素麺より太く歯ごたえのある冷麦で、すだち香るキノコおろし冷や麦を作ってみました。

おはようございます!

今日は所用で兵庫県におります。
こちらはまだ夏の日差しですね。暑いしちょっと散歩しようものなら汗が止まりません。
明日から連休前の繁忙日になります。そば粉のご入用な方はお早めにどうぞ。

突然ですが、そうめんと冷や麦の違いってわかります?
材料は同じだし、見た目も変わらないときたら何が違うかって聞かれても分からないですよね。

素麺と冷や麦は、「麺の細さ」「乾麺か生麺か」「油の使用・不使用」そして製造工程にも違いがあります。
素麺は、小麦粉に水・食塩を加えてこねたものに植物油を塗って細く引き伸ばし、天日干しで乾かした食品。一方、冷や麦は細打ちにした饂飩の仲間です。乾麺もあれば生麺もあります。一部のうどん屋さんでは夏季限定などで手打ちの冷や麦を食べさせてくれるところもあります。

福井では・・というか、僕はそうめんより冷や麦の方がなじみがあって子供の頃からよく食べていました。家にはいつも常備してある夏を感じる麺です。そんな愛すべき冷や麦で一品作ってみました。

福井では素麺より歯ごたえのある冷麦の方が一般的なので、すだち香るキノコおろし冷麦は最高です。

固めに茹でた冷や麦にしめじ、なめこ、エノキなどのキノコと山菜、そして大根おろしにすだちを添えて、上から冷たい出汁をかけました。越前漆器ヒロセさんの美味椀に盛りつけるとさらに美味しそうに見えます。

秋の味覚たっぷりの冷や麦には、秋の日本酒ひやおろしなんていいんでしょうね。
まだまだ秋の味覚を楽しみたいと思います。

[9月11日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:69%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 素麺より太く歯ごたえのある冷麦で、すだち香るキノコおろし冷や麦を作ってみました。 はコメントを受け付けていません

おろしそば発祥の地である越前市のつる庵は、ツルツルした平打ちの蕎麦と名物の玉子カツ丼が人気のお店でした。

おはようございます!

福井鉄道福武線スポーツ公園駅から徒歩7分のところにある、つる庵さんに行ってきました。
福武線は福井市内と越前武生駅を結び、福井市街を路面電車として走っている福井県民に歯馴染みの電車です。ちょうどこの前、FUKURAM(フクラム)という新型車両が出たばかりですから、ぜひ新型車両フクラムに乗って出かけてみてください。

つる庵のある越前市(旧武生市)はおろしそば発祥の地で、周りには数多くのお蕎麦屋さんが点在していますし、城下町として風情ある街並みが至る所に残っているので、ゆっくりと街並みを見て歩くのもおもしろいものです。

つる庵のおろしそば。

おろしそば発祥の地である越前市のつる庵は、ツルツルした平打ちの蕎麦と名物の玉子カツ丼が人気のお店でした。

平打ちでピロピロとしたきしめんのようなニュアンスですが、ツルツルとのど越しが良く、ダシがとてもよく絡みます。蕎麦の色はやや白めの中間色で僕の好きなタイプのお蕎麦でした。器の色が涼しげなのも良いですね。
最近は時代の流れなのか、昔あったような太打ち蕎麦だったり平打ちの蕎麦を出してくれるお店が少なくなっているように感じています。僕は太めのお蕎麦が好きなのでこういうお店はできるだけ長く続いていてほしいなと思っています。

美味しい越前そばでした。
ごちそうさまでした。

[9月10日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:70%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | おろしそば発祥の地である越前市のつる庵は、ツルツルした平打ちの蕎麦と名物の玉子カツ丼が人気のお店でした。 はコメントを受け付けていません

越のルビートマトとほうれん草を練り込んだ細うどんを使って、野菜たっぷりの冷たい麺を作ってみました。

おはようございます!
各地で大雨の影響が出ていますね。今日の北陸線は今のところ順調に動いているようですが、警戒が必要です。出張や旅行で移動される方、十分お気をつけて安全にお過ごしください。

