そば農家さんより「新そばの生育が1~2週間ほど遅れてる」との連絡が入りました。

先日、農家さんよりお電話がありました。

「新そばの生育、1~2週間ほど遅れてる」

とのことらしいのです。

前の日記にも書いたのですが、ちょうど種を植えて1~2週間ほどした辺りの気温が高すぎて、高温障害による生育の遅れが見られるというのです。しかも”遅れ”ならまだ良いのですが、場合によっては結実せず、昨年よりもさらに不作になる可能性があると言われました。

昨年は本当に不作で年間通しての必要数量が全く確保できませんでした。この上、今年はさらに不作となると非常に頭が痛いところです。天候の影響で国産そばの収穫量がここ数年で激減しています。

自然相手の仕事は本当に頭が痛いと、毎年思います。

県内産地すべてで高温障害があるというお話がないだけ今のところは安心していますが、今後どうなるかは分かりませんし、少なくとも今以上に悪い報告がないことをただただ祈るばかりですね。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク