明石の麦切りトクオカの手打ちうどんは、注文を受けてから茹で上げる心地よい歯ごたえのある優しい麺でした。

おはようございます!
暑いですが、日差しが弱くて実に過ごしやすい朝になりました。
今日は繁忙日な割にスロースタート。お盆はすさまじいほど忙しかったので、ここらでちょっと休憩といった感じですかね。僕らも疲れが抜けていませんので、来週に向けて週末までにしっかりと体調を戻したいと思います。

お盆休みに妻の実家へ行ったときに、最近人気のうどん屋さんが近くにあるということで行ってきました。明石の麦切りトクオカさんというお店です。名前もインパクトあるし関西といえばうどんやけど、実際あまり食べたことなかったので、これはいい機会とばかりに車に乗り込み直行しました。

とりあえずナビで場所を確認して近くまで来たんですが、探せど探せどうどん屋らしきお店が見当たらない。看板も見えない。でも、この辺にあるとナビもスマフォも言ってる。どこだろう・・ときょろきょろしながらパッと正面を見たら「MUGIKIRI TOKUOKA」という文字とうどん屋さんっぽくない外観に目が止まり、やっと発見できました。
何度も行き来していた道の真ん中にあったことに気付かず、頭の中の勝手なうどん屋さんのイメージを持ってウロウロ探していた自分が情けなかったです笑 でも、それくらいうどん屋には見えない外観です。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

うどんはすべて注文を受けてから茹でるんだそうです。茹でたての食感と風味を大切にされているんでしょうね。なので、注文してから出てくるまで20分はかかります。次から次へとお客さんが来て開店早々満席状態に。それでもみんなじっと待ってるのは、それだけ支持されてるってことですね。すごい!

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

おすすめメニューが壁に張り出されています。
こうやって美味しそうな画を見ながらお腹を空かせて待つってなかなかしんどいですが、その分、期待度と食べた時の感動は大きくなります。注文したのはすだちみぞれうどんと、冷やし中華的奈うどん。そしてシンプルにかけうどんを一つ。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

まずは、すだちみぞれうどんがやってきました。
この時期、すだちうどんは反則ですよね。絶対美味しいですもん!
表面がキラキラしたうどんにすだちの香りがプンプンする出汁が絡んで、しょうがの香りもアクセントになって思わずムフフってなります。

そして、「冷やし中華的奈うどん」
きゅうりとワカメが選べるので、ワカメでお願いしました。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

僕はあんまり冷やし中華って好んで食べないんですが、うどんだったら結構アリかもしれません(笑)
てっぺんにドンと乗った半熟卵の天ぷらを崩して、黄身とうどんを絡ませると酢が和らいで美味しい。ワカメの汐の香りもいい感じ。

最後のかけうどんは伸びるといけないので、来たらすぐに飲み干してしまったんですが、塩分が丁度よくてダシがしっかり引いてあるので後から鰹の旨みが口いっぱいに広がって満足の一杯でした。

店内の雰囲気もオシャレで女性スタッフが多いので、一人でも入りやすいのも人気の秘密でしょう。
美味しかったです。

[8月23日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:67%
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■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

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辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

おはようございます!
昨日まで曇り空が出ていて暑さが和らいだ福井市ですが、今日は青空が広がって暑さ全開となりました。まだまだ夏将軍は勢力を緩めてくれないようですね。今日の1日を大切に楽しく元気にいきましょう!

この前、東京出張行った時に千葉県鎌ヶ谷にある手打そば天庵さんへお伺いして楽しい時間を過ごさせていただいたんですが、その際にお店の看板メニューの辛味おろしそばに使用している大変貴重な暮坪蕪(くれつぼかぶ)を分けていただきました。

辛味おろしそばって辛味大根を使うんじゃないの?カブなんて水っぽいし蕎麦に入れても美味しいの!って思われている方もいるでしょう。ところが、この暮坪蕪はカブだけどカブっぽくない。見た目も写真の通り大根です。でも、これはカブなんですよ。写真では葉は切り落としておりますが、その形は紛れもないカブなんだそうです。

辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

普通の蕪と違って辛味大根のように固いのですりおろすのがとても大変でしたが、表面の泥をきれいに洗い流して皮付きのまますりおろすと辛味大根にも負けないくらいの強い辛味が立ち、後からじわじわとカブの香りと味が追いかけてくる。これは美味しい。

暮坪蕪はそば業界では薬味の一つとして有名な野菜。
岩手県遠野暮坪地区の一部の農家さんだけが栽培している貴重なカブで、生産量が極めて少なく市場に出ることはありません。他に遠野カブという名称でも栽培しているそうですが、「暮坪蕪」というブランドで栽培しているのはたった1名のみだそうです。そんな貴重なカブをいただいて本当にありがたい気持ちで一杯です。これはもう、夏の新そばで暮坪おろししかないでしょ!

辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

福井で栽培が始まって3年目になる今年の春まき夏そば(新そば)で打った蕎麦に、暮坪蕪を粗めにおろしたものと、越前雲丹専門店天たつの粉うにをパパッとかけて生醤油を一回し。新そばの甘い香りと蕪の辛味、後から追いかけてくる土の香りが何とも言えません。カブの味にウニは負けてしまいましたが、彩りがきれいで涼しくなります。

暮坪カブは、漫画美味しんぼで蕎麦を活かす薬味として紹介されていた食材なんですが、実際にどんな味がするんだろうと興味深々だった僕は、以前、暮坪カブが手に入らない代わりにとりあえずニュアンスだけでも感じてみようと思って、福井の辛味大根と小粒なカブをおろして混ぜたものを蕎麦に出汁と共にぶっかけて食べてみたことがあるんです。そしたら、今回いただいた暮坪蕪に比べて、辛味や独特の土の香り、すっきりとした甘さは及びませんが近いものがありました。辛味大根も甘いカブが入ることによってまろやかになっていい塩梅でした。辛味大根では強すぎるけど、普通の大根では物足りないという方にはお薦めです。

確か、ワサビ以外の刺身の薬味としても良いという風に書いてあったと思ったので、白身の魚と合わせてみました。そしたら、魚の臭みが消え爽やかな辛味が残って後味スッキリ、清々しい気分で美味しくいただけます。慣れてるからわさびの方が良いと思ってしまいましたが、ブリとか中トロなど脂の強い魚には特に合うと思います。

今回はとても貴重な体験でした。
色々な食材を合わせて楽しむのは良いですね。
ありがとうございます。

[8月22日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:72%
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【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

おはようございます!

北陸ふくいはお盆が過ぎて、ようやく厳しい暑さが和らいできました。
それと同時に播種(はしゅ)と呼ばれるソバの種まきが一斉に始まり、少しずつ芽が出てきています。
これから成長していくにつれ、北陸は台風の心配がでてきますが、良いソバが収穫できるよう心から願っております。

昨日に引き続き、今日は永平寺町のそば畑です。
永平寺町は、ご存じ曹洞宗大本山永平寺の麓にあります。
山間に囲まれた自然豊かな土地と、山々から運ばれるミネラルたっぷりの水が豊富に流れており、また早朝には霧が立ち込めるほど昼夜の寒暖差が大きいので、日が照る時間は作物が育ち、夜になり気温が低くなると養分を内に溜めこみます。その為、小粒ながら味の濃い小粒のソバが育ちます。

【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

永平寺町内で作られる農作物は地元で消費できる量を生産する為、基本的に地産地消です。福井県内に出回ることもあまりなく、直売所や地元永平寺町のスーパーで手に入るくらいです。ソバも例外ではなく収穫量が多くないので、私たちは永平寺町の信頼できる農家さんから毎年、収穫できた分から納得のいく品質の玄そばを仕入れております。

