地産地消で作るおろしそばと中華そばが名物の手打ちそば中村屋が、勝山から福井に移転オープンしました。

おはようございます!
空に雲がかかり蒸し蒸しした生暖かい朝になりました。
今日はちょっと体が重いですが、頑張っていきましょう。

久しぶりに福井のそば屋さんの事を書いてみようと思います。
福井駅から車で10分くらいのところに新しく開店した手打ちそば中村屋さんに行ってきました。
元々、恐竜博物館やスキージャムがある勝山市で長きに渡りご商売されていて地元にも愛される人気店だったそうなんですが、そのお店をたたんで福井市の方に出てこられたんだそうです。

勝山から福井に移転オープンした手打ちそば中村屋は、おろしそばとラーメンの美味しさにファンがついている人気店でした。

ここの名物は男性なら3口で食べきれるサイズで提供されるおろしそば(450円)。
これを2枚3枚と自分のお腹と相談して食べるのがここの食べ方で、大きな器にたっぷり用意されている大根おろしのダシを好きなだけかけられるのも嬉しい。僕は1皿目はとにかく一気に頬張るように食べて、2皿目は蕎麦を噛みしめて香りや甘みを感じて、3皿目は食べたいように食べました。

中村屋さんにはもう一つ名物があります。
それは中華そば。店内を見渡すと蕎麦を食べている人とラーメンを食べている人が半々くらいなのに驚きました。
そば屋のラーメンって和風だしが効いてサッパリしてるから美味しいんですよね。小腹を満たすサイドメニューのまいたけご飯も勝山の田舎の味がしてこれも美味しい。

石臼工場と自宅の中間くらいにあるので、またゆっくり行きたいと思います。
中村屋さんの詳細を調べようと思ってネット検索しても勝山にあった時の情報しか出てこないところを見ると、勝山の方々にどれだけ愛されていたかがよく分かります。今度は福井の人にも喜んでいただけますように。

ごちそうさまでした。

手打ちそば中村屋
所在地:福井市長本町129

[8月30日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:69%
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【2013年 福井そば畑レポート】播種後2週間ほど経った福井市平野部の在来種は、若芽が顔を出し一面が青々としてきました。

おはようございます!
台風が近づいている影響で時折、雨が降るなど天候が不安定になっていますが、昨晩も一昨晩も先週の残暑が嘘のように涼しくて、窓を開けて寝ると秋の優しい風が入り込んできて気持ちがいいです。今年も大いに実りの秋となってほしいものです。

さて、先週から始めた2013年福井そば畑レポート、今回で3回目となりました。
播種(種まき)から2週間弱経過したそばの畑は、ちょっと雨の少なさが気になりますが生育は概ね良好と言っていいと思います。
ソバは播種から75日という早さで収穫されるので、畑に植わっているのもあと60日ほど。福井は10月末頃の収穫で11月初旬頃の入荷となります。早いですよねー

今回は播種後2週間経った福井市平野部のそば畑を見ていきます。
品種は福井在来種。若芽が顔を出し一面が青々としています。

【2013年 福井そば畑レポート】播種後2週間ほど経った福井市平野部の在来種は、若芽が顔を出し一面が青々としてきました。

この畑は福井駅から車で15分ほどのところにあります。
そば畑をご覧になりたければ、市街中心部から山に向かって20分も走ればこのような景色を見ることが出来ます。今はお米の収穫と芽が出たばかりのそば畑とのコントラストを一緒に楽しむことが出来るでしょう。

【2013年 福井そば畑レポート】播種後2週間ほど経った福井市平野部の在来種は、若芽が顔を出し一面が青々としてきました。

福井県は「福の井」と書くほど本当に水の豊かな土地。
年中湿度が高く雨も多いことから、山々を伝って流れる水は自然に濾過されミネラル豊富な天然水となります。また、井戸も各地に点在し、福井県のそば主要産地である奥越大野市は一家に一つ生活用の井戸があり、今でも使われています。福井の食材が美味しいのは、昼夜の寒暖差や農作物に適した土壌、生産者の想いの他に、こういった水があってこその品質なんだと感じます。

