姫路魚町の天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。

姫路駅を姫路城口(北口)へ抜けて少し歩いた魚町は、飲み屋さんが連立する繁華街の中にあります。ここに素材に妥協しない斬新な天ぷらと毎日その日に打つ粗挽きの蕎麦が楽しめる天麩羅 團があります。

お店はビルの1階奥にあり通りからは見逃してしまいがちなので、ちょっとステルス性がありますが、それだけに店内はとても静か。着物を来た仲井さんと店主の今西さんが出迎えてくださいました。

まずはビールと日本酒呑み比べセットで喉を潤します。

▼日本酒呑み比べセット
姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。
常時、10種類ほどの日本酒が揃っているそうですが、日本酒好きのお客様が多いらしく、日に日にラインナップが増えていくそうです。

▼好みに合わせてお猪口を選ばせてくれるのも酒呑みには楽しいサービス♪姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。

▼先付け(右上から)大人のポテサラ、筍、鰆の燻製たたき、ふろふき大根、團卵姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。大人のポテサラはじゃがいも本来の味を楽しめるように味付けをなるべく控えてあり、甘さの引き立ったじゃがいものペーストを食べているようでした。切る前に藁で軽く燻した鰆のたたきは最高に美味しく、お店特製の團卵(だんたまご)は味がしみ込んでねっとりしたの黄身が美味しい。

それでは天ぷら前半戦。
まずは王道から。

▼(右上から)活海老、活海老の梅ソース、姫路レンコン、山菜(たらの芽、こしあぶら)
姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。

車海老は必ず活けを用意してお客様の目の前で揚げるんだそうです。海老の芯はほのかに生の状態。ほっくりした食感と後から海老の甘みを感じます。梅だれの方は大葉が巻かれていてさっぱりしています。しっぽも煎餅みたいでポリポリ残さずいただきました。
レンコンの中でも繊維が強い方という姫路レンコンは、ホクホクでさっぱりした甘さ。粘りが強くモチモチの加賀レンコンとは対極の美味しさ。

▼(右上から)キス、桜えびのかき揚げ、海鮮揚げ、あわび姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。
技術もさることながら良いごま油を使って衣も薄くして揚げているからなんでしょうか、サクッフワッ食感のキスは生臭みが一切なく、むしろ上品な甘みと白身魚の良い香りが立ちます。
桜えびのかき揚げは、生の桜えびを贅沢に使って外はサクサク、中はフワフワの絶妙な食感。カリカリになるまで香ばしく揚げてあるものしか食べたことが無かったので、この食感、この風味は初めての経験でした。

海鮮揚げはカニみその上に雲丹をイカと海苔で巻いて揚げたものをのせ、上からいくらをとろりとトッピングした見た目にも豪華で華やかな逸品。口に入れると旨みの要素が所狭しと溢れ出て、日本酒が無いとまとまらない感じ。そしてアワビは生だと固いので一度、蒸して柔らかくしたものを揚げているそうです。シャクっと歯切れよく噛み切れるアワビは汐の香りと旨みがたまらない。奥歯で噛めばむちむちっとした食感が楽しめてクセになります。

ここまでが前半戦。
ここから天ぷら後半戦の変態チックな創作天ぷらです(笑)

▼和牛のすき焼き風姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。A5ランクの牛肉を衣の表面だけサクッとさせた半生の天麩羅。
濃厚な卵の黄身をドボッと付けて食べたら言葉が出てこないですね(笑)
「黄身は全部使わないでくださいね!」と言われたので半分ほど残したら、その黄身がトリュフの香りを纏って一口サイズのTKGになって戻ってきたのには悶絶です。

▼ヤングコーンと万願寺唐辛子姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。
ヤングコーンは揚げる直前に目の前で房から取り出し、鮮烈な香りが飛ばないうちに供されるのですが、揚げた後に備長炭でさらに焼き目を付けるという一手間。これによってヤングコーンの爽やかな香りに燻製のような香りがプラスされ、噛んだ時のみずみずしさと甘みがたまりません。
万願寺とうがらしも同様。でもこちらは一転してサクッと香ばしく仕上がっていて、甘だれと最高の相性で女性1番人気の天麩羅というのも納得です。

