【2017年度 福井県産 新そば】台風通過後、僅かに残ったソバの実をかき集めるように収穫を行っています。

台風一過。
2017年度 福井県産 新そばは、僅かに残ったソバの実をかき集めるように収穫を行って乾燥調製にかけておりますが・・葉や花、実までも飛ばされた圃場はこのような状態で荒地と化しています。

【2017年度 福井県産 新そば】台風通過後、僅かに残ったソバの実をかき集めるように収穫を行っています。

そんな圃場だらけの中でかろうじて実が付いている圃場。
細く痩せた茎にわずかに実がくっついているという状況です。

【2017年度 福井県産 新そば】台風通過後、僅かに残ったソバの実をかき集めるように収穫を行っています。

1本引き抜いてみるとこんな感じです。
雨風の影響で頭の部分まで真っ赤に染まった細い茎に葉はなく、花は黒くしぼみ、そこに2.3粒黒く小さい実が付いている。何とも寂しい泣きたくなるような状態です。

【2017年度 福井県産 新そば】台風通過後、僅かに残ったソバの実をかき集めるように収穫を行っています。

そんな圃場をまるで雑草を刈り取っているような感じですくい上げるように収獲しています。
本来はと高揚しながら作業するところですが、こんなに沈んだ気持ちで収穫を行う農家さんたちの落胆ぶりが伝わってきます。

実の無い茎。かろうじて1粒2粒あっても中身の無いものばかり。

【2017年度 福井県産 新そば】台風通過後、僅かに残ったソバの実をかき集めるように収穫を行っています。

今年の福井のソバは惨憺たる状況なので、対応策としまして、北海道産をベースに他県産と福井県産をブレンドしてご提供いたします。以下、入荷予定産地一覧です。

北海道雨竜郡産(キタワセ)、北海道せたな町産(キタワセ)、北海道幌加内町産(レラノカオリ)、秋田県羽後町産(階上早生)、秋田県羽後町産(ニジユタカ)、山形県米沢市産(でわかおり)、栃木県産(常陸秋そば)、石川県加賀市産(信濃1号または、キタワセ) その他、全国のいろいろな生産農家さんをあたっております。

[11月6日(月)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:18℃
石臼工場内湿度:55%
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製粉に命をかける五代目社長と、蕎麦が大好きおかみの日記

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク