。
海の風が吹いてくるので、さらに寒い!
でも、古都の名残・犀川の様子・兼六園の雰囲気・
石畳の城下町などを雪が引き立てて何とも風情豊か。

温かいお蕎麦でも食べて新鮮な気持ちを持って帰ろう。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 金沢・尾山神社に参拝してきました。 はコメントを受け付けていません

謹賀新年


あけましておめでとうございます。
大晦日、一年間のご苦労と感謝を込めて石臼工場をキレイにして
新年をお迎えする準備を着々と整えて、気づいたら夜も深い。
雪はなんとか我慢してくれている夜空でも
気温が低いようです。寒い・・・。

毎年、年が明ける瞬間って思っているよりもあっけない。
明ける前はいろいろ考えますが。
早速、近くの神社に新年のご挨拶と今年一年の健康・ソバの豊作を
祈願してきました。
人はチラホラ居るだけ。しかも、驚くほど順番が速い。
本当に寒いんです。凍ってます。

今年も私ども一同、より一層努力してまいりますので、
本年も末吉製粉のそば粉をよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと | タグ: | 謹賀新年 はコメントを受け付けていません