日本そば博覧会inふくいにて、全日本素人そば打ち名人大会名人戦が行われました。

11月5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間開催された、第16回 日本そば博覧会inふくいは県内外から約40000人の来場者を記録し大盛況でした。

7日(日)に行われた「素人そば打ち名人大会」の模様です。

そば打ち前の衛生チェックも審査基準の一つです。

手を洗ってそば粉とつなぎ粉を合わせ、篩にかけます。

肉分け、角だし 時間をかけて丁寧にのしていきます。

切りはリズミカルかつ、繊細に行っていきます。

太い細いはあまり関係なく、切り幅が均一に整っていると言う事が大切です。

素人そば打ち名人大会 第15代名人は、北海道の折笠さんでした。

「念願だった名人のトロフィーを北海道に持ち帰ることができて嬉しい」との言葉が印象的でした。

おめでとうございます。

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日本そば博覧会inふくいの2日目は、そば打ち4段位認定会が行われました。

今日は昨日の引き続き、そば打ち4段位認定会が行われました。
張りつめた緊張感の中、そば打ち名人戦とは一味も二味も違う雰囲気でそばに向き合う挑戦者のみなさまの姿はどこか自信と充実感に満ちている様に見えました。

「始め」の合図がかかった瞬間、張り詰めていた緊張感が溶けたかのように集中力が高くなっていく挑戦者の方たち。 出場者の半数が見事、四段位合格となりました。
合格されたみなさま、おめでとうございます!

こちらはそば打ち団体戦。
四名一組で時間内に作業を分担してそばを打つという、チームワークが求められる大会です。
僕は今回始めて見ましたが、すべて自分が担当するよりも意外と難しい様に感じました。

最後に全国そば味比べのつもりで北海道幌加内町産の新そばと福井ではなかなか食べられない東京の江戸そば、そして福井美山のおろしそばをいただきました。

地方によってそば粉の種類、麺の太さ、ダシ、トッピングなど、違いがいろいろあって楽しみながら食べることができました。明日は最終日。【全日本 素人そば打ち名人大会 名人戦】が行われます。
会の目玉となる大会なのでみなさまのご来場を心よりお待ちしております。

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クリスマスイルミネーション

おはようございます。

いよいよ、【日本そば博覧会 in ふくい】が明日から開催となりました。
今日は昼から、会場となる産業会館に行き来しながら準備を進めることになります。ここ数年間は毎年、雨が降っていま一つ気が晴れない大会だったのですが、今週末の福井市のお天気は良好で晴れ間が続くと予報が出ていますので、お天気にもイベントにもたくさんのお客様にもスタッフにも恵まれた記念大会となりそうです。

北陸最大級のお蕎麦のイベントです。
ぜひ、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

昨晩、妻と食事に出かけた帰りに福井駅前商店街を歩いていたら、イルミネーションの飾り付けが始まっていました。「クリスマスイルミネーション」と書かれたボードが並んでいて、今年もあと2ヶ月で終わりなんだと思うと何だか異常に早いような、でも、これから年の瀬までの2ヶ月を考えるとまだ先は長いとも感じます。

真っ黒な空に寒そうで暖かい青い光がとても映えます。
気温はそれほど低くないのですが、風が吹くと身が締まる寒さ。

ふくいにも冬が来たようです。

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【勝山そば農園体験農場】74日目を迎え、福井県内そばの収穫が本格的に始まりそうです。

こんにちは

粉奈屋6代目です。

今日は祝日:文化の日ですね。会社はお休みなのですが、僕は半日、パソコンの前で対応しております。今朝は先週末に続き、そば農園の方を見てきました。

日本国民として恥ずかしいのですが、何のための祝日なのか分からずに今まで休んでいたので検索してみました。(以下、ウィキぺディアより抜粋)文化の日は、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨とした祝日で、この日は晴天になる確率が高く、「晴れの特異日」として有名。博物館の中にはこの日に入館料を無料にしたり、様々な催し物を開催する所もある。

ということだそうです。

確かに昨晩まで嵐のような強風に見舞われて、そばの列伏や実が落ちたりしないか心配していましたが、今日は昨日の天気が嘘のような青空。農園のそばも大きな被害は見られず、本当に文化の日様様です。

今年は発育不足で実の付きがあまり良くなく、たわわに実っているとは言えませんが、今の状況は昨年から比べるとずっといいようです。

先週末に出来たばかりの柔らかかった実が、今日は白い花も枯れて白く硬い皮になっていて、一粒噛んでみると、香りはまだそばと言えるほどではないにしても、強い甘みを感じました。

こちらの場所は風にあたって少し倒れていますが、黒々と育っている実が多いですね。

福井県内そばの収穫は今週~来週にかけて本格的に始まりそうです。早刈り新そばのご購入をお考えのお客様、ながらくお待たせしております。正確な入荷時期についてはまだ流動的ですが、入荷しましたらオンラインショップにて販売を開始させていただきますので今しばらくお時間をいただきます。

よろしくお願いいたします。

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【勝山そば農園体験農場】の71日目の様子は、白い実が色づき始めています。

先日、農場で刈り取ったソバを今、自然乾燥で乾しています。でも、外は雨。しかも時折、カミナリ様を引き連れて嵐のように降っているので、工場内でですけど。風も結構強いのでそばが倒れないか、実が落ちないか心配です。もう少しなんで、お天気もあまり悪さしないでほしいです。本当に。

この前、農家の方が言っていましたけど、今年の実の付きは少ないそうです。いつもは早刈りでもこれの1.5倍くらいは付いているそうで。これくらいの量だと、乾燥して挽いても小さじ一杯ほどしか粉が取れないので、観察用に持っていようと思います。

明日の祝日も時間があれば農園の方へ足を運んでみたいと思っていますんので、また新しい発見を報告します。

お楽しみに!

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日本そば博覧会inふくい「素人そば打ち名人大会名人戦」、「そば打ち四段位技能審査会」が行われます。

先日のブログでもご紹介しましたが、【日本そば博覧会 in ふくい】のがいよいよ今週の5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間に開催されます。

毎年、白熱したそば打ちの技を競う、「素人そば打ち名人大会 名人戦」の他に、今回は「そば打ち四段位技能審査会」が並行して行われ、そば食べ比べコーナーでは全国から約20軒の愛好会が出店。そば打ち道具の物品販売も同会場内で行われていますので、ぜひお立ち寄りください。

僕たち末吉製粉のスタッフも裏方として作業しておりますので、お気づきの方は一声かけてくださるととても嬉しく思います。

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【勝山そば農園体験農場】69日目に刈り取りを行い、収穫作業の大変さを味わいました。

雨を我慢するかのような、少し晴れ間を見せるお天気の中、今朝、刈り取りを行いました。

雨続きの週末で今日の刈り取りは難しいのかな。。と思っていたので、束の間の好機でした。

実際に自分の手で種まきして、観察して、収穫するという経験は、普段、粉挽きの仕事をしているとなかなかできないことで前々からやってみたかったんです。

根元の茎はしっかりしていて切るにも力が要るので、長い間作業していると結構な重労働になります。

収穫するには少し早いそうで、今回は僕たちが一部手作業で刈り取って、残りはもう少し時間をおいて頃合いを見て一気に収穫するとのことでした。

刈り取ったばかりのソバに、ニコニコです。

両腕に抱えるくらいのソバでも、粉にすると1kgにもなりません。

黒い実と、指で潰せるほど未熟な白い実が混同しています。

日曜日に収穫が決まっていたので仕方ないのですが、やはり少し早かったんですね。

かっちゃま弁天そば会の方々による打ちたてのおろしそばです。

ソバの苗が揺れる中、今回も美味しくいただきました。

かっちゃま弁天そば会のみなさま、勝山市農業政策課の竹内さん、その他、お手伝いいただいた方々、さらに同じく参加されたみなさまのおかげでとても良い経験ができました。

ありがとうございます。

次はこのソバを使った、そば打ち会でお会いしましょう。

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挽きたての香りと鮮度を保つため、越前そば粉の袋を酸素や光を通さない専用のアルミ製にしました。

いつもありがとうございます。

粉奈屋6代目です。

パッケージの業者さんと度重なる打ち合わせの末、ようやく末吉オリジナルのアルミ袋が出来上がりました。

現行のビニール素材で2週間以上保存しても、保存状態が悪くなければそば粉の極端な劣化は見られませんが、それでも粉奈屋として、挽きたてのしっとりとした越前そば粉をそのままお客様のお手元へお届けしたい!品質保持のために万全を期したい!との思いからアルミ袋を取り入れることにしました。

できたてほやほやの袋です。上部にチャックがありますので、封を開けてもまた密封できます。

でも、できるだけ一回で使い切ってくださいね。

裏面です。

美味しくお召し上がりいただくためのお願いをお書きしています。

品質保持に優れた袋だからと言って保存をお粗末にはせず、日の当たらない冷暗所での保管をお願いします。

アルミ袋は、本年度の新そば粉販売から使用します。

新そば粉の販売は11月中旬頃からの予定です。

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サンプルでもらった早刈り新そばよりも早く収穫した黒化率の低い未熟なそばを、挽きぐるみの粉にして打ってみました。