今年の夏前くらいに、越のルビートマトとほうれん草を練り込んだ細うどんの事をこのブログで書きました。その後、自宅でイタズラしながら作ったメニューが美味しかったのでアップしようとしていたんですが、すっかり忘れていてタイミングが大分ずれてしまったんですけど紹介したいと思います。

左がほうれん草を練り込んだ細うどん。ほうれん草の繊維がツブツブになって麺に浮かんでいるのでとても涼しげなんです。結構しっかりと色がついている割にほうれん草が主張してこないので、野菜苦手なお子さんもお父さんも知らないうちに食べられます。

そして右が福井のブランド野菜である「越のルビー」を練り込んだ細うどん。透明感があってツルツルとした滑らかな食感が良い饂飩に仕上がっています。ほのかにトマトの甘い香りがあって、こちらもトマトが控えめな感じなので食べやすくなっています。

越のルビートマトとほうれん草を練り込んだ細うどんを使って、野菜たっぷりの冷たい麺を作ってみました。

一つ目は、冷たいダシのうどんに越のルビーとライムを浮かべてみました。
越のルビーは甘みが強いのでダシにちょうどいい甘さが出てライムの香りが爽快です。

越のルビートマトとほうれん草を練り込んだ細うどんを使って、野菜たっぷりの冷たい麺を作ってみました。

もう一つはトマトの冷製うどん。越のルビーとオリーブオイル、パルミジャーノチーズで風味を出して、野菜とドンと乗せました。全部ごちゃごちゃに混ぜて豪快に食べると実に嬉しくなっちゃいます。

越のルビートマトとほうれん草を練り込んだ細うどんを使って、野菜たっぷりの冷たい麺を作ってみました。

素麺ばっかりだと飽きちゃうし胃も疲れてきますから、たまにこういうものが出ると良いですよね。
今度は温かいものにも挑戦してみます。

ほうれん草うどんと越のルビーうどんのお問い合わせは、
福井共同製麺所
住所:〒918-8239 福井市成和2丁目308
電話:0776-21-3142

打ちたての生めんを用意してくださいますよ。

[9月5日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:69%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: うどん粉(さぬきの夢・ききょう) | タグ: | 越のルビートマトとほうれん草を練り込んだ細うどんを使って、野菜たっぷりの冷たい麺を作ってみました。 はコメントを受け付けていません

【2013年 福井そば畑レポート】越前東郷から一乗谷地区に育つ福井在来種のそば畑は、青々とした葉が開いています。

おはようございます!

台風の被害がでていますね。今のところ福井で目立った被害はないようですが、警戒が必要です。特にそば畑。台風が来るといつ飛ばされるか・・という不安でいっぱいになります。
福井の新そばが採れるのもあと2ヵ月を切りました。楽しみな分だけ期待と不安が交錯しますが、今年も良いソバが取れますよう祈っています。

今日は先週の始めに見てきた東郷地区、そして東郷から一乗谷朝倉氏遺跡方面に向かったあたりのそば畑をご紹介します。
ちょうど雨が降る前で土が結構、乾燥していましたが、葉は生き生きと日光を浴びて育っている印象を受けました。

【2013年 福井そば畑レポート】越前東郷から一乗谷地区に育つ福井在来種のそば畑は、青々とした葉が開いています。

この時は大体5㎝くらいだったんですが、今じゃ倍近くに成長しているでしょう。
今週末にでももう一度見に行ってこようと思っています。

【2013年 福井そば畑レポート】越前東郷から一乗谷地区に育つ福井在来種のそば畑は、青々とした葉が開いています。

奥の山の中に一乗谷朝倉氏遺跡一乗滝があります。

弊社商品の蕎麦掻そば粉【一乗】は、山奥の静かで素朴なそばの味をイメージしてこの地域の名前をいただきました。

空気が美味しくて、水がきれいで、心地よい風が吹くこの地区で栽培されるソバは間違いなく美味しいでしょう。

[9月3日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:77%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 | タグ: | 【2013年 福井そば畑レポート】越前東郷から一乗谷地区に育つ福井在来種のそば畑は、青々とした葉が開いています。 はコメントを受け付けていません