これからソバは葉を広げ、どんどん大きく上に成長していきます。1ヵ月経った9月末頃には花も満開になり始めているでしょう。一面真っ白の畑は本当に綺麗ですからね。ぜひ、その頃に生でご覧になってください。

秋の新そばが今から楽しみです。

[8月29日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:67%
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若狭美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

おはようございます!
福井市は雨の影響で気温が一気に下がり、昨晩は涼しい秋の風を感じました。
今週も暑くなりそうですが日に日に実りの秋に近づいていくにつれ、過ごしやすくなっていきそうですね。今週もよろしくお願いします。

北陸の一番下に位置する福井県は、嶺北(越前)と嶺南(若狭)の二つに分断され、福井市があるのは嶺北で石川県と岐阜県側、そして敦賀や小浜は嶺南で京都府や滋賀県側にあります。そのため嶺北は福井弁を話しますが、嶺南は関西弁に近い訛りがあり文化も土地土地で異なります。

嶺北の人は嶺南に、嶺南の人は嶺北にもっと気軽に足を運びたいと思っている人は僕を含めていっぱいいると思うんですけど、その間の交通の便がとても悪いんです。例えば電車で福井市から小浜まで行こうと思ったら3時間近くかかるだろうし、車でも2時間弱かかってしまうので、そうなるとなかなか足が進まないんですよね。
そんな中、来年、やっと舞鶴自動車道が敦賀まで延伸になります。これによって福井県民が行き来しやすい環境になるのでお互いの交流がもっと活発にできるようになればいいなと内心嬉しく思っています。

で、嶺南に遊びに行った時にそろそろ休憩しようかなって思いつくところにあるのが「があでんぱぁく五湖の駅」という道の駅です。美浜という場所にあって、その名の通り美しい海が広がり、近くには三方五湖という大きな5つの湖がある自然豊かなところ。
食事はもちろん、地元食材や加工品、足湯まであるので、ちょっとした休憩にはもってこいの場所なんです。ありがたいことにお蕎麦もいただけます。

美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

福井=おろしそばというイメージもかなり広がってきましたが、実はこれも嶺北嶺南で分かれます。
嶺北ではおろしそばです。でも、嶺南では地元で採れる自然薯を使った自然薯そばというものがあります。強い粘りと高い栄養価から受験生の味方としても食べられているようですね。
そのとろろそばと、本場の鯖のへしこ(鯖をぬか漬けにした保存食)のおにぎりをいただきました。

つるつるとしたとろろの粘りからくる食感は気持ちが良く、濃いめ甘めの出汁にも合って美味しい。
へしこおにぎりもしょっぱいへしこと香りのよいお米の味が最高です。そして食後や食後じゃなくても食べたいのがこの豆乳ソフトクリーム。

美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

豆の味が濃いのに後味がサッパリしていて美味しいんですよ。嫌味がなく食べやすいところが男性にも評判になっているそうです。

嶺南にはどんどん新しい道の駅ができています。
高速道路も開通することだし、これをきっかけに色々な場所に足を運ぼうと思っています。

[8月26日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:68%
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明石の麦切りトクオカの手打ちうどんは、注文を受けてから茹で上げる心地よい歯ごたえのある優しい麺でした。

おはようございます!
暑いですが、日差しが弱くて実に過ごしやすい朝になりました。
今日は繁忙日な割にスロースタート。お盆はすさまじいほど忙しかったので、ここらでちょっと休憩といった感じですかね。僕らも疲れが抜けていませんので、来週に向けて週末までにしっかりと体調を戻したいと思います。

お盆休みに妻の実家へ行ったときに、最近人気のうどん屋さんが近くにあるということで行ってきました。明石の麦切りトクオカさんというお店です。名前もインパクトあるし関西といえばうどんやけど、実際あまり食べたことなかったので、これはいい機会とばかりに車に乗り込み直行しました。

とりあえずナビで場所を確認して近くまで来たんですが、探せど探せどうどん屋らしきお店が見当たらない。看板も見えない。でも、この辺にあるとナビもスマフォも言ってる。どこだろう・・ときょろきょろしながらパッと正面を見たら「MUGIKIRI TOKUOKA」という文字とうどん屋さんっぽくない外観に目が止まり、やっと発見できました。
何度も行き来していた道の真ん中にあったことに気付かず、頭の中の勝手なうどん屋さんのイメージを持ってウロウロ探していた自分が情けなかったです笑 でも、それくらいうどん屋には見えない外観です。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

うどんはすべて注文を受けてから茹でるんだそうです。茹でたての食感と風味を大切にされているんでしょうね。なので、注文してから出てくるまで20分はかかります。次から次へとお客さんが来て開店早々満席状態に。それでもみんなじっと待ってるのは、それだけ支持されてるってことですね。すごい!