▼フォアグラとフレッシュオレンジ
姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。フォアグラは天麩羅ではタブーなんだそうです。
理由は簡単。油の高温でフォアグラが溶けちゃうから。今西さんは試行錯誤の末にこの天ぷらを作り上げ、フレッシュオレンジの酸味とオレンジピールの香りを活かしてフォアグラをさらに美味しく食べさせてくれました。

▼打ちたてのお蕎麦姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。
毎朝、打つという日替わりの手打ち蕎麦。この日は丸抜きをベースにした粗挽きタイプで、別皿に添えられていたのは丸抜きをすりこ木で粗く砕いたもの。蕎麦のフレッシュ感を出す為にこれを出汁に入れてもいいし、蕎麦にパラリとかけても美味しい。

姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。
姫路駅周辺の繁華街である魚町にはそば専門店が数件あるらしいのですが、飲んだ後の〆にこの蕎麦だけを食べにやってくるお客様もいて、深夜に差し掛かる時間に女性2人がお蕎麦を食べていらっしゃって、近隣のそば店よりここのお蕎麦の方が美味しいという話をされていた姿が印象的でした。

姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。上品な白系の麺線に粗粒がプツプツ浮かんで、のど越しの良い粗挽き蕎麦に仕上がっています。天ぷらもお蕎麦も素材の味だけで十分美味しいので塩や出汁はほぼ不要です。ほとんどそのままで美味しくいただきました。

最後に店主の今西さんと撮らせていただきました。

姫路魚町にある天麩羅 團(だん)は、斬新な天ぷらと粗挽き手打ち蕎麦が楽しめる。

僕は生まれつき胃もたれしやすい体質なので揚げ物全般を多く食べられず、食べる際にはレモン汁とか酢醤油、大根おろしなどを付けてさっぱりさせないと結構きついんです。でも、今西さんの天麩羅は胃もたれせずカラッとサクッと仕上げるために太白ごま油を贅沢に使用して、多い時には1日に2度、油を交換するんだそうです。材料選びから調理、オペレーションに至るまで、いかにお客さんに楽しんで食事をしてもらえるかということをとてもよく研究していらっしゃるな、とお料理やメニュー、店づくりを見て感じます。

姫路は大きな城下町だからでしょうか、男性は豪快で豪傑。女性は一見、控えめに見えてその実、男性を紐で操る策士のように見えました。姫路で食事をしたのは人生で3.4回ほどですが、もっと姫路を知りたくなりました。

今西さん、ごちそうさまでした。
ありがとうございます。

[天麩羅 團(だん)]
〒670-0905 兵庫県姫路市魚町129 花むらビル1F
電話:079-284-0141
営業時間:17:00~翌3:00
定休日:日曜

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塩だし蕎麦で有名な池田町のそば処一福(いっぷく)が、福井市内に蕎麦Diningとして新規オープン。

池田町に本店を持つ塩だしそばの名店、一福(いっぷく)さんが福井市内に2店舗目を出されてから2年ほど経つでしょうか。開店早々に行ったらすごい人で断念。2回目は定休日で入れず。僕一人だと入れないのかな・・と思って、3度目の正直は食事のお誘いをいただいてやっとご縁をいただくことができて行くことができました。

お店が入っている建物は国道沿いにありますが、店舗は控えめな造りで外から店内の様子も見えにくいので入りやすいです。また、入り口の大通りから離れているので騒音も気になりません。

塩だし蕎麦で有名な池田町の一福(いっぷく)が、福井市内に蕎麦Diningとして新規オープン。
入店してすぐ見えるのはバーのようなカウンターとお酒の数々。1人も利用しやすい造りになっているので、お酒とお蕎麦をじっくりと楽しめそうです。

塩だし蕎麦で有名な池田町の一福(いっぷく)が、福井市内に蕎麦Diningとして新規オープン。
蕎麦Diningというだけあって、メニューにはお蕎麦以外にも一品料理や季節のお品なども揃っていて、地酒もお蕎麦を引きたてる蔵元がずらり。蕎麦好きで酒呑みにはたまりません!お料理とお酒を一通り楽しんで〆のお蕎麦を注文♪

▼そばがきの塩だし餡かけ(生わさびのせ)

塩だし蕎麦で有名な池田町の一福(いっぷく)が、福井市内に蕎麦Diningとして新規オープン。
塩だしのシンプルな味わいがそばがきの美味しさを一層引きたてて、ねっとり滑らかで口に入れるとフワッととろける舌触りはクセになります。挽きたて新鮮なそば粉じゃないとこの食感は得られません。生わさびを合わせるとまた鮮烈で久しぶりに美味しいそばがきを食べました。

▼名物!塩だしおろし蕎麦

塩だし蕎麦で有名な池田町の一福(いっぷく)が、福井市内に蕎麦Diningとして新規オープン。
一福と言ったらこれですよ!
今まで福井から1時間かけて池田町の本店まで行っていたので、行く楽しみが無くなってしまったという寂しさはあるものの、福井市内で身近にこの味が食べられるというのはすごく嬉しいことです。

塩だし蕎麦で有名な池田町の一福(いっぷく)が、福井市内に蕎麦Diningとして新規オープン。

中太のお蕎麦は黒すぎず白すぎず、食欲をかき立てる越前そばらしい見た目の良さ。
そば粉は石臼で微粉になるまでじっくり挽かれているから、表面はつるつる滑らかなのに出汁をほどよく引き上げてくれて、噛むとムチムチっとした食感がすごく心地いい。今回はたくさんお料理を楽しんでからの〆のお蕎麦でしたが、次回は純粋にそばがきと塩そばを日本酒で楽しみたいと思いました。

食事も蕎麦もお酒も雰囲気も満たしてくれる蕎麦Dining一福さん。
お一人でもお仲間でもお客様の接待にもお薦めです。

以下、一福本店と塩だし蕎麦のおとりよせ先をご紹介します。

そば処 一福(本店)
池田町の本店は週末には列を作るほどの人気店なので、できれば平日に行かれることをお薦めしますが、週末なら時間をずらせば比較的入りやすいです。

そば処 一福(塩だし蕎麦のおとりよせ)

[蕎麦Dining 一福(いっぷく)]
〒918-8239 福井県福井市成和1-3106 KENJIビルF1
電話:0776-63-6825
営業時間:【平日】11:00-14:00/17:00-22:00 【金曜日・祝日前】11:00-14:00/17:00-00:00 【土曜日・祝日】 17:00-00:00
定休日:日曜 ※連休時は営業

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血圧低下作用があるソバの全粒粉(挽きぐるみ・全層粉)の食べ方とACE阻害活性酵素について。

ソバは近年、グルテンフリーやスーパーフードという観点から健康食として認知されておりますが、具体的にどういった栄養素がどのように働いて健康維持に役立つのでしょうか。

先日、福井県食品加工研究所にて『福井県産ソバの血圧低下作用を活かした調理・加工法』の成果発表会があり、ソバの有効な摂取の仕方についてのお話がありましたので、ご紹介したいと思います。

血圧低下作用があるソバの全粒粉(挽きぐるみ・全層粉)の食べ方について。

血圧低下作用のあるACE阻害活性酵素とは?

ヒトはアンジオテンシンⅠ変換酵素(ACE)という血圧を高める酵素を持っており、脂質や糖質、塩分の高い食生活を送っているとこの酵素によって高血圧や糖尿病、動脈硬化などの病気を引き起こしてしまうそうです。その働きを阻害する活性酵素「ACE阻害活性酵素」がソバの主に中層から外層にかけて多く含まれており、このACE阻害活性が高いほど血圧を下げる働きがあるそうです。

福井のそば食文化として「越前おろしそば」があります。そばの実を皮付きのまま挽きぐるみにした全粒粉を使った色黒い蕎麦に大根おろしをおろした汁ごと出汁に混ぜてぶっかけスタイルでいただくもので、福井県民には馴染み深い食べものであり今や全国のそば店でもメニューにあるのではないかと思います。大根おろしに含まれる消化酵素はソバの栄養価をさらに高める働きがあるので、おろしそばを日常的に食べている福井県民が長寿県だということの裏付けができました。

ACE阻害活性酵素を持つ穀物は?

