みなさま大変、お待たせしております。

福井市は27日(月)、28日(火)と雨が降り、収穫がさらに延期になりそうです。生産農家の方にお聞きした所、一部、早刈りによって収穫を試みたそうですが、やはり早すぎて、機械が故障してしまうという事態になりました。
このままの状態でいくと、収穫は11月6日、7日あたりになりそうだとことです。
お待ちいただいておりますお客様、もうしばらくのご辛抱をお願いいたします。

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福井の新そばの入荷時期について

連日、多くのお問い合わせをいただきまして有難うございます。
現在の近況をお伝えいたします。

今年度は夏から秋にかけて気温があまり低下しなかったことと、雨が少なかったために実の生育状況があまり良くなく、例年よりも2週間程度遅れております。
毎年、収穫が一番早い美山・大野地区でもまだ始まっておりません。

農家の方のお話によると今年は畑の外側と内側の生育にムラガできており、外側は熟成が進んでいるのに対し、内側は未だ花が残っている状態だそうです。
収穫するには実が小さすぎるようです。
天候は比較的安定しているのですが、雨がやや少ないように思います。

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国内産そば生産量日本一の北海道へそば畑視察研修⑥

翌朝は次の目的地である遠軽・佐呂間・網走方面にレンタカーを借りての行動。北海道の高速道路は無料。良いですね。

対抗車も滅多に合わないし、道路の幅もかなり広いので100kmくらい出しても60kmくらいの感覚に感じます。直線道も長いので、いかにも北海道を走っている!といった感じでした。

お昼に中間地点の遠軽町休憩所にて。気温はなんと17度。寒いです。この日、北陸はフェーン現象で気温37度とか。ココに居るととても考えられないですね。丸瀬布では弊社のそば粉をお使いいただいているお得意様にご挨拶をさせていただきました。

道筋だったのでサロマ湖まで足をのばしました。気温は15度。

夏の時期でこの気温だということは、冬は大変なのでしょうね。福井も全国的に見て雪はかなり降る方だと思いますが、佐呂間の方たちと「かなり」の感覚が違いそうです。

潮の香りが気持ちいい初めてのオホーツク。北海道の端っこに居るなんて不思議な感覚でした。

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国内産そば生産量日本一の北海道へそば畑視察研修⑤

主要そば畑を有り余るほど見せていただいて、いろんなお話もたくさん聞けて、旭川までお送りいただいてJAきたそらちの皆様、本当に有難うございます。

今年の道北は気候がいいそうで天気と雨のバランスが良く、育ちもぼちぼちだそうです。ただ、地球温暖化で交配の虫たちが少なくなっており、結実(株に実ができる)に多少影響が出てくる恐れがあるようです。加えて台風の影響。←これは福井も同じですが。

いくら良いそばが出来ても台風というやつは、一度にすべて根こそぎ持っていきます。その勢力は年々大きくなっていて対策のしようがありません。これも温暖化の影響が関係しているでしょう。

福井は4年前、北海道は3年前、台風の被害にあってその年はそばがほとんど全滅状態。一部で無事だったそばには異常な高値がついたものです。今年も台風の被害が無ければいいのですが。

幌加内町産のほろみのり、とても待ち遠しいです。

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日本そば博覧会 in 幌加内

9月5日(金)、6日(土)、7日(日)には幌加内町のそば祭りとあわせて日本そば博覧会が行われます。その時に「ほろみのり」が使用されます。

大会当日は北海道素人そば打ち名人戦を始め、全麺協素人そば打ち四段位認定会、そば打ち講習会、全国ご当地そば食べ歩き、蕎麦展など多くの催しがあります。越前福井からの出店もありますのでご都合のつく方は是非、お出かけください。

お問い合わせは、JAきたそらち幌加内支所

【本部事務局】℡(0165)35-2021

>>>日本そば博覧会 in 幌加内 詳細(pdf)

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国内産そば生産量日本一の北海道へそば畑視察研修④


道内を車で走っていてもほとんど人を見かけません。集落だと思うところでも家と家の間が結構あるから人の気配がない。ただ広大な畑、高い雲、澄んだ空気はこの上ない贅沢ですね。

駅から約2時間で最初の目的地である幌加内町。中心部でも人を見ないのは当然のこと。気温25℃。
JA幌加内支所の赤松さんも同伴してくださりさらに深い畑まで案内していただきました。幌加内は播種(種まき)の時期が山のそばよりも数日遅いので花も若干遅く2割咲きから5割咲きくらいでした。緑色の部分はすべてそばです。

