こんにちは
今日は恵みの雨。
久しぶりに雨らしい雨が降る日になりました。
早朝の事なんですが、起きる前に猛烈な雨が降っていて、家中にザァーというすごい音がしていたのを思い出します。あの状態のことを「バケツから水をひっくり返したくらい」と言わなければ何と言う?というくらいの勢いでした。
その影響で工場内の湿度は朝のうちに60%を超えて、昼前には75%を超えました。ジトジトと北陸の梅雨時を思い起こさせます。
冬は雪が降るので、身軽になれる夏が早く来ないかなーなんて思うんですが、いざ夏が近づくと梅雨がすぐそこまで来てるし、暑さにうんざりするしで、早く涼しくならないかなーとか思うんですよね。そんなことを思いながら時間なんてあっという間に過ぎてしまう。
今日はドラッカーの本をまた一冊読み終えたので感想を書いてみたいと思います。
福井県産 石臼挽き越前蕎麦粉製造元:株式会社カガセイフン、オンラインショップ:末吉製粉は、18時30まで元気に営業しております。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
ドラッカーの「明日を支配するもの」です。
僕は日頃からドラッカーを読む時、いつも自分と置き換えて今とこれからの状況を想像しながら読んでいます。
すると、時に大きな気づきとか「なるほど!」というような発見があって頭が活発にグルグル回転します。
でも、この本は僕の考えが浅はかなのか、単に読解力が足りないのか、現状が把握できていなかったのか、少人数の会社なので想像に苦しかったのかどうかは分かりませんが、「そうかな・・?」という疑問が多かったように思いました。
言っていることはなんとなく理解できて、間違っているとも思わなかったのですが、ちょっと反発しながら読んでたので、読み切っても正直何も浮かばず、結局何が求められているのか自分が混乱してしまっただけになってしまいました。
その中でも心に残った言葉は、
・「組織全体の危機は階層と服従が命綱で、ある時には議論を必用とし、ある時にはチームを必要とする。あらゆる組織が内部に多様な組織改革を合わせもたなくてはならない。」というところ。
小さい工場なので組織という名前が当てはまるかどうか疑問ですが、日々、毎日行われていることです。ただ、アフターケアというかアフターメンテナンスにもっと力を入れたいと思いました。
そして、
・「組織の構造とは、一人一人の人間にとってあくまでも道具にすぎない。さらに、それぞれの組織構造について強みと弱味を知っておかなければならない。どのような仕事にはどのような構造が最も適しているか、適していないか。そして、仕事の性格の変化に応じて、いつ構造を変えるべきか。」
カガセイフンのスタッフは今までの経験の中で、それぞれ分野において強みを伸ばしてきたために「専門知識者」となっているけど、それらの専門知識者がいなくなった時の変化に対する構造改革を考えないといけない。
これでドラッカーの本は「マネジメント」、「プロフェッショナルの条件」、そして今回の「明日を支配するもの」の3冊を読んだことになりますが、読んでいてここどっかで見た内容だなーとか、また同じような事言ってるわーと感じることも多くなってきました。
全シリーズ見通すと大まかに書いてあることは似てくるんだと思いますが、毎冊違う発見があるのは確かです。
僕は粉奈屋の人間としては半人前ですし、本読みが大の苦手なので、本の内容の半分も理解できていないと思いますが、それでも何か一つでも自分に残ればと思って今月もドラッカーを読みたいと思います。
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