ACE阻害活性酵素を持つ穀物は、ソバ以外に大豆や里芋、大麦、小麦、米などがあります。しかし、最も多く含まれているのはソバと大豆で、里芋はソバ・大豆の90%、大麦は40%、小麦や米に関しては15%と圧倒的にソバと大豆に含まれています。

そば麺の茹でによる成分の溶出と高温による分解について

ACE阻害活性酵素を手軽に摂取するには、そばとお豆腐がいいことは何となく分かってきました。では、それらを摂取する上で注意したい点についてお話します。そばは水溶性の穀物なので蕎麦を茹でると栄養素の約3割が湯に流れてしまいます。なので蕎麦湯を飲むことでソバの栄養素をしっかり摂ろうということなのですが、厳密にいうと鍋のお湯を全部飲まないと・・ということなんです。また、100℃以上の高温にも弱いので、そば粉を使ったクッキーやパンなど、100℃以上のオーブンで加熱するとACE阻害活性酵素の一部が分解してしまうそうです。

麺で食べる蕎麦や焼き菓子が悪いという訳ではありませんが、どのようにそばを摂取するのが手っ取り早く健康効果が期待できるのでしょうか。

ACE阻害活性効果を活かした食べ方について

茹でることなく100℃以下の温度帯で短時間に手軽に調理できるものとしては、そばがき、蒸しパン、そば粥などがあります。そば粉は挽きぐるみの全粒粉がお薦めです。
そばがきは小鍋にそば粉と水を(1:3)で入れて粉っぽさが無くなるまでかきまぜたら中火~弱火でかき混ぜながら練りあげて、好みの固さでお召し上がりください。蒸しパンは米粉や小麦粉をそば粉に置き換えて作っていただければ、香ばしく香り高く仕上がります。そば粥は皮付きのそばの実では舌触りが悪いので、脱皮した実を使って生の状態から調理してください。そばの実と水の割合は(1:2.5~3)。鍋でコトコト炊いても良いですし、炊飯器に入れて30分吸水後、おかゆモードで炊飯してもOKです。

血圧低下作用があるソバの全粒粉(挽きぐるみ・全層粉)の食べ方について。
そばと健康の関係については今まで何となく分かってはいましたが、具体的にどんな栄養素がどのように働くかについてはあまり知りませんでした。また、食べ方も調理の仕方によってもったいない食べ方もあるということを研究をもって説明してくださったので、今回の成果発表はそういう意味ではとても参考になり、勉強になりました。

すでにそば食生活を習慣にされている方やこれからそば食を始めようとされている方にも参考にしていただければと思います。美味しく楽しく健康な生活を送りましょう。

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参考:『福井県産ソバの血圧低下作用を活かした調理・加工法』福井県食品加工研究所 杉本雅俊氏 成果発表より

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京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。

2019年3月14日(木)~3月24日(日)の期間内、関西エリアで開催されている、ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」 実施店のCREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEさんに行ってきました。

京都はここ5年の間にガレット専門店が続々と開店しており、カフェやお蕎麦屋さんのメニューの中にガレットを取り入れるお店も増えてきました。オルハコシトカフェさんは、京都ではいち早く開店されて着々をファンを増やしています。

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。
お昼時に入店したらテーブル席は満席で、カウンターは僕が席に着いた後に2組座ってほぼ満席状態に。京都にもガレット好きが増えているんだなと実感できて嬉しくなりました。

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。
白を基調とした店内は開店から5年が経っていると思えないくらい清潔感があり、席は1人当たりのスペースが広いので一人でも友人とでもゆっくりと食事が楽しめます。席に着くとメニューの説明をしてくださり、ガレットの卵の焼き加減なども細かく好みに合わせてくれます。

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。
店主の佐藤さんが日本中を回って集めてきた国産シードルを始め、フランス産シードルもたくさん取り揃えてあります。車じゃなければ色々なシードルを飲み比べて幸せになりたいんですけどね(笑)

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。

カウンターから佐藤さんの技を直に見ることができるのがこのお店の特徴。生地をガレットパンに落としてからの素早いロゼル捌きをぜひ見ていただきたいです。

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。
生地に浮かぶ気泡の加減やサクッとした食感を出す為に生地の作りから熟成時間まで細かく管理しているそうです。また、鉄板も開店した頃はまだ新しくて思うように焼き上がらなかったそうですが、5年間、毎日のように鍛え続けてきたことによって鉄板に油が染み込んで、理想の仕上がりに近づいてきているんだそうです。

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。

今回はさっぱりとトマトのコンプレットをお願いしました。たっぷりのサラダも添えられているのがいいですね。

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。
毎年、季節の変わり目に来るようにしているのですが、やっぱり佐藤さんの焼くガレットは美味しいです。表面はカリッとしているんですが、中はモチッとしていてその食感の対比が心地良いんですよ!と、お話したら「その食感を目指しているんです♪」っていう答えが返ってきて「なるほどー」と思いました。

