永平寺在来種を栽培する永平寺町のそば畑は、同一の畑の中でも生育のムラが目立ちます。

今日はさすがに寒いです。

ニュースで札幌に雪が降っているのを見て冬がすぐそこに来ていることを実感しました。

永平寺町の畑です。

奥側は花も散って実を結んだソバが収穫を待っているかのようですが、手前側はまだまだこれからといった感じでしょうか、同じ畑内なのに生育が遅れている様子です。高温障害の影響でなければ良いのですが。

見えにくいですが、花の下にできたばかりの実があります。

力を入れずに指で軽く潰せるくらい柔らかくて、これが2週間もすれば黒々とした硬い実になります。

このまま行くと、おそらく手前と奥は時間差で収穫することになりそうですね。

日本に大きな台風が近寄ってくるそうですが、収穫がすべて終わってからにしてほしいと本当に思います。

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芦原温泉近くに広がるあわら市のそば畑は、全体的に順調のようです

さて、新しい一週間が始まりました。

今日の福井市は薄い雨雲がかかって、時折、弱い雨を降らせています。

雨露がついたそばの花を見るのもそろそろ終わりですね。

芦原温泉の近くに広がる畑です。

場所によって生育に差が生じているようですが、全体的に順調のようです。

美味しいそばに育ってほしい!

順調に収穫できてほしい!

各地で台風や大雨のニュースをよく耳にするこの時期はそんなことばかり考えるようになります。

通常ならば今ごろ大半の畑で収穫が終わっている状態なのですが、今年は生育が遅く、収穫は早いところでも今週末から来週にかけて徐々に行われ始めることと思います。

夏場の高温障害で野菜の品質が著しく低下した上に品薄によって価格が暴騰したように、そばも少なからず影響が出ています。農作物は収穫してみないと何も見えてこないので不安です。

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福井市北部のそば畑は、白い花が散り実ができたのに先日の強風で全体的に列伏している様子がうかがえます。

おはようございます。

今朝はいつもと違ったエリアの畑を見に行ってきました。

福井市の永平寺町に近い畑です。

白い花はほとんど散って、実がゴロゴロとできたまま強風で全体的に列伏している様子がうかがえます。

これ以上倒れてしまうと収穫が困難な状況になりますが、現状では生育に問題なさそうですね。

僕は撮り鉄ではありませんが、なんでしょうか・・ ローカル鉄道が走ってくると撮りたくなります。

そば畑とともに。

コスモスも見ごろです。

白・ピンク・赤のコントラストが見事ですね。

花びらが大きくて、背丈も結構あって、迫力あるコスモスだったので嫁さんに並んでもらいました。

写真では大して大きく見えないかも知れませんが、実際は嫁さんの顔くらいまでの高さがあります。

今までこんなコスモス見たことなかったです。僕が注意して見ていなかっただけで、普通はこんなものなんですかね。

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【勝山そば農園体験農場】の62日目は、茎・葉・実の色のコントラストがはっきりして背丈も僕の腰以上にまで成長しています。

ここ15日間ほど松本そば祭りへ足を運んだり、京都へ行ったりでそば農園へ行くことができず、2週間ぶりの報告となりました。さすがに10日以上も経っていると畑の状態が全然違いますね。

茎・葉・実の色のコントラストがはっきりして背丈も僕の腰以上にまで成長しています。

できたばかりの柔らかく白い実、昼夜の寒暖差で実を守ろうと皮が硬くなってきた緑色の実、しっかりと養分を蓄えている黒々とした実など、成長は順調のようです。

花の付け根には実がたくさんくっついています。一つの株に30~50粒くらい確認できました。

黒くてもまだ未熟ですが一粒ちぎって口の中へ入れてみると、そばらしい香りは青くささに負けてしまうものの、そばの甘みを感じます。

来週は刈り取りの予定です。

またご報告します。

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【翠晶(新商品:仮称)】 抜粗挽き蕎麦粉の試し打ちです。

最近は粗挽き粉ばかり打っていますが、粒子が粗いと水がなかなか回っていかないので、ついつい多加水になりがちです。

今回はちょっと水加減多かったですね。

少し柔らかくなってしまったので延びまくります。

2手3手で早くも厚みが決まりました。

今日は少し厚めにして粗挽きの食感とホシの具合を見ようと思います。

多加水のせいもあるでしょうが、挽きたてだと割れが少なくてキレイに打てるので自分のお粗末な腕を過信してしまいそうです。

麺帯を麺棒に巻きつけてのすことがまだうまくできないので、今日は九一の700gで台に収まる大きさの量を打ちました。

前々から新商品として研究している抜き粗挽き粉ですが、なかなかイメージ通りの粉がとれず、試行錯誤の連続でした。でも、今回挽いてみた粉の塩梅が今までで一番良く、茹であがりの状態も透明感があって粗挽きのイメージに近いものだったので、まだ試行錯誤の余地はありますが販売に向けて前進したような気がしました。

【翠晶(新商品:仮称)】 は、【吉峰】抜粗挽き蕎麦粉に名称が決まりました。

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福井市と永平寺町の間にある北部の平地で採れた早刈りそばを持ってきてくれました。

