末吉製粉物語


末吉製粉の歴史、一日の流れ、石臼へのこだわり、スタッフのご紹介など僕たちの仕事に対する思いを込めた小冊子ができました。トップには水車式だった創業当時の石臼(今でも現役回転中!)や原料(玄そば)の低温・低湿倉庫を写真でご紹介しています。

前から、こんな感じの冊子が作りたくって頭の中でずっと考えていました。ただの会社概要みたいなパンフレット形式ではなく、お客様に気軽に読んでもらえるような僕たちの思いを綴った物語調なやつ。
ちょうど手のひらサイズだったり、滑りにくくページをめくり易い厚さの素材を使ってみたり、大きさや紙質にもちょっぴりこだわってます。

こんな冊子って手間がかかるし、僕たちの頭の中を絵文字化するわけなので、なかなかお手伝いしてくださるプロの方も少ないんですが、偶然知り合いの方に引き受けてもらえて本当に感謝してます。ありがとうございます。

冊子ができ上がるに連れ、その方も粉奈屋の思いをだんだん把握してくださって、言葉選びにも磨きがかかっていくんです。すごーい!

店頭に数冊置いておくとお客様はそば粉の仕上がりを待つ間、冊子を手にとって読んでくださいます。蕎麦粉が仕上がってもまだ呼んでいる方もいらっしゃいますが・・・・(笑)
逃げませんから持ち帰っていただいていいんですがねー。 まぁいいや。

見ていただけるより、読んでいただける冊子を作れた事に感謝の気持ちと満足感を感じてます。ご注文いただいたお客様、発送の時、一緒に中に入れておきますから一度読んでみてください。なんでもご感想なんかいただけたら嬉しいです。

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新潟ライフ! ③


大満足だった「小嶋屋」さんを飛び出して駅前をぶらつく。こうして街をマジマジと見ていると、新潟って意外とそば屋多いんだなぁーって思う。ちょっと歩いたらすぐに現れる。そういえば「うどん」のメニューが極端に少ない。福井と同じ蕎麦文化なんだな。

そうこうしているうちに2件目、「須坂屋そば」さんへ
こちらも一杯のお客さん。2階へ通されて3~4人前のへぎそばを注文。「お待たせしました!」とともに、ドンと来ました。その迫力と丁寧な盛り付けに思わず写真を撮ってしまったのは、僕以外の仲間も同じです。

前項の小嶋屋さんは辛めのサッパリした昆布・カツオ風味のだしに対して、こちらは東京に支店が多いせいか甘辛で色黒な味付け。関西風のダシで食べるおろしそば文化な僕にとっては、ちょっとダシが合わなくて苦戦。でも、そばの香りは「小嶋屋」さんより感じてちょっぴりザラついた食感は、蕎麦らしくてこちらも美味しかった。全部完食すると、しばらく動けず。数件ハシゴすると言っていながら、2件で腹一杯になってしまった4人でした。

結局、2件だけでへぎそばツアーは終わってしまったんですが、やはりいろんな人から情報をもらうより、自分の足で直に訪ね歩いて体験した方が良く分かりますね。これからも時間が取れれば、徐々にいろんなおそばを食べてみたいです。いろいろ好みはあるけれど、どんなそばも美味しい。

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新潟ライフ! ②


街が動き出すと同時に動き出す。とりあえず一軒目は近場でさらっと食べましょう! そんなんで、新潟駅構内の【小嶋屋】に行きました。 11時前に着いた頃には、店内はお客さんで一杯。手振りされたへぎそばが目の前を過ぎる・・・。

蕎麦を待つ間、お店のパンフレットに目を通してみる。
ほーっ、「へぎ」って海藻のことじゃなくて、剥ぎ板で作った器のことを指すんだ。で、その器に手振りで一口ずつ盛られた蕎麦を「へぎそば」と呼ぶわけだ。なるほどなるほど。 と関心してるとそこに「へぎそば」来ました。薄透明で「ふのり」の色がキレイな細切りの蕎麦は、まず見て楽しめる。

キリッと〆られている蕎麦は、独特の歯ごたえとのどごしが気持ちよくて美味しいお蕎麦だった。福井人の好みとしては、もう少し硬くて歯ごたえがある方が良いけど、初めて「へぎそば」というものを食べられて幸せでした。

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新潟ライフ! ①

多少、強行スケジュールではありましたが新潟行って来ました。

連休の渋滞に巻き込まれる心配を微塵も思わせないくらい快調な高速道路のおかげで、福井県から約4時間で到着です。
これで4回目になるけれど、新潟・・・街の道路大きくて相変わらずキレイだなぁ。。。

僕らの地元とはまた違った緩さが感じられるし、空気も美味しい。着いた時間も夜中ということで、この日はゆっくりと体を落ち着かせて、明日にすべてをこなしましょ! 新潟1日目は、軽く飲み歩いて情報収集してみました。