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

おすすめメニューが壁に張り出されています。
こうやって美味しそうな画を見ながらお腹を空かせて待つってなかなかしんどいですが、その分、期待度と食べた時の感動は大きくなります。注文したのはすだちみぞれうどんと、冷やし中華的奈うどん。そしてシンプルにかけうどんを一つ。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

まずは、すだちみぞれうどんがやってきました。
この時期、すだちうどんは反則ですよね。絶対美味しいですもん!
表面がキラキラしたうどんにすだちの香りがプンプンする出汁が絡んで、しょうがの香りもアクセントになって思わずムフフってなります。

そして、「冷やし中華的奈うどん」
きゅうりとワカメが選べるので、ワカメでお願いしました。

明石の麦切りトクオカは、オシャレな店内を楽しみながら打ちたて茹でたてモチモチの手打ちうどんが食べられます。

僕はあんまり冷やし中華って好んで食べないんですが、うどんだったら結構アリかもしれません(笑)
てっぺんにドンと乗った半熟卵の天ぷらを崩して、黄身とうどんを絡ませると酢が和らいで美味しい。ワカメの汐の香りもいい感じ。

最後のかけうどんは伸びるといけないので、来たらすぐに飲み干してしまったんですが、塩分が丁度よくてダシがしっかり引いてあるので後から鰹の旨みが口いっぱいに広がって満足の一杯でした。

店内の雰囲気もオシャレで女性スタッフが多いので、一人でも入りやすいのも人気の秘密でしょう。
美味しかったです。

[8月23日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:67%
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辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

おはようございます!
昨日まで曇り空が出ていて暑さが和らいだ福井市ですが、今日は青空が広がって暑さ全開となりました。まだまだ夏将軍は勢力を緩めてくれないようですね。今日の1日を大切に楽しく元気にいきましょう!

この前、東京出張行った時に千葉県鎌ヶ谷にある手打そば天庵さんへお伺いして楽しい時間を過ごさせていただいたんですが、その際にお店の看板メニューの辛味おろしそばに使用している大変貴重な暮坪蕪(くれつぼかぶ)を分けていただきました。

辛味おろしそばって辛味大根を使うんじゃないの?カブなんて水っぽいし蕎麦に入れても美味しいの!って思われている方もいるでしょう。ところが、この暮坪蕪はカブだけどカブっぽくない。見た目も写真の通り大根です。でも、これはカブなんですよ。写真では葉は切り落としておりますが、その形は紛れもないカブなんだそうです。

辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

普通の蕪と違って辛味大根のように固いのですりおろすのがとても大変でしたが、表面の泥をきれいに洗い流して皮付きのまますりおろすと辛味大根にも負けないくらいの強い辛味が立ち、後からじわじわとカブの香りと味が追いかけてくる。これは美味しい。

暮坪蕪はそば業界では薬味の一つとして有名な野菜。
岩手県遠野暮坪地区の一部の農家さんだけが栽培している貴重なカブで、生産量が極めて少なく市場に出ることはありません。他に遠野カブという名称でも栽培しているそうですが、「暮坪蕪」というブランドで栽培しているのはたった1名のみだそうです。そんな貴重なカブをいただいて本当にありがたい気持ちで一杯です。これはもう、夏の新そばで暮坪おろししかないでしょ!