こんにちは。

粉奈屋6代目です。

今朝は薄い雨雲に覆われて、ほんのちょびっと気持ち程度の雨が降りました。

奄美大島では豪雨の被害が大きいですね。数年前、福井も豪雨で市内を走る川が決壊し多大な被害を経験しているので、こういったニュースを見て被災者のお気持ちを考えるととても辛いです。

今日は農家さんがやってきて、生育の早いところのそばを選んで少し刈り取ってきてくれました。福井市と永平寺町の間の平地で採れた早刈りそばで、例年よりも実のサイズが大きくふっくらしていて、早刈りそばらしく青みの強い粒が混在した品質の良さがうかがえるものでした。

乾燥途中に持ってきていただいたので早々に戻っていかれましたが、昨年は本当に苦しい一年になったため、今年のそばを見てまずは一息、安心しました。これから収穫まで良いお天気でいてほしいです。

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【福井県産そば粉 玄そば 抜き実(丸抜き)一時販売停止お願い】

お客様各位

いつも末吉製粉をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

昨年は凶作で、確保しておりました玄そばもとうとう在庫がなくなり、今年の新そばが入荷するまで福井県産そばのご提供ができなくなりました。

誠に申し訳ございませんが、本年度産の新そばが入荷されるまでの期間、福井県産そば粉、玄そば、抜き実(丸抜き)など、福井県産そば使用の商品の販売を一時停止させていただきます。悪しからずご了承いただきますようお願い申し上げます。

なお、一般販売に先駆けて本年度の福井県産新そばを確実にご購入いただくために、「新そば入ったよ!お知らせメール」を配信希望を募集しております。
ご登録は無料です。後日、郵送にて新そばご予約のDMをお届けいたしますので、この機会にぜひご利用ください。

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永平寺町のそば畑は、先週末くらいから気温がさらに下がり夜はかなり寒くなってきました。

福井市内の畑より2週間ほど生育が遅れている永平寺町では白い花が結構残っていますが、花びらの陰で実ができ始めています。先週末くらいから気温がさらに下がり、夜はかなり寒くなってきました。今朝も冷え込みが激しかったように思います。

今月も早半分以上が過ぎました。最近、台風の発生も特にありませんし、気候も割と安定しているのでこの調子で収穫まで穏便に過ぎてほしいものです。

大野市も勝山市もまだ大半の畑で花が咲いているので、新そばの入荷は11月中旬ごろの予定です。

今後の様子も順次このブログでご紹介していきますので、これからもご覧ください。

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京都美山地区で栽培されているそばは、福井のそばより粒が大きく黒々としています。

そばも作っていましたよ!

そろそろ収穫間近で、今週にでも刈り取りしそうな感じですね。

獣の被害を防ぐために集落の畑はすべて電流策が張られていました。なので、そばの実までは細かく確認ができなかったんですが、ここのところ動物の被害が本当に多いですよね。福井でも勝山で熊の被害がありましたし、お隣の石川県でもニュースになっていました。

動物は野生の勘で捨て身の行動をしそうだから怖いです。テレビで見るたびに自分が襲われたらどう対処できるのか考えますし。

見た感じですが、福井のそばよりも背丈が低く、でも粒は大きいようですね。場所によって日の当たり方が違うのでしょう、ところどころで生育にムラがありますが黒々とした実がしっかりついてました。山奥の静かな環境で育ったそばは素朴でこの土地の味がするのでしょうね。

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京都美山地区

野暮用で京都へ行った帰りに美山地区に寄りました。

嫁さんの発案で行ったのですが、この一言がなければ僕は美山地区という言葉も、こんな素敵なかやぶき集落が今でも実在しているというのも知らなかったでしょう。

日没前だというのに多くの観光客やライダーが引っ切り無しに訪れてきて、静かで穏やかな集落がお祭りのように賑やかな雰囲気に溢れていました。

のどかです。

人工的な音は何も聞こえません。

聞こえるのは、虫のさえずりと、風の音、川の流れ、一定のリズムを刻む機織りの音、おばちゃんが雑穀を木の棒でたたいて脱穀している様子。

ここは今、どこで、何年前にいるのか・・ タイムスリップしたかのような錯覚になります。

かやぶきって間近でジロジロと見たことなかったんですが、表面と内側とその間はすべて層になっていて使われている部分が違うんですね。すべて手作業なんて想像に苦しみます。

30年に一度、かやぶきを仕替えるそうですが、需要がないために年々職人さんは減少していく一方だそうです。我々の目立ての技術と似通っていますね。それでも近年、必要に応じて昔からの技術が見直されてきていますが、伝統を伝えられる職人さんがすでにいなくなっているため、昔から日本で育まれてきた職人の技術というものが日に日に失われつつあります。とても残念なことです。

毎日、パソコンの前に何時間も座っていると、無機質な感じがしてなんだか気分がおかしくなってきます。

このように昔からの集落で昔ながらに自然とともに過ごせるというのは大変だろうけど、とても豊かで自由な気がしました。

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