【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

永平寺在来のそばは、実をしっかりと熟させてから収穫し、その後低温倉庫で3カ月ほど追熟させた1月~3月頃が最も味が良く、皮ごと石臼で挽くと香ばしくナッツの香りにも似た独特の匂いが立つので根強いファンがいます。華やかな香りと上品な甘さが特徴の丸岡町産の早刈りそばとは対極にあるので、両者とも好き嫌いがはっきり分かれる産地でもあります。

永平寺町の今年のソバも楽しみですね。

[8月21日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:68%
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【2013年 福井そば畑レポート】お盆に播種(種まき)した越前大野市の大野在来種は、3㎝ほどの目が出ています。

おはようございます!
今朝の福井市は久しぶりの曇り空。気温は高いけど、暑くないって素晴らしい!
今日は気持ちよくお仕事できそうです。

さて、今年も越前そば粉屋6代目の加賀健太郎が福井県内のそば産地を巡って、生育状況や日々の出来事などを織り交ぜながら収穫されるまで様子をお伝えしていきます。今年の福井県産新そばもお楽しみに!

2013年度の一発目の福井そば畑レポートは福井県内主要産地の大野市です。
大野市は山間に囲まれた自然豊かな土地と、山々から運ばれるミネラルたっぷりの地下水が豊富に流れており、御清水(おしょうず)と呼ばれる湧水は日本名水100選にも選ばれています。また、昼夜の寒暖差が大きいので、日が照る時間は作物が育ち、夜になると気温が低くなるので作物は養分を内に溜めこみます。その為、小粒ながら味の濃いソバが育ちます。

【2013年 福井そば畑レポート】お盆に播種(種まき)した越前大野市の大野在来種は、3㎝ほどの目が出ています。

ちょうどお盆の頃に播種(はしゅ:種まき)された種そばが芽を出し、3㎝ほどの二葉に成長しています。山々に囲まれた景色と収穫を待つお米、そばのコントラストがとても綺麗ですよね。

こちらは播種したばかりの畑。芽が出るのはこれからってところでしょう。
日差しが強いので土の表面があっという間に乾いてしまいます。発芽して出た芽も日差しによって一部よれている畑もありました。
水は適度に与えないといけないのですが、水はけが悪いと根が悪くなってしまう為、その辺りのバランスが難しいところです。

【2013年 福井そば畑レポート】お盆に播種(種まき)した越前大野市の大野在来種は、3㎝ほどの目が出ています。

僕は生産者じゃないので、農家さんから教えていただきながらソバ栽培の知識を蓄えていますが、実際に栽培するのは天気や自然、虫との戦いですから本当に大変だと思います。だからこそ丹精込めて作られたソバを一粒とも無駄にせず、玄そばの品質をそのままそば粉へ伝わるよう心がけて挽いています。

今、石垣島南部に台風が発生していますが、いよいよこの季節が来たなと感じています。
福井のソバ栽培時期と台風はセットみたいなところがあって、今まで何度も台風の被害に遭ってきましたし全滅になったこともあります。農家さんも私どももソバの状況が心配で眠れない日々が始まります。

今年も良いソバが育ちますよう。
また、香り高いそば粉がお届けできますよう。
そして、美味しい蕎麦をみなさまに食べていただけますように願っております。

2013年の福井そば畑レポート、短い期間ですがどうぞお楽しみに。

[8月20日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:67%
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お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会inふくいに参加しました。

残暑お見舞いおはようございます!
まだまだ暑い日が続きますが、お盆休み明けの1週間も頑張って行きましょう。

先週の土曜日は「利き蕎麦の会」に行ってきました。
利き蕎麦の会って何かと言いますと、東京浅草橋にある御清水庵宮川さんで行われている在来種の蕎麦を食べ比べるイベントなんですが、それが今回、6回目にして初の福井県で行われるということで、早速行ってきました。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

場所は越前市にある常安楽寺というお寺。
ここには蕎麦&Pasta和伊屋(わいや)というお店が入っていて、そこが今回の会場。
お寺で利き蕎麦というのもいかにも!って感じがして乙じゃないですか。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会inふくいに参加しました。