京都市CREPERIE ORUHAKOSHITO(オルハコシト)CAFEのガレットは、仏ブルターニュで修行した店主の技が光る1枚。
日々、変化する生地や鉄板の状態を把握しながら微調整を行っているから、いつもと変わらず美味しいガレットがいただけるんですね。生地の打ち方、熟成、焼き方の違いで全く別のガレットになるというのは蕎麦道に通じるものがあります。

美味しかったです♪

CREPERIE ORUHAKOSHITO CAFE(クレープリー オルハコシトカフェ)
京都市中京区蛸薬師通富小路東入油屋町146 ラポルトビル3F

▼ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」について
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奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-Mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。

2019年3月14日(木)~3月24日(日)の期間内、関西エリアで開催されている、ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」 実施店のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)さんに行ってきました。

奈良市内から1時間弱車を走らせ、さらに奥に進んだ室生地区にある「ふるさと元気村」の向かい側に古民家を再生して作り上げた温もりある建屋がメリメロさんです。フランス人のご主人と日本人の奥様で切り盛りするお店は、とても温かくほっこりします。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。
Méli-Mélo(メリメロ)は、フランス語で混ぜ合わせる意味だそうです。
お店は伝統的な日本家屋の古民家ですがヨーロッパを思わせる細かい装飾が施してあり、またご夫婦の会話は主にフランス語という事もあって、お店の中にいるとブルターニュのクレープリーにいるような錯覚になります。こんなお店に出会えるなんて素敵すぎます。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。
メリメロさんの特徴は、ご主人の地元フランスから持ってきたこのガレットパン。
日本では同じメーカーで電気の製品がありますが、これは日本では取り扱いが無いガス専用のものだそうです。大きく異なる点は鉄板の温度。電気製のものは最大温度で300℃くらいだそうですが、ガスは350℃以上まで熱することができます。これによって強火で一気にガレットを焼くことができ、本場のパリッとしたガレットができるんだそうです。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。
非常に高熱ということは素早く成形して具材を盛り付けないとすぐに焦げてしまいます。そういう意味では日本蕎麦と同じように調理する時間や完成までの要領がすごく大切なんですね。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。
生地を広げた瞬間にプツプツと気泡が立って湯気と共に香ばしい香りが立ち上ります。フランスの方が調理するというだけですごく美味しそうに見えます(笑)

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。

具材を盛り付けてしばらくすると、外側からガレットがペリペリと浮き上がってきます。
このめくり上がったところがパリッとしていて美味しいんですよね。鉄板の温度が低いとなかなかこうはいきません。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。
▼彩りを添えたスモークベーコンのコンプレット。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。

一見、柔らかそうに見えるかもしれませんが、生地はパリッパリのカリッカリなんですよ!昨年、ブルターニュへガレット視察に行った時に食べたガレットを食べているようで、その時の記憶がよみがえるくらいの美味しさに感動しました。フランスのクレープリーで一般的に使われている鉄板でフランス人が焼くガレットがこの日本で、しかも山の中の古民家でいただけるなんて。

▼ソーセージのガレット。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。
これも生地はパリパリで香ばしい。焦げる一歩手前を見切って仕上げているところがすごい技術だと思います。サクッと軽い生地の食感とチーズのトロトロ感、野菜のみずみずしさがちょうどいいバランスで最後まで飽きずに美味しくいただけます。

奈良県宇陀市のgalettes&crêperie メリメロ(Méli-mélo)は、フランス人店主が焼き上げる本格ガレットがいただける。

ガレットは気張らず気取らず食べられるブルターニュの家庭料理です。本場では毎日にようにガレットが食べられていて具材も様々でした。フランスのクレープリーに行ったことがある方は懐かしんでもらえると思いますし、初めての方はフランス・ブルターニュの食文化を楽しんでもらえるでしょう。
今まで色々なガレットを食べてきましたが、メリメロさんのガレットはとても印象深い味わいでした。ドライブついでにぜひ足を運んでいただきたいです。

Méli-Mélo(メリメロ)
奈良県宇陀市室生下田口1761

▼ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」について
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京都市のヌフクレープリー(NEUF creperie)は、朝からガレットが楽しめる女性に人気のガレット店。