辛味大根にも負けない辛さと独特の香りがたまらない貴重な暮坪カブは、蕎麦にも魚にも合う素晴らしい薬味でした。

福井で栽培が始まって3年目になる今年の春まき夏そば(新そば)で打った蕎麦に、暮坪蕪を粗めにおろしたものと、越前雲丹専門店天たつの粉うにをパパッとかけて生醤油を一回し。新そばの甘い香りと蕪の辛味、後から追いかけてくる土の香りが何とも言えません。カブの味にウニは負けてしまいましたが、彩りがきれいで涼しくなります。

暮坪カブは、漫画美味しんぼで蕎麦を活かす薬味として紹介されていた食材なんですが、実際にどんな味がするんだろうと興味深々だった僕は、以前、暮坪カブが手に入らない代わりにとりあえずニュアンスだけでも感じてみようと思って、福井の辛味大根と小粒なカブをおろして混ぜたものを蕎麦に出汁と共にぶっかけて食べてみたことがあるんです。そしたら、今回いただいた暮坪蕪に比べて、辛味や独特の土の香り、すっきりとした甘さは及びませんが近いものがありました。辛味大根も甘いカブが入ることによってまろやかになっていい塩梅でした。辛味大根では強すぎるけど、普通の大根では物足りないという方にはお薦めです。

確か、ワサビ以外の刺身の薬味としても良いという風に書いてあったと思ったので、白身の魚と合わせてみました。そしたら、魚の臭みが消え爽やかな辛味が残って後味スッキリ、清々しい気分で美味しくいただけます。慣れてるからわさびの方が良いと思ってしまいましたが、ブリとか中トロなど脂の強い魚には特に合うと思います。

今回はとても貴重な体験でした。
色々な食材を合わせて楽しむのは良いですね。
ありがとうございます。

[8月22日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:72%
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【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

おはようございます!

北陸ふくいはお盆が過ぎて、ようやく厳しい暑さが和らいできました。
それと同時に播種(はしゅ)と呼ばれるソバの種まきが一斉に始まり、少しずつ芽が出てきています。
これから成長していくにつれ、北陸は台風の心配がでてきますが、良いソバが収穫できるよう心から願っております。

昨日に引き続き、今日は永平寺町のそば畑です。
永平寺町は、ご存じ曹洞宗大本山永平寺の麓にあります。
山間に囲まれた自然豊かな土地と、山々から運ばれるミネラルたっぷりの水が豊富に流れており、また早朝には霧が立ち込めるほど昼夜の寒暖差が大きいので、日が照る時間は作物が育ち、夜になり気温が低くなると養分を内に溜めこみます。その為、小粒ながら味の濃い小粒のソバが育ちます。

【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

永平寺町内で作られる農作物は地元で消費できる量を生産する為、基本的に地産地消です。福井県内に出回ることもあまりなく、直売所や地元永平寺町のスーパーで手に入るくらいです。ソバも例外ではなく収穫量が多くないので、私たちは永平寺町の信頼できる農家さんから毎年、収穫できた分から納得のいく品質の玄そばを仕入れております。

【2013年 福井そば畑レポート】山々に囲まれた土壌と大本山永平寺を流れる水で育つ永平寺在来種のそば畑は、播種が終わり芽が出ています。

永平寺在来のそばは、実をしっかりと熟させてから収穫し、その後低温倉庫で3カ月ほど追熟させた1月~3月頃が最も味が良く、皮ごと石臼で挽くと香ばしくナッツの香りにも似た独特の匂いが立つので根強いファンがいます。華やかな香りと上品な甘さが特徴の丸岡町産の早刈りそばとは対極にあるので、両者とも好き嫌いがはっきり分かれる産地でもあります。

永平寺町の今年のソバも楽しみですね。

[8月21日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:68%
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【2013年 福井そば畑レポート】お盆に播種(種まき)した越前大野市の大野在来種は、3㎝ほどの目が出ています。

おはようございます!
今朝の福井市は久しぶりの曇り空。気温は高いけど、暑くないって素晴らしい!
今日は気持ちよくお仕事できそうです。

さて、今年も越前そば粉屋6代目の加賀健太郎が福井県内のそば産地を巡って、生育状況や日々の出来事などを織り交ぜながら収穫されるまで様子をお伝えしていきます。今年の福井県産新そばもお楽しみに!