地産地消で作るおろしそばと中華そばが名物の手打ちそば中村屋が、勝山から福井に移転オープンしました。

おはようございます!
空に雲がかかり蒸し蒸しした生暖かい朝になりました。
今日はちょっと体が重いですが、頑張っていきましょう。

久しぶりに福井のそば屋さんの事を書いてみようと思います。
福井駅から車で10分くらいのところに新しく開店した手打ちそば中村屋さんに行ってきました。
元々、恐竜博物館やスキージャムがある勝山市で長きに渡りご商売されていて地元にも愛される人気店だったそうなんですが、そのお店をたたんで福井市の方に出てこられたんだそうです。

勝山から福井に移転オープンした手打ちそば中村屋は、おろしそばとラーメンの美味しさにファンがついている人気店でした。

ここの名物は男性なら3口で食べきれるサイズで提供されるおろしそば(450円)。
これを2枚3枚と自分のお腹と相談して食べるのがここの食べ方で、大きな器にたっぷり用意されている大根おろしのダシを好きなだけかけられるのも嬉しい。僕は1皿目はとにかく一気に頬張るように食べて、2皿目は蕎麦を噛みしめて香りや甘みを感じて、3皿目は食べたいように食べました。

中村屋さんにはもう一つ名物があります。
それは中華そば。店内を見渡すと蕎麦を食べている人とラーメンを食べている人が半々くらいなのに驚きました。
そば屋のラーメンって和風だしが効いてサッパリしてるから美味しいんですよね。小腹を満たすサイドメニューのまいたけご飯も勝山の田舎の味がしてこれも美味しい。

石臼工場と自宅の中間くらいにあるので、またゆっくり行きたいと思います。
中村屋さんの詳細を調べようと思ってネット検索しても勝山にあった時の情報しか出てこないところを見ると、勝山の方々にどれだけ愛されていたかがよく分かります。今度は福井の人にも喜んでいただけますように。

ごちそうさまでした。

手打ちそば中村屋
所在地:福井市長本町129

[8月30日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:69%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 地産地消で作るおろしそばと中華そばが名物の手打ちそば中村屋が、勝山から福井に移転オープンしました。 はコメントを受け付けていません

【2013年 福井そば畑レポート】播種後2週間ほど経った福井市平野部の在来種は、若芽が顔を出し一面が青々としてきました。

おはようございます!
台風が近づいている影響で時折、雨が降るなど天候が不安定になっていますが、昨晩も一昨晩も先週の残暑が嘘のように涼しくて、窓を開けて寝ると秋の優しい風が入り込んできて気持ちがいいです。今年も大いに実りの秋となってほしいものです。

さて、先週から始めた2013年福井そば畑レポート、今回で3回目となりました。
播種(種まき)から2週間弱経過したそばの畑は、ちょっと雨の少なさが気になりますが生育は概ね良好と言っていいと思います。
ソバは播種から75日という早さで収穫されるので、畑に植わっているのもあと60日ほど。福井は10月末頃の収穫で11月初旬頃の入荷となります。早いですよねー

今回は播種後2週間経った福井市平野部のそば畑を見ていきます。
品種は福井在来種。若芽が顔を出し一面が青々としています。

【2013年 福井そば畑レポート】播種後2週間ほど経った福井市平野部の在来種は、若芽が顔を出し一面が青々としてきました。

この畑は福井駅から車で15分ほどのところにあります。
そば畑をご覧になりたければ、市街中心部から山に向かって20分も走ればこのような景色を見ることが出来ます。今はお米の収穫と芽が出たばかりのそば畑とのコントラストを一緒に楽しむことが出来るでしょう。

【2013年 福井そば畑レポート】播種後2週間ほど経った福井市平野部の在来種は、若芽が顔を出し一面が青々としてきました。

福井県は「福の井」と書くほど本当に水の豊かな土地。
年中湿度が高く雨も多いことから、山々を伝って流れる水は自然に濾過されミネラル豊富な天然水となります。また、井戸も各地に点在し、福井県のそば主要産地である奥越大野市は一家に一つ生活用の井戸があり、今でも使われています。福井の食材が美味しいのは、昼夜の寒暖差や農作物に適した土壌、生産者の想いの他に、こういった水があってこその品質なんだと感じます。

