若狭美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

おはようございます!
福井市は雨の影響で気温が一気に下がり、昨晩は涼しい秋の風を感じました。
今週も暑くなりそうですが日に日に実りの秋に近づいていくにつれ、過ごしやすくなっていきそうですね。今週もよろしくお願いします。

北陸の一番下に位置する福井県は、嶺北(越前)と嶺南(若狭)の二つに分断され、福井市があるのは嶺北で石川県と岐阜県側、そして敦賀や小浜は嶺南で京都府や滋賀県側にあります。そのため嶺北は福井弁を話しますが、嶺南は関西弁に近い訛りがあり文化も土地土地で異なります。

嶺北の人は嶺南に、嶺南の人は嶺北にもっと気軽に足を運びたいと思っている人は僕を含めていっぱいいると思うんですけど、その間の交通の便がとても悪いんです。例えば電車で福井市から小浜まで行こうと思ったら3時間近くかかるだろうし、車でも2時間弱かかってしまうので、そうなるとなかなか足が進まないんですよね。
そんな中、来年、やっと舞鶴自動車道が敦賀まで延伸になります。これによって福井県民が行き来しやすい環境になるのでお互いの交流がもっと活発にできるようになればいいなと内心嬉しく思っています。

で、嶺南に遊びに行った時にそろそろ休憩しようかなって思いつくところにあるのが「があでんぱぁく五湖の駅」という道の駅です。美浜という場所にあって、その名の通り美しい海が広がり、近くには三方五湖という大きな5つの湖がある自然豊かなところ。
食事はもちろん、地元食材や加工品、足湯まであるので、ちょっとした休憩にはもってこいの場所なんです。ありがたいことにお蕎麦もいただけます。

美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

福井=おろしそばというイメージもかなり広がってきましたが、実はこれも嶺北嶺南で分かれます。
嶺北ではおろしそばです。でも、嶺南では地元で採れる自然薯を使った自然薯そばというものがあります。強い粘りと高い栄養価から受験生の味方としても食べられているようですね。
そのとろろそばと、本場の鯖のへしこ(鯖をぬか漬けにした保存食)のおにぎりをいただきました。

つるつるとしたとろろの粘りからくる食感は気持ちが良く、濃いめ甘めの出汁にも合って美味しい。
へしこおにぎりもしょっぱいへしこと香りのよいお米の味が最高です。そして食後や食後じゃなくても食べたいのがこの豆乳ソフトクリーム。

美浜の道の駅「があでんぱぁく五湖の駅」では、地元食材や加工品、山芋入りのお蕎麦がいただけます。

豆の味が濃いのに後味がサッパリしていて美味しいんですよ。嫌味がなく食べやすいところが男性にも評判になっているそうです。

嶺南にはどんどん新しい道の駅ができています。
高速道路も開通することだし、これをきっかけに色々な場所に足を運ぼうと思っています。

[8月26日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:21℃
石臼工場内湿度:68%
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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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