先日、農家さんがいらっしゃって、比較的成長の早いそばをサンプルをとして持ってきてくださいました。

まだ、早刈り新そばとして収穫するにしても早い、かなり未熟なソバでしたが、粒はふっくらしていてツヤがあり、黒化率の低いそばの実を口に入れてかじってみると、まだ未熟すぎるゆえ若々しい若葉の香りばかりが強くてソバの風味はあまり感じませんでした。それでも甘みは十分、新そばの期待が高まりました。高温障害で収穫量が見込めない地域もいくつか報告されています。今後、台風の影響がなければ昨年よりは獲れそうです。

早速、挽きぐるみの粉にして打ってみました。

早刈りの早刈り新そば粉。

写真では色がうまく伝えられないのですが、皮ごと挽いているのに抹茶のようなグリーン色です。

用意した蕎麦粉は二八で700g

獲れたての挽きたてじゃないとこんなにしっとりしないんじゃないか・・・

というくらいしっとりしていて蕎麦粉が勝手に加水率を決めているかのような気がしました。

いつもよりもちょっと気をつけて微調整

加水は42%でしたが、ちょっと玉が柔らかかったので40%強でぴったりだったかも知れません。

円すいにしても緑色でした。

写真でうまく伝えられないのが悲しいです。

新そばを打つのって、なんでウキウキするんでしょうかね。

打ちながら立ち上る香りや色み、食べさせたい相手を思い浮かべながら打つからでしょうか。

なんか優越感に近い何かがあります。

ボーっとしていたら麺帯が歪んでしまいました。

雑念が多すぎるんですね。

粉奈屋4代目である僕の祖父が使っていたそば切り包丁です。

持ち手が取れて裸になっても、このまま使っていたら慣れてしまって普通の包丁が逆に持ちにくくなってしまいました。

かなり未熟だったのでそばらしい香りや旨みは弱かったけど、挽きぐるみなのにツルっとモチっとした食感と粗挽きののど越しが心地よいお蕎麦ができました。

何もつけずに美味しくいただきました。

福井の新そばは11月中旬頃の入荷予定です。

早刈り新そば粉のご購入をお考えの方は、「新蕎麦入ったよ!お知らせメール希望」にご登録いただきますと確実にご購入いただけます。登録は無料です。

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福井のそばは白い花が散る前に花の下から実を付けるので、花と実とが混在したような感じで結実します。

こんにちは、粉奈屋6代目です。

今朝の福井はうんと冷えました。昨晩、ニュースで今年一番の冷え込みだと言われなければ着こんで寝ることはなかったので、今ごろ風邪をひいていたでしょう。僕は雪の多い地域で、しかも冬に生まれているのに寒さに弱いややこしい体なので極端な気温の変化にはとてもついて行けません。これから来年の春まで気が遠くなるような季節になります。

福井のそばは白い花が散る前に花の下から実を付けるので、花と実とが混在したような感じで結実します。

その後、徐々に花が枯れて黒い実だけが残ります。

茶色のつぶつぶに見える部分の多くは花びらが枯れた状態のものや花のがくで、この下に実が生っています

枯れた花びらと結実したそばの実です。虫たちの受粉がちゃんとできているかどうかで実の付き方や品質に影響します。受粉が不完全だとうまく育たなかったり、変形したりしてしまうので虫たちの作業は非常に重要なものです。

確認できるそばの実は、できたばかりの白っぽいものから、赤い実、緑色、茶色、黒と生育状況によって様々です。同じ畑の、写真に収まる程度の広さの中でも、これだけの違いがでます。

「農作物はいろいろあるけれど、そばの栽培は本当に難しい」と農家のみなさんはよく口にされます。僕はそば以外の作物のことをあまり知りませんが、きっとそれは栽培期間内に高温障害や長雨、台風、雪による低温症など多くの気象条件に頭を悩ます作物だからでしょう。収穫前までは本当に気候に恵まれて「今年は品質も上々で豊作だ!」なんて言ってた矢先に大型台風で一気に全滅なんてことは幾度となく経験されてきたわけですし。

だからこそ、たくさん収穫できた時の喜びは人一倍大きいものなのでしょうね。今年はそうあってほしいと思っています。

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