今回、聞き比べる在来種は全部で4種類。すべて十割そばです(御清水庵宮川ホームページより抜粋)。

■福井県丸岡町産の【丸岡在来種】:通常より10日ほど早く刈り取った早刈りそば
福井県外に出される事が多い。関東近県の蕎麦屋で人気が高い。つながり易く、練る程に硬く締まる。こちらも今現在は早刈りしか確認できていない。

■福井県福井市永平寺町産の【永平寺在来種:】しっかりと追熟させた完熟そば
その名の通り永平寺近辺に生息する種類。匂いが独特。銀杏の様な臭いさえあるが、茹でてしまえば問題無し。味は絶品。老舗で抜き実が採用される味。

■福井県越前市産の【今立在来種】:地産地消の為、県内でも出回らない品種
旧今立、武生で昔から栽培されている。兎も角、美味しい! お出汁に浸けるのが、もったいない♬ そのままか、塩だけで楽しみたい奥深く、品のある味です。第4回の利き蕎麦の会では「旨い!」と人気No.1でした。

■福井県福井市河合地区産の【キタワセ種】:今年の夏に収穫されたばかりの新そば
春に蒔き、初夏に収穫する新蕎麦! 秋ソバに比べて収穫料が少ない貴重な蕎麦。夏ソバは全国的でも珍しい。いよいよ在来種の宝庫、福井県が取組む新たな蕎麦の息吹を感じて下さい。※在来種ではありません

順に出てくる十割そばがどこの産地の在来種なのかを利き比べるなんてなかなかできない経験ですから、じっくりと味わって風味や甘みを確かめます。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

まずは1番目の十割そば。
中間色に挽き上げられた蕎麦はホシが若干残ってツルツルとした食感とモチモチ感があります。
噛むとほのかな香りと十分な甘みを感じました。1発目なのでまずはしっかりこの味を確認します。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

2番目の十割そばです。
1番目よりはちょっと色が濃くてツルツル感は弱くなったけど、噛んだ時の甘さが強い。
熟した香ばしい香りも出てて塩と食べると美味しさが引き立ちます。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

3番目は紅一点、白っぽい10割そば。
色は4種類の中で一番白く、華やかな香りと上品な甘みが際立つこのお蕎麦は、弊社でも工場でそば粉を挽くときに感じる香りと同じもので僕はピン!ときました。これは丸岡町産の在来種だろう。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

そして最後はまさに10割!という田舎田舎したお蕎麦。
これも食べる前からそば粉を挽いている時に感じる独特の香ばしい香りがプンプンしていて、食べた時の甘みと舌に残る苦みが後引く美味しさ。これは永平寺町産の永平寺在来種に間違いない。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

以上、4種類を食べ終わったんですが1番目と2番目が難しくて、そば粉屋の経験から僕の出した答えはこれでした。
①キタワセ種
②今立在来種
③丸岡在来種
④永平寺在来種

最後に店主の宮川さんから正解発表。

【正解】
①今立在来種
②キタワセ種
③丸岡在来種
④永平寺在来種

今立とキタワセが逆でした(笑)

今回は使う品種はもちろん、そば粉の挽き方や製粉者がバラバラだったので判断基準が難しく苦戦しました。
そば粉は同じ在来種を使っても挽き方や仕上げの仕方によって味わいが全く異なります。そういう意味では同じ石臼で同じような条件でそれぞれ挽き比べないと分かりにくいところがあったのかもしれませんが、それでも分かる丸岡町産と永平寺町産の在来種は個性的なんだなとその品質に脱帽でした。

また、ソバに限らずすべての穀物、野菜は土壌と気候によって品質が変わるといいますが、今回のキタワセ種の味わいは正にその通りだったと感じています。キタワセ種は主に北海道で栽培されています。福井のそばに比べ味も香りも弱いのでつい一番香りと味の弱かったものをキタワセとしましたが、福井の土壌と福井の気候で育てると淡白なキタワセも十分旨みののった味に変化する。やはり、土と気候と水は作物にとって要なんだと改めて福井の恵みのありがたさを感じました。