今月の中旬には北海道幌加内町の新そば【ほろみのり】が弊社へ入荷しますが、数年前から本格的に栽培が始まった新品種「ほろみのり」は繁殖力が弱く他ソバ遺伝子を組み込みやすい品種なので幌加内町に多く存在する農家の方たちの中でも限定された生産者が幌加内の一部の囲われた畑のみで栽培することを許された特別種です。
栽培面積は幌加内町のそば畑の2割ほどだそうですが、過去4年間気候に恵まれず品質が安定しないことで苦しい思いをしました。でも、今年は例年よりも雨が多く適度にお天気も続いているので、今後台風の被害が無ければ今までで一番の出来になるだろうと地元農家の方はおっしゃっていました。
今年の「ほろみのり」。新そばが楽しみです。

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福井市:ソバの播種(種まき)が始まっています。

お盆明けくらいからお米の刈り取りが始まっていますが、ここのところ雨続きで動きが鈍く今週は福井県嶺北地方に大雨警報が出ているので僕たちも警戒しています。刈り取りと平行して徐々にソバも植えられ、早いところでは新芽が5cm~10cmほど成長しています。雨の影響が無ければいいのですが。
お米の褐色の畑がだんだんソバの緑色に変色していく様がとてもキレイで、花が咲いた時の一面の白い畑が楽しみです。

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豪州産新そば入荷!

南半球に位置する豪州・オーストラリアは、日本と季節が逆です。そのため、そばの収穫期は4~6月で日本が夏本番の時に新そばをお届けすることが出来ます。豪州でのそば栽培は、20年前に日本人が【越前そば】の種子を播種(種まき)したことから始まりました。以来、日本人スタッフが栽培や調製(乾燥・選別)工程を管理しています。日本に輸出する「玄そば」は、残留農薬や水分、比重などの分析だけでなく、現地でそば粉にして製麺試験を経た後に入荷しています。今回入荷しました主な生産地は豪州NSW(ニュー・サウス・ウェールズ) 州 セントラル・テーブルランド地域BLANEY(ブレイニー)市周辺 (シドニーから約300kmの標高が高い台地) です。

「ソバ」は天候の影響を受け易い植物なので、豪州の広さを利用して天候や自然災害の「危険分散」をしながら場所を変えて栽培しています。そのため、年によって栽培面積、栽培地に変動があります。また、豪州は緑と太陽があふれる有機農法の先進地です。そば栽培は牛や羊の放牧後の肥沃な畑が使用され、化学肥料や農薬は使用されていません。

日本への輸送は船で行われます。豪州から日本までは約2週間かかり、その間に赤道を渡るので甲板上は高温になります。しかし、船内では直射日光を浴びせませんし、また温度が余り上がらない場所を指定して船積みしているため輸送中の品質低下は最低限に抑えています。日本到着後は弊社に入荷するまでの間、定温倉庫(15℃以下)に入れて保管されています。

今年の豪州産は当たり年で作柄や品質が例年に比べ非常に良く含水率も豊富です。そばの実は黒々として太っており、実際に挽いて手で握ってみると手の繊維がそのまま形となってそば粉に残るほど粘りと水分の多さを感じます。口に運べば、そばの自然な甘みと香りが広がって品質の良さを確認しました。近年、外国産食材や食品についての安全性が問われていますが、畑が違っても目の行き届いた生産管理を確実に行っていればこのように品質の高い安全な食材をお届けできるのだと感じました。

豪州産新そばは、㊤そば粉【万葉】及び花粉(打ち粉)、一部業務用そば粉に使用しております。ホームページでの販売、ご案内はしておりませんのでご入用の方はお問い合わせください。

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国内産そば生産量日本一の北海道へそば畑視察研修③


幌加内町へ向かう途中、「山のそば」と呼ばれているエリアへご案内いただきました。ここは”山のそば”と言われているだけに山一個分すべてがそばなんだそうです。これがかなりのスケールでまず度肝を抜かされました。
良く見ると福井在来種とは葉の形とか株の太さ大きさ、色味が結構違います。

元々、気温がそれほど高くないし一応今は夏だから昼夜の寒暖差はそれほどないようですが、これだけの環境だったら良いそばがとれるだろうなぁ・・と感じました。

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国内産そば生産量日本一の北海道へそば畑視察研修②


旭川の気温は少し下がって25度。涼しいですね。
手前の深川駅で降りたところでJAきたそらちの大久保さんにお会いし、幌加内から江丹別と広範囲にわたって案内していただくことに。

その前にまず空知の全貌を見ていただきたいとのことで戸外炉(トトロ)峠展望台へ
すごい壮大な景色。北陸ではこんな風景は拝めないですね。

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