信州そば打ち名人戦は、喜びと努力の感動が伝わってきてとても素敵でした。

朝一番に福井を出て、松本に着いたのは13時頃。

やっぱり松本は遠いです。山と大きなダムを2個ずつ超えましたからね(笑)

今日は別会場で行われている「信州そば打ち名人戦」を見に行くことがまず最初の目的。

でも、予定表を見ると決勝が14時からとなっていたので、当然、それまでの試合は観戦できず・・。

なんとか決勝開始時間には間に合い、福井から来られている出場者の方たちとしばし懇談後、ピリッと張りつめた会場で始まりました。福井で行われている素人そば打ち名人戦とはまた違ったルールで、そば打ち台の設備にも異なる点が見られ、出場者の打ち筋もひとそれぞれ。見たことのない打ち方をされている方もいらっしゃって、とても勉強になりました。

予選があって決勝なので、進出者は2度打つということ。プラス、上位5名に限っては茹でと試食の審査があるんですねー。福井では行われないことなので新鮮でした。

名人は僕が観戦していた場所のすぐ近くで打っていた女性の方。喜びと今までの努力の感動が伝わってきてとても素敵でした。印象的だったのは特別賞を取られた女性の方。信州では座ってそば打ちするという文化が今でも残っているそうで、今回の大会で初めてこの座りスタイルでのそば打ちを実践されたそうです(見たかった。もっと早く着ければ。)

結局、数時間しか観戦できなかったのですが、この短時間で多くの気づきを得ることができました。

福井ではまた違ったスタイルで大会は進みますので、信州そば祭りで行かれたお客様、ぜひ、越前ふくいにも足を運んでみてください。お待ちしています!

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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