2019年3月14日(木)~3月24日(日)の期間内、関西エリアで開催されている、ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」 実施店のヌフクレープリー(NEUF creperie)さんに行ってきました。

こちらはクレープリーとしては珍しく朝9時から営業されているので、朝ガレットが楽しめる嬉しいお店。地下鉄烏丸線:丸太町駅から徒歩5分少々です。

京都市のヌフクレープリー(NEUF creperie)は、朝からガレットが楽しめる女性に人気のガレット店。

9時半過ぎに入店したらすでに8割の席が埋まっており、10時前には満席になってしまいました。
行った日が日曜日という事もあるとは思いますけど、それでも開店1時間足らずで満席になってしまうのはすごいです。お店の雰囲気も良いし、お客さんたちがおしゃべりしながら京都の朝を楽しんでる感じが伝わってきます。

京都市のヌフクレープリー(NEUF creperie)は、朝からガレットが楽しめる女性に人気のガレット店。
朝に食べられるガレットは、ハム・卵・チーズの入ったコンプレットのみですが、トマトやアンチョビ、アボカドなどの様々なトッピングができるので、その日の好みに合わせて選べるのが嬉しい。

▼モーニングガレット コンプレット(トマト+アボカド トッピング)

京都市のヌフクレープリー(NEUF creperie)は、朝からガレットが楽しめる女性に人気のガレット店。
お薦めしたい食べ方は、出されたらまず一口食べること!
インスタ映えの写真を撮ったり、SNSに投稿したいのはよく分かります。でも、出来立てガレットのサクサク感と香りはすぐに失われてしまうほど尊くて、出てきた瞬間が一番美味しい状態なので、来たらまず一口食べてみてください。

焼きたてのガレットにナイフを入れるとサクッと刃が入って中からチーズがトロリとでてきます。これだけの具材が入ったら野菜の水分でガレットが水っぽくなりそうですが、最後までサクサク感を維持したまま美味しくいただけます。また、塩分がちょうどいいのが良いですね。ガレットの生地には塩が入りますし、チーズやハムの塩分を考慮するとガレット1枚で結構な塩分濃度になってしまうんじゃないかと思うんですが、1枚食べても喉が渇かず、むしろもう1枚食べたくなる味付けが女性に人気に支持される秘密なんだと思います。

朝ガレット!おすすめです♪

neuf creperie(ヌフ クレープリー)
京都府京都市中京区山中町550

▼ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」について
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奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルー ド ロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。

2019年3月14日(木)~3月24日(日)の期間内、関西エリアで開催されている、ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」 実施店のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)さんに行ってきました。

奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。
こちらは、INDIGO(インディゴ)という建築設計事務所が家づくりや街づくりの中で一つのカテゴリとして「食」を提案されています。1階がオフィス兼来客スペース。

奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。
2階が主にレストランスペースとなっていますが、食事をしながらの打ち合わせもされていらっしゃるそうです。店舗設計にも役に立ちそうなオシャレで清潔な店内は白を基調にしているので明るく開放的です。

奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。
ランチはガレットを中心としたメニューで、夜は貸切パーティーや女子会などにも使われるそうです。

奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。
おまかせガレットは、お野菜ときのこ類、豆、ソーセージの入った豪華版♪
そして、トマトを潰したままスープにしたような濃厚なトマトスープ。

奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。
ガレットというと本場ブルターニュのように薄焼きでパリッとした食感のものが多いですが、ブルードロワさんのはそういう意味では対極です。生地の表面こそサクッとしているものの厚焼きなのでモチッとしていて軽い噛み応えがあります。またガレット専門店では必ずバターやラードを使ってガレットを焼きますが、ガレットに油分をあまり感じないのでヘルシーです。もちろん油分が少ない分、生地はモソモソしますが、具材に水分があるので一緒に食べるとちょうどいい。別皿のトマトソースをかけても美味しい♪

奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。

それからこれがすごく美味しかったです。
マスタードと大根を合わせて作った薬味だそうで、肉にも野菜にもガレットにも合う魔法のソース。マスタードだけではちょっとキツイという方は絶対好きだと思います。

