新潟ライフ! ③


大満足だった「小嶋屋」さんを飛び出して駅前をぶらつく。こうして街をマジマジと見ていると、新潟って意外とそば屋多いんだなぁーって思う。ちょっと歩いたらすぐに現れる。そういえば「うどん」のメニューが極端に少ない。福井と同じ蕎麦文化なんだな。

そうこうしているうちに2件目、「須坂屋そば」さんへ
こちらも一杯のお客さん。2階へ通されて3~4人前のへぎそばを注文。「お待たせしました!」とともに、ドンと来ました。その迫力と丁寧な盛り付けに思わず写真を撮ってしまったのは、僕以外の仲間も同じです。

前項の小嶋屋さんは辛めのサッパリした昆布・カツオ風味のだしに対して、こちらは東京に支店が多いせいか甘辛で色黒な味付け。関西風のダシで食べるおろしそば文化な僕にとっては、ちょっとダシが合わなくて苦戦。でも、そばの香りは「小嶋屋」さんより感じてちょっぴりザラついた食感は、蕎麦らしくてこちらも美味しかった。全部完食すると、しばらく動けず。数件ハシゴすると言っていながら、2件で腹一杯になってしまった4人でした。

結局、2件だけでへぎそばツアーは終わってしまったんですが、やはりいろんな人から情報をもらうより、自分の足で直に訪ね歩いて体験した方が良く分かりますね。これからも時間が取れれば、徐々にいろんなおそばを食べてみたいです。いろいろ好みはあるけれど、どんなそばも美味しい。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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