これからソバは葉を広げ、どんどん大きく上に成長していきます。1ヵ月経った9月末頃には花も満開になり始めているでしょう。一面真っ白の畑は本当に綺麗ですからね。ぜひ、その頃に生でご覧になってください。

秋の新そばが今から楽しみです。

[8月29日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:67%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 | タグ: | 【2013年 福井そば畑レポート】播種後2週間ほど経った福井市平野部の在来種は、若芽が顔を出し一面が青々としてきました。 はコメントを受け付けていません

若狭美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

おはようございます!
福井市は雨の影響で気温が一気に下がり、昨晩は涼しい秋の風を感じました。
今週も暑くなりそうですが日に日に実りの秋に近づいていくにつれ、過ごしやすくなっていきそうですね。今週もよろしくお願いします。

北陸の一番下に位置する福井県は、嶺北(越前)と嶺南(若狭)の二つに分断され、福井市があるのは嶺北で石川県と岐阜県側、そして敦賀や小浜は嶺南で京都府や滋賀県側にあります。そのため嶺北は福井弁を話しますが、嶺南は関西弁に近い訛りがあり文化も土地土地で異なります。

嶺北の人は嶺南に、嶺南の人は嶺北にもっと気軽に足を運びたいと思っている人は僕を含めていっぱいいると思うんですけど、その間の交通の便がとても悪いんです。例えば電車で福井市から小浜まで行こうと思ったら3時間近くかかるだろうし、車でも2時間弱かかってしまうので、そうなるとなかなか足が進まないんですよね。
そんな中、来年、やっと舞鶴自動車道が敦賀まで延伸になります。これによって福井県民が行き来しやすい環境になるのでお互いの交流がもっと活発にできるようになればいいなと内心嬉しく思っています。

で、嶺南に遊びに行った時にそろそろ休憩しようかなって思いつくところにあるのが「があでんぱぁく五湖の駅」という道の駅です。美浜という場所にあって、その名の通り美しい海が広がり、近くには三方五湖という大きな5つの湖がある自然豊かなところ。
食事はもちろん、地元食材や加工品、足湯まであるので、ちょっとした休憩にはもってこいの場所なんです。ありがたいことにお蕎麦もいただけます。

美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

福井=おろしそばというイメージもかなり広がってきましたが、実はこれも嶺北嶺南で分かれます。
嶺北ではおろしそばです。でも、嶺南では地元で採れる自然薯を使った自然薯そばというものがあります。強い粘りと高い栄養価から受験生の味方としても食べられているようですね。
そのとろろそばと、本場の鯖のへしこ(鯖をぬか漬けにした保存食)のおにぎりをいただきました。

つるつるとしたとろろの粘りからくる食感は気持ちが良く、濃いめ甘めの出汁にも合って美味しい。
へしこおにぎりもしょっぱいへしこと香りのよいお米の味が最高です。そして食後や食後じゃなくても食べたいのがこの豆乳ソフトクリーム。

美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

豆の味が濃いのに後味がサッパリしていて美味しいんですよ。嫌味がなく食べやすいところが男性にも評判になっているそうです。

嶺南にはどんどん新しい道の駅ができています。
高速道路も開通することだし、これをきっかけに色々な場所に足を運ぼうと思っています。

[8月26日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:68%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 若狭美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。 はコメントを受け付けていません

明石の麦切りトクオカの手打ちうどんは、注文を受けてから茹で上げる心地よい歯ごたえのある優しい麺でした。

おはようございます!
暑いですが、日差しが弱くて実に過ごしやすい朝になりました。
今日は繁忙日な割にスロースタート。お盆はすさまじいほど忙しかったので、ここらでちょっと休憩といった感じですかね。僕らも疲れが抜けていませんので、来週に向けて週末までにしっかりと体調を戻したいと思います。