連休中だからでしょう、たぶん。街にヒトが少なくて若干淋しい古町界隈。まっ、僕はこの方が動きやすくて好きなんですけど、道が広くとってあるので ゴチャゴチャ してなくて分かりやすい。でも、たくさん歩くから疲れるかも・・・

明日は何件もハシゴで蕎麦だーと意気込みつつ一眠り。

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しつこい冬から、一気に夏へ

あっという間に5月になってしまいました。
連日、最高気温を更新する福井市は平均気温26℃。1ヶ月前まではなかなか暖かくならなくて、早く温暖な気候にしてほしいと思ってたんですが、もう少し涼しくて良いよーなんて思ってしまいます。最近は沖縄よりも本州の方が暑かったりしますから、良く分かりません。

今年のゴールデンウイークは、個人的に新潟まで飛んでみようと思ってます。
新潟といえば、海藻を加えた「へぎそば」を食べてこないと!
「へぎそば」って実は名前は知っていても、どんなもので、どのように食べるのかとか、あまり知らないので、その辺もいろいろ勉強してこよう。

5月の工場の休業日は3(水)、4(木)、7(日)、13(土)、14(日)、21(日)、28(日)です。

連休の方やそうじゃない方も、良い連休ライフを送ってくださいませ。

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うるしの里まつり で過ごしませんか?

毎年、5月3日~4日にうるしの里会館周辺で行なわれる春の「うるしの里まつり」。市中パレードや子どもたちの山車曳き、やんしき踊り大会、屋台など多彩なイベントが行なわれます。また、うるしの里会館内にて漆器展示即売会(9:00~17:00)が行なわれます。

なにもしなくても漆器の町ならではの雰囲気や、穏やかな町並みをふらっ~っと散策してみるのも楽しいものです。これも一つの”キッカケ”ですから、一度足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

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蕎麦パン!


福井県産のそば粉で作ったパンが、こんなに香ばしくて旨みが残るなんて驚きです。

この手作りパンをいただいた「そば処 漆里庵」は、越前漆器の町、河和田町の中心に有り「うるしの里」として広く知られているところです。

袋に入った2種類のパンは、プレーンタイプ(ナッツ入り)とごま風味。
ソバの香ばしい香りが小麦の風味に負けてなくて、ナッツの食感も良いからそのままでも充分美味しい。

袋以外、全部手作りだからタグも手書き。
気持ちがそのまま伝わってくる体にも美味しいそば粉のパンでした。

興味を抱いた方は、一度アクセスしてみてはいかがでしょうか?

● 越前河和田そば処 漆里庵

  TEL   0778-65-0314
  E-Mail  mail:situriann@yahoo.co.jp
  URL   http://www.geocities.jp/kawadayoshida/index.htm

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葉桜 春爛漫


春風が冷たくて寒いんです。

当店で挽いている玄そばの産地、山間部大野市では桜舞い散る中に積雪があったそうで、桜の花びらに雪が降るという珍しい現象を押さえようと地元カメラマンや趣味の方が集まりました。

福井市から鯖江市、武生市にかけて桜前線は約3日のずれがあり、そば粉の配達をしながら日々咲き乱れつつある桜の様子を身近に感じながら送っています。

去年の桜は満開と同時に寒気と強風にあおられ一気に散ってしまったために、春がすごく短く感じました。そこいくと今年の桜は気象に影響される事も無くゆっくりとお花見ができて、ここ数年では一番の年初めです。

市内でも昼夜では気温の変化が激しいので、皆さんも体の体調管理には気をつけてください。温かいお蕎麦は体内の老廃物を流す役割と、保温効果、体調管理に一役買いますよ。

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千里浜でまったり ひとやすみ。。。


約8kmにわたる波打ち際を車で走ることができる国内でも珍しい砂浜道路、千里浜(ちりはま)。この千里浜は砂の粒子が細かくて、大型バスでもラクラク通行できる硬い砂浜。2つの温泉やキャンプ場もあって、うまいこと連なる浜茶屋では、はまぐりなどの海の幸が手軽に楽しめます。

風にのって届く潮の香りと波の音が、少しずつ心の重いものを持っていってくれる感じで、なんとも気持ちが良いものです。

気付けばひと眠り。。。

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永平寺 花まつり


お釈迦様のお誕生日を祝う「永平寺 花まつり」。
白い象の背中にお釈迦様の像を奉った社を乗せて、門前を練り歩く。
象の瞳が優しくて、妙に寂しそうだったのが印象的でした。

永平寺そば食べて、ご利益だんごつまみながら、山門で参拝して、お稚児さんに出会って、高校のブラスバンドも来てました。

越前時代行列が練り歩く同じ日に「花まつり」があったわけですが、街中とは違う緩い空気が漂っていて、山の香りと水の流れる音が素敵でした。

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