2013年度の一発目の福井そば畑レポートは福井県内主要産地の大野市です。
大野市は山間に囲まれた自然豊かな土地と、山々から運ばれるミネラルたっぷりの地下水が豊富に流れており、御清水(おしょうず)と呼ばれる湧水は日本名水100選にも選ばれています。また、昼夜の寒暖差が大きいので、日が照る時間は作物が育ち、夜になると気温が低くなるので作物は養分を内に溜めこみます。その為、小粒ながら味の濃いソバが育ちます。

【2013年 福井そば畑レポート】お盆に播種(種まき)した越前大野市の大野在来種は、3㎝ほどの目が出ています。

ちょうどお盆の頃に播種(はしゅ:種まき)された種そばが芽を出し、3㎝ほどの二葉に成長しています。山々に囲まれた景色と収穫を待つお米、そばのコントラストがとても綺麗ですよね。

こちらは播種したばかりの畑。芽が出るのはこれからってところでしょう。
日差しが強いので土の表面があっという間に乾いてしまいます。発芽して出た芽も日差しによって一部よれている畑もありました。
水は適度に与えないといけないのですが、水はけが悪いと根が悪くなってしまう為、その辺りのバランスが難しいところです。

【2013年 福井そば畑レポート】お盆に播種(種まき)した越前大野市の大野在来種は、3㎝ほどの目が出ています。

僕は生産者じゃないので、農家さんから教えていただきながらソバ栽培の知識を蓄えていますが、実際に栽培するのは天気や自然、虫との戦いですから本当に大変だと思います。だからこそ丹精込めて作られたソバを一粒とも無駄にせず、玄そばの品質をそのままそば粉へ伝わるよう心がけて挽いています。

今、石垣島南部に台風が発生していますが、いよいよこの季節が来たなと感じています。
福井のソバ栽培時期と台風はセットみたいなところがあって、今まで何度も台風の被害に遭ってきましたし全滅になったこともあります。農家さんも私どももソバの状況が心配で眠れない日々が始まります。

今年も良いソバが育ちますよう。
また、香り高いそば粉がお届けできますよう。
そして、美味しい蕎麦をみなさまに食べていただけますように願っております。

2013年の福井そば畑レポート、短い期間ですがどうぞお楽しみに。

[8月20日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:67%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

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お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会inふくいに参加しました。

残暑お見舞いおはようございます!
まだまだ暑い日が続きますが、お盆休み明けの1週間も頑張って行きましょう。

先週の土曜日は「利き蕎麦の会」に行ってきました。
利き蕎麦の会って何かと言いますと、東京浅草橋にある御清水庵宮川さんで行われている在来種の蕎麦を食べ比べるイベントなんですが、それが今回、6回目にして初の福井県で行われるということで、早速行ってきました。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

場所は越前市にある常安楽寺というお寺。
ここには蕎麦&Pasta和伊屋(わいや)というお店が入っていて、そこが今回の会場。
お寺で利き蕎麦というのもいかにも!って感じがして乙じゃないですか。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会inふくいに参加しました。

今回、聞き比べる在来種は全部で4種類。すべて十割そばです(御清水庵宮川ホームページより抜粋)。

■福井県丸岡町産の【丸岡在来種】:通常より10日ほど早く刈り取った早刈りそば
福井県外に出される事が多い。関東近県の蕎麦屋で人気が高い。つながり易く、練る程に硬く締まる。こちらも今現在は早刈りしか確認できていない。

■福井県福井市永平寺町産の【永平寺在来種:】しっかりと追熟させた完熟そば
その名の通り永平寺近辺に生息する種類。匂いが独特。銀杏の様な臭いさえあるが、茹でてしまえば問題無し。味は絶品。老舗で抜き実が採用される味。

■福井県越前市産の【今立在来種】:地産地消の為、県内でも出回らない品種
旧今立、武生で昔から栽培されている。兎も角、美味しい! お出汁に浸けるのが、もったいない♬ そのままか、塩だけで楽しみたい奥深く、品のある味です。第4回の利き蕎麦の会では「旨い!」と人気No.1でした。