次回、第七回 利き蕎麦の会は、9/4(水)19:00~東京浅草橋の御清水庵宮川さんに会場を移して行われます。
県内外の蕎麦を食べ比べることっはあっても在来種を利き比べるなんてことはなかなかできません。ぜひ、この機会に味わって楽しんでください。蕎麦の味って色々あるんだってことを分かっていただけると思います。

御清水庵宮川の宮川さん、塩田さん、和伊屋の山﨑さん
この度は楽しい会を本当にありがとうございました!

[8月19日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:65%
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越前そば粉製造元カガセイフンのお盆期間の休業日は14日(水)、15日(木)で、後は通常営業となります。

こんにちは!
お盆らしい雰囲気が漂いまくっている福井市のただいまの気温は33℃、降水確率は0%となっています。
県外ナンバーも町中にかなり集まってきました。いい感じです。

平素は、越前そば粉製造元カガセイフンをご愛顧いただき、また福井県産の越前そば粉ご用命くださいまして誠にありがとうございます。2013年8月14日(水)~8月15日(木)は、誠に勝手ながら夏季休暇の為お休みを頂きます。8月16日(金)より通常営業となります。

休業期間中のご注文、お問い合わせはお受けしておりますが、そば粉の製粉出荷、担当者からの受注確認、発送のご連絡、お問い合わせの返信は、8月16日(金)以降となります。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【お盆休業日のご案内】
越前そば粉製造元カガセイフンのお盆休業日についてご案内いたします。

平成25年
8月12日(月) 通常営業(8:30~18:00)
8月13日(火) 通常営業(8:30~18:00)
8月14日(水) 休業
8月15日(木) 休業
8月16日(金) 通常営業(8:30~18:00)
8月17日(土) 午前営業(8:30~12:00)
8月18日(日) 休業

厳しい暑さが続いておりますが、水分を十分に摂ってなるべく炎天下にさらされないようご自愛ください。
それでは、良いお盆を過ごされますように。

[8月13日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:64%
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イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

おはようございます!

今日はお盆前の繁忙期なので営業しております。
店頭販売は午前中で閉めちゃいますが、工場には僕たち居ますのでお電話いただければご用意します。
今日も1日よろしくお願いします。

既に慌ただしくなっていますが、忙しさが佳境に入る前に自分の体にしっかりと栄養を付けないと夏バテしてしまうという理由をつけて、昨晩は弊社石臼工場近くにあるイタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)さんに行ってきました。

ラカーラさんのカウンター好きなんです。
広さとか奥行とか調理場を眺めた時の手元が見えそうで見えない高さが好みで落ち着くんですよね。今回は城山シェフのおまかせなのでビール飲んで待っていると・・出た!メタボ牡蠣。シェフの出身である三重県鳥羽市の天然の岩ガキです。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

何年物の牡蠣かは分からないそうですが、僕の今までの人生で間違いなくナンバーワンのサイズです。大きい口で食べても3口くらいはあるこの牡蠣は貝柱がホタテくらいあって味が濃い。ミルクたっぷりでお腹壊しても食べたい無類の牡蠣好きにはたまらない一皿です。

お次はムール貝の白ワイン蒸し。
これも同じく鳥羽の海で獲れたもの。
ムール貝って香りはあるけど味が弱いことが多くて食べてもどんな味?って聞かれるとうまく表現できなかったんですが、国産の貝はしっかり味があります。”い貝”とか石川県の能登では”えい貝”とも呼ばれているそうです。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

麻王伝兵衛さんの越のルビートマトの酸味がまたいい仕事してます。
ムール貝は白ワインとか泡でサッパリと合わせる感じですけど、今回は福井の純米酒と合わせてみました。

お酒は越の磯さんの”夏”って書いてあるから夏季限定なのかな?純米大吟醸酒をいただきます。そしたら、白ワインとかシャンパンでは感じられなかった貝の旨味が感じられて淡白だと思っていたムール貝を十分楽しんで食べることが出来ました。さすが福井のお酒!
で、純米大吟醸に合わせたいのがブルーチーズ。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

