なごりなごりなごり雪

約1ヶ月おいて、想定内の降雪なんです。

でも、想定外の積雪量にココロが折れそうになりました。

先週までポカポカ陽気だったのに福井市内で36cmの雪。

素敵な曲「なごり雪」も、腹立たしいことこの上ない気持ちです・・・。

横殴りの風雪はもう飽きました。

横殴りの春風が恋しい一週間になりそうです。

最後の悪あがきだと思って、この時期の雪景色に風情を感じましょう。

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里帰り

新しく生まれ変わるために、しばらく旅に出していた石臼が気合を入れて帰ってきます。

末吉の粉奈屋としては歴史のある石臼。僕のおじいちゃんのおじいちゃんの代、ひょっとしたらもっと前かも・・・。

僕の知らない昔の様子を、回りながらずっと見て支えてきた石臼。
これからも見続けて支えてくださいとの思いを込めて、ワクワクしながら待ってます。

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花粉症と花粉

ようやっと心地よい風がこちらにも届きました。
と同時に、花粉症の季節ですね。

コナヤのスタッフには、幸い花粉症は今のところ無いようです。
まっ、花粉症だったら仕事になりませんけどね
花粉と書いて「はなこ」と読むそば粉があるくらいですから・・・。

食べ物であっても、鼻にとっては障害物です。
製粉されたそば粉が、風に乗って充満している環境で仕事をしてますから、鼻炎には気をつけてますよ。あとは足腰の痛みとの戦いですかね。

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方言の不思議

福井・石川・富山をあわせて北陸地方。
最近は新潟・長野もなぜか北陸地方に入ってますが。
ちなみに金沢は石川県です。

石川・富山の言葉はある程度似通っているんですが、3県の中でも福井の方言は特殊だと言われます。隣同士なのに、不思議だね??? なんてよく言われたり。

とある人は、福井弁は「関西弁の東北訛り」だと。
確かにそう聞こえるのかも・・・。的確な表現で嬉しかったです。

喋るより、会話を聞いていたい。という人もいましたね。
よく分かりませんが、落ち着くそうで。
まぁ、ありがとうございます。

福井の人で、県外の訛りに染まっている人を僕は見たことがありません。
ただ、自分の周りの人間が知らず知らずの内に福井弁を喋っているっていうのは、よく見ます。なんだろう・・・、使いやすいのか? 

染まりにくく、染めやすい でしょうか。

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旨い もくもく

今日は桃の節句。
お蕎麦屋さんも女性には、いろんなサービスを実行しているようです。
自宅の部屋には、一年に一度のお雛様が勢ぞろいして、とても賑やか。
この日だけは、なんとなく女の子が羨ましく感じるもんです・・・羨ましい。

とある配達先の前にあるお魚屋さん。毎日ご主人の姿が見えない位、ものすごい煙を巻き上げて炭火で魚を焼いています。すっごい良い匂いです。仕事中だから・・・という理由で焼き魚の購入を今まで自粛していました。
しかし!とうとう買ったんです。食べ物の焼ける匂いには勝てません。

今夜が楽しみだぁ・・・。

桃の節句はどこへやら~
今の頭中は、旨い魚を食べる事のみ。単純なんです。

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平成18年豪雪

今期の大雪は、そう名づけられました。
積雪量も期間も2年分。いやそれ以上かもしれない・・・。

約20年ぶりの大雪で、死傷者が戦後2番目に上っていることから命名されました。
中でも除雪作業中の死者が増えて、高齢者が多いのが特徴だそうです。

春を目先に街行く車は、雪の影響だと思われる傷みが目立ちます。
雪深い地域に足を運べば、倒壊した小屋や倒壊寸前の古民家がその凄まじさを教えてくれます。

一昨日から気温が逆戻り、今日に至っては雪が散らつく程寒い。
この時期のこの気温は体に染みる。
なんというか、お腹と背筋が同時に痛むような感覚。

「異常気象」という言葉は、1年に何度耳にするんだろう。。。
最近ではあまりにも「異常気象」が普通だから、本当は正しい気象が逆に「異常気象」に見えてしまうのは僕だけだろうか。それならいいんだけど。

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越前辛味大根


最近、福井のスーパーで見かけることが多くなった辛味大根。
手の平サイズでちっちゃいくせに、舌がシビれる程やんちゃなヤツです。
実際に見たことはないけれど、お隣の敦賀市では紫色した辛味大根もあるようですね。

手にした辛味大根は、生産地と生産者が記載されてて、いかにも旨そうな雰囲気。
今晩は「越前辛味おろしそば」といきましょうか。

この大根は実が詰まっていて水分が少ないので、普通の大根と合わせると辛味と水分のバランスが良いのです。煮物にはあまり向かない気がします。

しかし、辛そうだなぁ~。

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一石二鳥???


僕は年中通して「おろしそば」には目が無いんだけれど、
中でも「なめこおろし蕎麦」には首ったけなんです。

メニューに載ってると、店主のお薦めはまったく目に入れずに注文します。
なのに、福井のお蕎麦屋さんではあまり見かけません。(自分の店選びがすれ違ってるのか。。。)

そういえば、県外の出張先でたまたま入ったお蕎麦屋さん。
無駄が無くシンプルなお品書きで、実にはっきりした内容だったと記憶してます。
「なめこ蕎麦」ありまして、大根おろしを付けて注文しました。

数分後・・・ガラス製の中鉢に、女性のこぶし大の蕎麦と大さじ一杯のなめこ、
汁をしっかり絞った大根おろしがのったモノが来ました。
最初、箸休めが来たのかな?・・・と目を疑うほどのスケールの低さに、無心でボーっとしていた気がします。驚きとか憤りも無かったような。

カップラーメンの出来上がりを待たずに食べきった僕は、食べたのか食べてないか分からないままお店を後にし、正面のお蕎麦屋さんで”食事”をしました。
良く言えば、一度に2度美味しい?体験だったのか・・・。

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自然なリズム

開店早々、年配のお客様がいらっしゃいました。

母親が粉を仕上げている間、時間つぶし程度におしゃべり。
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「今日は珍しくポカポカですね。」
「こんな朝早く来られるなんて、何かの集いですか?」

>>>「食べたくなったから来た。」
  「今日のお昼はお蕎麦食べようと思って!」
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僕なら、「さぁ、今からそば打ちするぞ!」というような
気合いを入れないと、なかなか手が進まないところがあるけれど
その方は、生活の一部に趣味のそば打ちが自然に存在していて、
スローなリズムがとても素敵なオジサマでした。

まったりとした会話を程よく楽しんだ頃に、そば粉が仕上がり
にこりとしながらお店を後にしました。
(今からの時間の楽しみ方を創造してるのかなぁ。)

「(自分の打った蕎麦を)お昼に食べたくなって!」
なんて、いずれ言ってみたい言葉だなぁ・・・と
つくづく思う一日の始まりです。

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星がキレイです。

今日は正に小春日和。
気温は15℃近くまで上がり、今年初めてあたたたたたかい!なんて思った日です。

お昼過ぎに、新しいパンフレット製作をお願いしているデザイナーの方が取材に来られました。プロでありながら素人目線での質問は流石だ!
僕達では当然の仕事でも、一般の目線ではとんでもないこだわりだったりするものなんだな~と、こっちが逆に良い気づきをさせてもらったような不思議な感覚です。

颯爽と取材を終わらせ、コーヒーで一服してもらえたと思いきや携帯が踊る。次のお仕事に飛んで行きました。

気づけば夕暮れ。
ポツポツと星が現れ、とてもキレイな夜です。
明日は雨予報ですが、微塵も感じさせない夜空です。

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