■福井県福井市河合地区産の【キタワセ種】:今年の夏に収穫されたばかりの新そば
春に蒔き、初夏に収穫する新蕎麦! 秋ソバに比べて収穫料が少ない貴重な蕎麦。夏ソバは全国的でも珍しい。いよいよ在来種の宝庫、福井県が取組む新たな蕎麦の息吹を感じて下さい。※在来種ではありません

順に出てくる十割そばがどこの産地の在来種なのかを利き比べるなんてなかなかできない経験ですから、じっくりと味わって風味や甘みを確かめます。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

まずは1番目の十割そば。
中間色に挽き上げられた蕎麦はホシが若干残ってツルツルとした食感とモチモチ感があります。
噛むとほのかな香りと十分な甘みを感じました。1発目なのでまずはしっかりこの味を確認します。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

2番目の十割そばです。
1番目よりはちょっと色が濃くてツルツル感は弱くなったけど、噛んだ時の甘さが強い。
熟した香ばしい香りも出てて塩と食べると美味しさが引き立ちます。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

3番目は紅一点、白っぽい10割そば。
色は4種類の中で一番白く、華やかな香りと上品な甘みが際立つこのお蕎麦は、弊社でも工場でそば粉を挽くときに感じる香りと同じもので僕はピン!ときました。これは丸岡町産の在来種だろう。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

そして最後はまさに10割!という田舎田舎したお蕎麦。
これも食べる前からそば粉を挽いている時に感じる独特の香ばしい香りがプンプンしていて、食べた時の甘みと舌に残る苦みが後引く美味しさ。これは永平寺町産の永平寺在来種に間違いない。

お寺で食事ができる蕎麦&Pasta和伊屋さんで、在来種を使った十割そばを食べ比べる利き蕎麦の会に参加しました。

以上、4種類を食べ終わったんですが1番目と2番目が難しくて、そば粉屋の経験から僕の出した答えはこれでした。
①キタワセ種
②今立在来種
③丸岡在来種
④永平寺在来種

最後に店主の宮川さんから正解発表。

【正解】
①今立在来種
②キタワセ種
③丸岡在来種
④永平寺在来種

今立とキタワセが逆でした(笑)

今回は使う品種はもちろん、そば粉の挽き方や製粉者がバラバラだったので判断基準が難しく苦戦しました。
そば粉は同じ在来種を使っても挽き方や仕上げの仕方によって味わいが全く異なります。そういう意味では同じ石臼で同じような条件でそれぞれ挽き比べないと分かりにくいところがあったのかもしれませんが、それでも分かる丸岡町産と永平寺町産の在来種は個性的なんだなとその品質に脱帽でした。

また、ソバに限らずすべての穀物、野菜は土壌と気候によって品質が変わるといいますが、今回のキタワセ種の味わいは正にその通りだったと感じています。キタワセ種は主に北海道で栽培されています。福井のそばに比べ味も香りも弱いのでつい一番香りと味の弱かったものをキタワセとしましたが、福井の土壌と福井の気候で育てると淡白なキタワセも十分旨みののった味に変化する。やはり、土と気候と水は作物にとって要なんだと改めて福井の恵みのありがたさを感じました。

次回、第七回 利き蕎麦の会は、9/4(水)19:00~東京浅草橋の御清水庵宮川さんに会場を移して行われます。
県内外の蕎麦を食べ比べることっはあっても在来種を利き比べるなんてことはなかなかできません。ぜひ、この機会に味わって楽しんでください。蕎麦の味って色々あるんだってことを分かっていただけると思います。

御清水庵宮川の宮川さん、塩田さん、和伊屋の山﨑さん
この度は楽しい会を本当にありがとうございました!