これ合うんですよ。
ハード、中間、ドロドロの3種類のブルーチーズは全然違うタイプの味わいなんですが、日本酒は見事に引き立ててくれます。洋酒は合う料理合わない料理ってのがありますが、日本酒って合わない料理はないと個人的に思います。

〆のお肉は若狭牛のロースおまけのそば粉ニョッキつき。
僕はどちらかというと魚食なので普段はそれほど肉を食べないんですが、繁忙期は血が足りなくなるので少量摂るようにしてます。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

ちょっと僕には脂がきつかったけど、肉の味がしっかりしていてソースの酸味がちょうど良いい。でまた、お肉とソースの味を吸収したそば粉のニョッキが美味しくて、こちらの方がメインな感じがしました笑

シェフおまかせだとお薦めのものをちょこちょこ出してくれるので実に満足な繁忙期の食事でした。これでお盆は乗り切れそうです。
今日も最高の越前そば粉を挽き挽きしますよ!

[8月10日(土)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:68%
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福井市高木にある蕎麦その字の冷かけすだちそばは、やさしいダシの風味と柑橘系の香りが体に染みいる1杯です。

おはようございます!

今日は寝起きから偏頭痛がひどくて、繁忙日の朝だというのに気持ちがすぐれません。
ただでさえ他の事で頭を使わないといけない時なのに気持ち悪くて考える気にもなりません。困ったものです。
僕の偏頭痛は小学校の頃からで、一番ひどかったのは高校の時でした。1週間に最低1回はあって、朝から晩まで1日中続くのです。
頭痛からくる他の症状は人それぞれだと思うんですけど、僕は痛みによる吐き気とめまい。偏頭痛には15年以上付き合っていますが慣れないですね。お客様の笑顔を見たり配達先でお喋りしてると一瞬でも頭痛が頭から離れるので、今日も1日、気力で乗り切ります。

暑いとサッパリした素麺とかアイス、飲み物といったら麦茶、アイスコーヒーばかり飲んで夏バテしてませんか?
そういうものを食べてばかりいると胃が弱ってしまって、十分な栄養を摂れなくなってしまいます。
そんな時にお薦めのすだちそばを蕎麦その字さんで食べてきました。
弊社、石臼製粉工場から車で5分くらいのところにあるのも良く行く理由かな。昼時ともなれば店内は満席で後から後からお客さんが入ってきます。

冷かけすだちそばととろろご飯のセットです。
器を覗くとダシとすだちの香りが立ち上ってきてとても気持ちがいい。とろろご飯には柔らかく炊いたそばの実が散らされていて涼しげです。

福井市高木にある蕎麦その字のすだちそばは、やさしいダシの風味と柑橘系の香りが体に染みいる1杯です。

冷たい鰹ダシの風味とすだちの柑橘系の香りが体に染みいります。
蕎麦は固めに茹でてあるので噛むほどに蕎麦の甘さが広がって、思わずムフフって笑顔になります。
とろろご飯はとろろにダシが加えられてあるのでそのままいただきます。
優しい味付けととろろの風味がいいですね。お昼ご飯には丁度いい組み合わせと量でした。

すだちそばは鯖江市の亀蔵さんでもいただけますよ。
まだ食べたことない方はこの時期、絶対おすすめのお蕎麦です。

[8月9日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:69%
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■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

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お盆までにそば粉をお取り寄せいただくお客様は、8月9日(金)午前中までに末吉の越前そば粉オンラインショップからご注文ください。

おはようございます!