奈良県香芝市のCREPES & GALETTES ブルードロワ(BLEU DE ROI)は、日本人が好むフランス家庭料理を気楽に楽しめる。

今まで色々なところで様々なガレットを食べてきましたが、日本人好みのガレットというカテゴリがあるならブルードロワさんは3本の指に入ると思います。どんなに美味しいガレットでも途中で飽きてしまったり、食べ疲れてしまったりしますが、ガレット自体が軽い仕上がりになっていたり具材や薬味に日本人ならではの細かい工夫があったり、もちろんお店の演出だったり。

なかなかこういうガレットを食べさせてくれるお店はないと思います。
美味しかった♪

CREPES & GALETTES BLEU DE ROI(ブルー・ド・ロワ)

▼ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」について
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奈良・東大寺前 “蕎麦とうなぎ”の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。

奈良の東大寺。修学旅行で来て以来です。
当時は探せば外国人がいるという感じだったように記憶していますが、今は日本人はどこにいる?って逆に探さないといけない状況になっていると言っても過言ではありません。管理スタッフ以外、見渡す限り外国人で聞こえてくる言葉は中国語、英語、ハングル語、フランス語、スペイン語までは何となく分かりました。あと何語か分からない会話が3つほどあったでしょうか。外国にいるような錯覚になります。

奈良東大寺前にある蕎麦と鰻の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。
それだけ日本がグローバルになったってことですね。
今さら何を言ってんだ!って言われそうですが、福井にいると本当に外国人に会わないので、20年分の外国人に一気に会った気分です(笑)

奈良東大寺前にある蕎麦と鰻の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。

そんな東大寺から歩いて4、5分ほどのところに今回、お邪魔した蕎麦とうなぎの紅屋(べにや)さんがあります。黒い建物と提灯が目印です。

奈良東大寺前にある蕎麦と鰻の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。
古民家を改装した純和室の店内は、おばあちゃんの家に来た時のような落ち着いた空間が広がっていて時を重ねた建物そのものの香りも良いです。足元を彩る窓越しの植物や石臼も風情があります。

奈良東大寺前にある蕎麦と鰻の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。

紅屋さんでは、冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦で蕎麦を打ち分けているこだわりぶり。奈良県は酒蔵が多いので、素晴らしい水に恵まれていることは間違いありません。お蕎麦の期待が膨らみます。

奈良東大寺前にある蕎麦と鰻の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。

お願いしたのは、お蕎麦と小さいうな丼のセット。
まずはお蕎麦!と本来は迷わず箸がそっちの方に進むはずなんですが、あまりの空腹に僕の思いとは裏腹に食欲の思うままに鰻の方に箸が伸びる。
表面はカリッと香ばしく、噛むほどに美味しい脂が舌に出てくる肉厚の鰻。フワッとしていて小骨もなく鰻自体の味が濃い。夏の丑の日くらいしか食べる機会に恵まれないので、丑の日以外に食べるなんて贅沢だなーと家族に申し訳ない気持ちでいっぱいに。

奈良東大寺前にある蕎麦と鰻の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。
そしてお蕎麦。
黒すぎず細切りで喉越しのいい麺線は、すすって鼻から抜ける香りを楽しむもよし、噛んで喉の奥から上がってくる香りを楽しむもよし。鰻を食べた後なのにちゃんと蕎麦の香りがするのが嬉しいです。鰻とお蕎麦ってあまり合わないと思っていたんですが、かば焼きの香ばしい香りと濃厚な脂をお蕎麦がサラリと流してくれて、最後は良い香りで〆られるっていうのは快感でした。

奈良東大寺前にある蕎麦と鰻の紅屋(べにや)は、古民家でいただくお料理に旅路の疲れが癒される。
福井から奈良ってすごく遠いイメージだったんですが、今回、初めて自家用車で行ってみて、3時間足らずで着いてしまったので、すごく身近になりました。今後、子供たちを連れて行く回数が増えそうです。

[紅屋(べにや)- そばとうなぎのお店]
〒630-8273 奈良県奈良市押上町9-1
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休

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滋賀県産と福井県産そば使用の「寿命そば」がある多賀大社は、縁結びと延命長寿のお社です。

滋賀県多賀町にある多賀大社は、僕にとって、僕の家族にとって、カガセイフンにとっても想い入れのある大切なお社。小さいころから毎年必ず家族で参拝し、今まで大きな事故や災害なく、僕の結婚式もここで挙げることができました。参拝する度に厳かな気持ちになって、また一から頑張ろう!という気概を与えてくれているような気がします。