[8月19日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:25℃
石臼工場内湿度:65%
———————————-

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越前そば粉製造元カガセイフンのお盆期間の休業日は14日(水)、15日(木)で、後は通常営業となります。

こんにちは!
お盆らしい雰囲気が漂いまくっている福井市のただいまの気温は33℃、降水確率は0%となっています。
県外ナンバーも町中にかなり集まってきました。いい感じです。

平素は、越前そば粉製造元カガセイフンをご愛顧いただき、また福井県産の越前そば粉ご用命くださいまして誠にありがとうございます。2013年8月14日(水)~8月15日(木)は、誠に勝手ながら夏季休暇の為お休みを頂きます。8月16日(金)より通常営業となります。

休業期間中のご注文、お問い合わせはお受けしておりますが、そば粉の製粉出荷、担当者からの受注確認、発送のご連絡、お問い合わせの返信は、8月16日(金)以降となります。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【お盆休業日のご案内】
越前そば粉製造元カガセイフンのお盆休業日についてご案内いたします。

平成25年
8月12日(月) 通常営業(8:30~18:00)
8月13日(火) 通常営業(8:30~18:00)
8月14日(水) 休業
8月15日(木) 休業
8月16日(金) 通常営業(8:30~18:00)
8月17日(土) 午前営業(8:30~12:00)
8月18日(日) 休業

厳しい暑さが続いておりますが、水分を十分に摂ってなるべく炎天下にさらされないようご自愛ください。
それでは、良いお盆を過ごされますように。

[8月13日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:64%
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イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

おはようございます!

今日はお盆前の繁忙期なので営業しております。
店頭販売は午前中で閉めちゃいますが、工場には僕たち居ますのでお電話いただければご用意します。
今日も1日よろしくお願いします。

既に慌ただしくなっていますが、忙しさが佳境に入る前に自分の体にしっかりと栄養を付けないと夏バテしてしまうという理由をつけて、昨晩は弊社石臼工場近くにあるイタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)さんに行ってきました。

ラカーラさんのカウンター好きなんです。
広さとか奥行とか調理場を眺めた時の手元が見えそうで見えない高さが好みで落ち着くんですよね。今回は城山シェフのおまかせなのでビール飲んで待っていると・・出た!メタボ牡蠣。シェフの出身である三重県鳥羽市の天然の岩ガキです。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

何年物の牡蠣かは分からないそうですが、僕の今までの人生で間違いなくナンバーワンのサイズです。大きい口で食べても3口くらいはあるこの牡蠣は貝柱がホタテくらいあって味が濃い。ミルクたっぷりでお腹壊しても食べたい無類の牡蠣好きにはたまらない一皿です。

お次はムール貝の白ワイン蒸し。
これも同じく鳥羽の海で獲れたもの。
ムール貝って香りはあるけど味が弱いことが多くて食べてもどんな味?って聞かれるとうまく表現できなかったんですが、国産の貝はしっかり味があります。”い貝”とか石川県の能登では”えい貝”とも呼ばれているそうです。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

麻王伝兵衛さんの越のルビートマトの酸味がまたいい仕事してます。
ムール貝は白ワインとか泡でサッパリと合わせる感じですけど、今回は福井の純米酒と合わせてみました。

お酒は越の磯さんの”夏”って書いてあるから夏季限定なのかな?純米大吟醸酒をいただきます。そしたら、白ワインとかシャンパンでは感じられなかった貝の旨味が感じられて淡白だと思っていたムール貝を十分楽しんで食べることが出来ました。さすが福井のお酒!
で、純米大吟醸に合わせたいのがブルーチーズ。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

これ合うんですよ。
ハード、中間、ドロドロの3種類のブルーチーズは全然違うタイプの味わいなんですが、日本酒は見事に引き立ててくれます。洋酒は合う料理合わない料理ってのがありますが、日本酒って合わない料理はないと個人的に思います。

〆のお肉は若狭牛のロースおまけのそば粉ニョッキつき。
僕はどちらかというと魚食なので普段はそれほど肉を食べないんですが、繁忙期は血が足りなくなるので少量摂るようにしてます。

イタリア料理Trattoria La Cala(ラカーラ)で、そば粉のニョッキと鳥羽の海の幸を福井の地酒で堪能しました。

ちょっと僕には脂がきつかったけど、肉の味がしっかりしていてソースの酸味がちょうど良いい。でまた、お肉とソースの味を吸収したそば粉のニョッキが美味しくて、こちらの方がメインな感じがしました笑

シェフおまかせだとお薦めのものをちょこちょこ出してくれるので実に満足な繁忙期の食事でした。これでお盆は乗り切れそうです。
今日も最高の越前そば粉を挽き挽きしますよ!

[8月10日(土)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:68%
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