越前そば連合そば打ち会で、福井県内在来種の打ち比べと食べ比べを行いました。

おはようございます!

昨日は福井市内至る所で区民体育祭があり、大きな掛け声や歓声があちらこちらから聞こえました。
元気な子供たちの声は、聞いているこちらも元気になります。
今朝はやや曇り空でしたが、午後から回復して今はいい感じの晴れ模様。暑過ぎず涼しすぎず過ごしやすい、いい気持ちです。

そんな区民体育祭を横目に昨日は、越前そば連合のそば打ち会でした。
今回で5回目の開催となるそば打ち会の内容は、丸岡産在来種と永平寺産在来種、大野産在来種の打ち比べ&食べ比べでした。
体育祭の関係か、ちょっと参加者が少なかったですが、その分内容の濃いそば打ち会になりました。

越前そば連合そば打ち会で、福井県内在来種の打ち比べと食べ比べを行いました。

越前そば連合が目指すのは、そば打ちを通しての仲間づくり。
そば打ちは熟練者と初心者に気持ち的な距離感が出る時がありますが、そんな壁や年齢を通り越した交流ができればとの思いで活動しています。

越前そば連合そば打ち会で、福井県内在来種の打ち比べと食べ比べを行いました。

これまでの蕎麦打ちをする方のイメージは、中年だったり、会社を退職した後の趣味でやられている方ですが、このNPO越前そば連合が取り組もうとしているのは、地域の懇親目的で大人から子供まで世代を超えた交流です。
年齢も国籍も性別も関係ない知り合いや仲間づくりのきっかけを「そば打ち」を通して進めたいと思っています。

越前そば連合そば打ち会で、福井県内在来種の打ち比べと食べ比べを行いました。

そば打ちの技術向上だけではなく、若い方が中心になって蕎麦らしく細く長く繋がり楽しくそば打ちができる雰囲気を目指します。
かといってそば打ちが学べない訳ではありません。安久義二名人が自らそば打ちをレクチャーしてくれますし、会場にあるそば打ち台は、素人そば打ち名人大会で使用されているものと同じですから、大会出場を考えている方の練習にもなります。

越前そば連合そば打ち会で、福井県内在来種の打ち比べと食べ比べを行いました。

早刈りそばの丸岡町産、完熟そばの永平寺町産、中間の大野市産をそれぞれ試食します。

越前そば連合そば打ち会で、福井県内在来種の打ち比べと食べ比べを行いました。

会場には業務用のガスも設置されているので、そば店さながらの打ちたて茹でたておろしそばが食べられます。

越前そば連合そば打ち会で、福井県内在来種の打ち比べと食べ比べを行いました。

左が丸岡町産で、右が永平寺町産。
挽き方を変えると全く別物になってしまうので、同じ条件で挽いて純粋に味と香りを楽しんでもらえるようにしました。
写真では分かりづらいかもしれませんが、完熟の永平寺町産の方が色が黒っぽく出ました。
香りは丸岡町産の方が華やかな感じがしましたし、味わいや甘みでは永平寺町産が良かったかなと個人的には思います。

このように越前そば連合そば打ち会では、蕎麦を打つだけではなく、色々なそばの楽しみも共有できたらと思っています。
ご興味のある方はぜひ、お待ちしています。

[5月20日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:17℃
石臼工場内湿度:54%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: そば打ち タグ: パーマリンク