お盆休みに妻の実家へ行ったときに、最近人気のうどん屋さんが近くにあるということで行ってきました。明石の麦切りトクオカさんというお店です。名前もインパクトあるし関西といえばうどんやけど、実際あまり食べたことなかったので、これはいい機会とばかりに車に乗り込み直行しました。

とりあえずナビで場所を確認して近くまで来たんですが、探せど探せどうどん屋らしきお店が見当たらない。看板も見えない。でも、この辺にあるとナビもスマフォも言ってる。どこだろう・・ときょろきょろしながらパッと正面を見たら「MUGIKIRI TOKUOKA」という文字とうどん屋さんっぽくない外観に目が止まり、やっと発見できました。
何度も行き来していた道の真ん中にあったことに気付かず、頭の中の勝手なうどん屋さんのイメージを持ってウロウロ探していた自分が情けなかったです笑 でも、それくらいうどん屋には見えない外観です。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

うどんはすべて注文を受けてから茹でるんだそうです。茹でたての食感と風味を大切にされているんでしょうね。なので、注文してから出てくるまで20分はかかります。次から次へとお客さんが来て開店早々満席状態に。それでもみんなじっと待ってるのは、それだけ支持されてるってことですね。すごい!

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

おすすめメニューが壁に張り出されています。
こうやって美味しそうな画を見ながらお腹を空かせて待つってなかなかしんどいですが、その分、期待度と食べた時の感動は大きくなります。注文したのはすだちみぞれうどんと、冷やし中華的奈うどん。そしてシンプルにかけうどんを一つ。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

まずは、すだちみぞれうどんがやってきました。
この時期、すだちうどんは反則ですよね。絶対美味しいですもん!
表面がキラキラしたうどんにすだちの香りがプンプンする出汁が絡んで、しょうがの香りもアクセントになって思わずムフフってなります。

そして、「冷やし中華的奈うどん」
きゅうりとワカメが選べるので、ワカメでお願いしました。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

僕はあんまり冷やし中華って好んで食べないんですが、うどんだったら結構アリかもしれません(笑)
てっぺんにドンと乗った半熟卵の天ぷらを崩して、黄身とうどんを絡ませると酢が和らいで美味しい。ワカメの汐の香りもいい感じ。

最後のかけうどんは伸びるといけないので、来たらすぐに飲み干してしまったんですが、塩分が丁度よくてダシがしっかり引いてあるので後から鰹の旨みが口いっぱいに広がって満足の一杯でした。

店内の雰囲気もオシャレで女性スタッフが多いので、一人でも入りやすいのも人気の秘密でしょう。
美味しかったです。

[8月23日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:67%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 明石の麦切りトクオカの手打ちうどんは、注文を受けてから茹で上げる心地よい歯ごたえのある優しい麺でした。 はコメントを受け付けていません

辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

おはようございます!
昨日まで曇り空が出ていて暑さが和らいだ福井市ですが、今日は青空が広がって暑さ全開となりました。まだまだ夏将軍は勢力を緩めてくれないようですね。今日の1日を大切に楽しく元気にいきましょう!

この前、東京出張行った時に千葉県鎌ヶ谷にある手打そば天庵さんへお伺いして楽しい時間を過ごさせていただいたんですが、その際にお店の看板メニューの辛味おろしそばに使用している大変貴重な暮坪蕪(くれつぼかぶ)を分けていただきました。

辛味おろしそばって辛味大根を使うんじゃないの?カブなんて水っぽいし蕎麦に入れても美味しいの!って思われている方もいるでしょう。ところが、この暮坪蕪はカブだけどカブっぽくない。見た目も写真の通り大根です。でも、これはカブなんですよ。写真では葉は切り落としておりますが、その形は紛れもないカブなんだそうです。

辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

普通の蕪と違って辛味大根のように固いのですりおろすのがとても大変でしたが、表面の泥をきれいに洗い流して皮付きのまますりおろすと辛味大根にも負けないくらいの強い辛味が立ち、後からじわじわとカブの香りと味が追いかけてくる。これは美味しい。

暮坪蕪はそば業界では薬味の一つとして有名な野菜。
岩手県遠野暮坪地区の一部の農家さんだけが栽培している貴重なカブで、生産量が極めて少なく市場に出ることはありません。他に遠野カブという名称でも栽培しているそうですが、「暮坪蕪」というブランドで栽培しているのはたった1名のみだそうです。そんな貴重なカブをいただいて本当にありがたい気持ちで一杯です。これはもう、夏の新そばで暮坪おろししかないでしょ!

辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

福井で栽培が始まって3年目になる今年の春まき夏そば(新そば)で打った蕎麦に、暮坪蕪を粗めにおろしたものと、越前雲丹専門店天たつの粉うにをパパッとかけて生醤油を一回し。新そばの甘い香りと蕪の辛味、後から追いかけてくる土の香りが何とも言えません。カブの味にウニは負けてしまいましたが、彩りがきれいで涼しくなります。

暮坪カブは、漫画美味しんぼで蕎麦を活かす薬味として紹介されていた食材なんですが、実際にどんな味がするんだろうと興味深々だった僕は、以前、暮坪カブが手に入らない代わりにとりあえずニュアンスだけでも感じてみようと思って、福井の辛味大根と小粒なカブをおろして混ぜたものを蕎麦に出汁と共にぶっかけて食べてみたことがあるんです。そしたら、今回いただいた暮坪蕪に比べて、辛味や独特の土の香り、すっきりとした甘さは及びませんが近いものがありました。辛味大根も甘いカブが入ることによってまろやかになっていい塩梅でした。辛味大根では強すぎるけど、普通の大根では物足りないという方にはお薦めです。

確か、ワサビ以外の刺身の薬味としても良いという風に書いてあったと思ったので、白身の魚と合わせてみました。そしたら、魚の臭みが消え爽やかな辛味が残って後味スッキリ、清々しい気分で美味しくいただけます。慣れてるからわさびの方が良いと思ってしまいましたが、ブリとか中トロなど脂の強い魚には特に合うと思います。

今回はとても貴重な体験でした。
色々な食材を合わせて楽しむのは良いですね。
ありがとうございます。

[8月22日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:72%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 蕎麦・うどんの食べ歩き | タグ: | 辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。 はコメントを受け付けていません

【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

おはようございます!

北陸ふくいはお盆が過ぎて、ようやく厳しい暑さが和らいできました。
それと同時に播種(はしゅ)と呼ばれるソバの種まきが一斉に始まり、少しずつ芽が出てきています。
これから成長していくにつれ、北陸は台風の心配がでてきますが、良いソバが収穫できるよう心から願っております。

昨日に引き続き、今日は永平寺町のそば畑です。
永平寺町は、ご存じ曹洞宗大本山永平寺の麓にあります。
山間に囲まれた自然豊かな土地と、山々から運ばれるミネラルたっぷりの水が豊富に流れており、また早朝には霧が立ち込めるほど昼夜の寒暖差が大きいので、日が照る時間は作物が育ち、夜になり気温が低くなると養分を内に溜めこみます。その為、小粒ながら味の濃い小粒のソバが育ちます。

【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

永平寺町内で作られる農作物は地元で消費できる量を生産する為、基本的に地産地消です。福井県内に出回ることもあまりなく、直売所や地元永平寺町のスーパーで手に入るくらいです。ソバも例外ではなく収穫量が多くないので、私たちは永平寺町の信頼できる農家さんから毎年、収穫できた分から納得のいく品質の玄そばを仕入れております。

【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

永平寺在来のそばは、実をしっかりと熟させてから収穫し、その後低温倉庫で3カ月ほど追熟させた1月~3月頃が最も味が良く、皮ごと石臼で挽くと香ばしくナッツの香りにも似た独特の匂いが立つので根強いファンがいます。華やかな香りと上品な甘さが特徴の丸岡町産の早刈りそばとは対極にあるので、両者とも好き嫌いがはっきり分かれる産地でもあります。

永平寺町の今年のソバも楽しみですね。

[8月21日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:68%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 | タグ: | 【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。 はコメントを受け付けていません