天気が今一つパッとしないので福井はまだ梅雨明けしていないと思って昨日のブログにもまだかなーって書いたんですが、実は先週末に明けていたようです。僕がテレビをチェックしていなかっただけでした。でも、それにしても昨夜はスチームサウナに入っているんじゃないかと思うくらい酷い湿度で、寝苦しいなんてもんじゃなかったです。高い湿度は肌や喉にとっては良いんでしょうけど、夜はキツイものがありますよ、本当に。

さて、早ければ今週末くらいからお盆休みに入る方もいるかと思います。
今回のお盆休みは週の真ん中ということで、そんなにはゆっくりできないよ、という方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
越前そば粉製造元カガセイフンは14日(水)、15日(木)と2日間のお盆休みをいただきます。

お盆前の繁忙期は営業店様のご注文が集中します為、個人様のご注文は9日(金)までとさせていただきます。
それ以後のご注文は最短で19日(月)の発送となります。
お盆用のそば粉をお求めのお客様は、本日または、明日午前中までにご注文ください。

福井県産の挽きたてそば粉のご注文は
末吉の越前そば粉オンラインショップ

よろしくお願いいたします。

[8月8日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:71%
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食べるとまた行きたくなる船橋のそばやの髙さわでは、五感に響く蕎麦と旬の味を楽しませてくれます。

おはようございます!

来週にはお盆だというのにこの湿度の高さは何でしょうか。
多分なんですが、梅雨明け宣言を聞いてないので北陸はまだ梅雨明けしてないと思うんです。いつ梅雨入りしたか分からないですが、もう1ヶ月半くらいは梅雨なんじゃないですかね。
ま、僕は生まれつき湿度の多いところに住んでるので、1日中体がべとべとしてたり、洗濯物が乾かなくて汗のにおいがしていたりするのは慣れてますけど、でも、そろそろ太陽の光が差す暑さを感じたいかも。梅雨明け待ってますー

さて、先日の東京出張の第2話ですけど、千葉には以前から足を運んでいるお店がもう一軒あります。
もうこのブログにも何度もご紹介していますし、足を運んでいただいている方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。
総武線船橋駅または、京成船橋駅から千葉街道に抜ける途中の市民文化ホール入口付近にあるそばやの髙さわさんです。

食べるとまた行きたくなる船橋のそばやの髙さわでは、五感に響く蕎麦と旬の味を楽しませてくれます。

こちらのお店はそば屋だけどそば屋じゃない。そば屋じゃないというには語弊がありますが、そば屋さんの域を超えたそば屋さんだと思います。少なくとも僕が今まで経験してきたそば屋さんには無いスタイルのお店です。
頭に”そばやの”と入っているのでそば専門店ではありますが、出てくるお料理はそば屋のレベルではありません。また、お蕎麦には欠かせない天ぷらの提供の仕方にもこだわりがあり、天ぷらは必ず揚げたての揚げたてをということで、目の前のカウンターで一つ一つ揚げたものをアツアツの内にご主人自らサービスしてくださいます。

食べるとまた行きたくなる船橋のそばやの髙さわでは、五感に響く蕎麦と旬の味を楽しませてくれます。

温かい天ぷら蕎麦やかき揚げ蕎麦などは、まず何も載っていないかけそばがサービスされます。そこへタイミングよく揚げられた天ぷらがすかさずのせられるんですが、その瞬間の「ジュワーッ」という音と立ち昇るごま油の香りがたまらなく良い!嬉しくて思わずニヤーっと顔がほころぶ。五感に訴える満足の1杯だと思います。と言いながら、僕はあまり天ぷらを食べないので未体験なんですが、隣で食べている方を見て旨いんだろうな・・と思って見ていました。ぜひ体験してみてください。

写真はせいろ蕎麦はピンと角が立って光沢のある仕上がり。全体的にくすんでいるように見えますが、実際は透明感があって適度なホシが飛んだ上品な蕎麦です。

その他、季節の料理や夜はコース料理などもあって、こだわりの日本酒も勢ぞろい。
高澤さんの人柄がにじみ出る優しい旬の味を楽しんでみてください。

[8月7日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:70%
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