滋賀県産そば使用の「寿命そば」がある多賀大社は、縁結びと延命長寿のお社です。
そんな”お多賀さん”とは実は祖父の代から50年以上弊社とご縁をいただいておりまして、大社内に「寿命そば」というそば舎があり、こちらで出されている蕎麦に弊社の越前そば粉を使用していただいております。近年、滋賀県でもそば栽培が盛んになってきましたので、現在は福井県産と滋賀県産のブレンドでお出ししておりますが、将来的には滋賀県産100%でお出しできればいいなと思っています。

こちらの寿命そばさん、数年前に長年こちらの看板を守っていらっしゃった方が引退されて代が渡りました。

滋賀県産そば使用の「寿命そば」がある多賀大社は、縁結びと延命長寿のお社です。
それ以後、出汁やメニューを1から見直され新しい「寿命そば」となりました。もともとこの建物は参拝客に冷えた体を温めてもらうためにそば舎にしようと当時の宮司さんたちが用意されたそうで、体に優しく消化の良いお蕎麦は参拝者にとって縁起の良いありがたい食べ物。縁結びと延命長寿を願って蕎麦は細く長く切られています。

滋賀県産そば使用の「寿命そば」がある多賀大社は、縁結びと延命長寿のお社です。
有明の海苔を贅沢に1枚のせた「長寿海苔そば」。
舌に当たらないサラサラした有明海苔が出汁に溶け、食べすすめるほどに海苔の香りが強くなる。お店の人気商品だそうで、リピーターも多いというのも納得の美味しさです!いつまでも食べていられる(笑)

滋賀県産そば使用の「寿命そば」がある多賀大社は、縁結びと延命長寿のお社です。
大粒の梅とろろと昆布がのった「梅こぶ蕎麦」。
梅の酸味と昆布の旨みが疲れた体に染みわたります。季節のご飯はさくらえびの炊き込みご飯。香ばしい海老の香りと丁寧に引かれた出汁の旨みが米一粒一粒に詰まっていてお蕎麦との相性は最高です。

滋賀県産そば使用の「寿命そば」がある多賀大社は、縁結びと延命長寿のお社です。
メニューの数は今までとあまり変わりませんがメニュー自体が変わりました。季節のご飯は不定期で細かく変わるみたいですし、蕎麦メニューも来るたびに変化があってリピーターを飽きさせない気配りが感じられるのが嬉しいです。それにも増して大社内でいただけるというのが嬉しいじゃないですか。食べているだけでご利益がありそうで。ぜひ足を運んでみてください。

[寿命そば(多賀大社内 そば舎)]
〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
営業時間:(月~土)10:00~16:00/(日・祝)10:00~16:30
定休日:水曜日

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ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」を関西エリア(京都・奈良)で開催します

2月が過ぎ去って、3月も早々に行ってしまいそうですが、今年は例年より早く花粉が飛散しているようですね。花粉症のない僕でもこれほど飛び交っているとさすがに発症してしまうのではないかと警戒しております。

雪国福井に雪が無い!?
昨年の今頃は建物の1階部分が埋まるほどの積雪にうんざりしていましたが、今年のように全く雪が降らないというのも寂しいものです。これだけ両極端だと今年も大型台風や集中豪雨などの自然災害が懸念されます。今年は元号が変わる年。何事もなく穏やかで豊作の年になってほしいものです。

◆関西でガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」を開催します。

ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」を関西エリア(京都・奈良)で開催します

3月14日(木)~3月24日(日)の間、ガレットの材料がそば粉であることを広く知ってもらうとともに、関西地区で福井県産そば粉の知名度向上を図るため、ガレットフェア「FUKUI SOBAフェア」を開催します。いづれも本場フランス・ブルターニュ地方さながらのガレットがいただけるお店ばかり♪

僕も時間を見つけて期間内に行こうと思っています。
ぜひ、お立ち寄りください!

▼実施店

CREPERIE ORUHAKOSHITO CAFE(クレープリー オルハコシトカフェ)
京都市中京区蛸薬師通富小路東入油屋町146 ラポルトビル3F

neuf creperie(ヌフ クレープリー)
京都府京都市中京区山中町550

Méli-Mélo(メリメロ)
奈良県宇陀市室生下田口1761

CREPES & GALETTES BLEU DE ROI(ブルー・ド・ロワ)

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