おはようございます!
今日の福井市は雨。
北陸の重たい雲が空全体を覆っていて、晴れ間なんて見せないぞ!と言われているようないやらしい薄暗さです。幸い気温はそれほど低くないので体はガンガン動くだけマシですかね。
この時期、年末の年越し蕎麦に向けて市内のお蕎麦屋さんはもちろん、製麺屋さんもソワソワしています。弊社、石臼工場もすでにフル稼働してますが、本当の忙しさは最終週。気持ちを込めて新鮮な香り高いそば粉を挽かせていただきます。
そんな中、体を温めるべく近くの蕎麦屋十九(とく)さん冬の推しメン、鴨南蛮そばと大きなお揚げの蕎麦を食べに行ってきました。以前からご主人の徳山さんが「ウチのは旨いよー♪」とニヤニヤしていたので気になって笑
お店はクリスマスムードになってていい感じ。
そう言えば、お蕎麦屋さんでこういう装飾って珍しいかもしれません。ワンポイントでは結構ありますが、ここまでしっかりしたものってあまり見ないです。
今でこそ増えてだんだん浸透してきましたが、福井ではおろしそばが定着している為か、鴨南蛮そばとか鴨せいろが食べられるお店が少なかったので、こうやって冬に鴨入りの温かいお蕎麦が食べられるお店が近くにあるっていいです。
まずは、きつね蕎麦から。
揚げはおばあちゃんが一人で営む揚げ屋さんのものだそうです。
豆腐から一枚一枚丁寧に作られた大きなお揚げは手のひらサイズ。一見、ダシをたっぷり吸い込んで柔らかそうに見えますが、しっかりとしていて弾力があります。豆腐の味も濃く、食べごたえ十分。味付けも僕の苦手な甘辛味ではなく、辛めのサッパリした感じでダシが揚げの味に染まってません。これなら最後まで美味しくいただけます。
次にお目当ての鴨南蛮そば。
鴨にはクズがまぶしてあって口に入れた時の食感が良く、ジューシー。
今まで僕が経験してきた鴨入りの蕎麦って肉がパサパサになっていたりとか、逆に脂っぽいことが多かったので好んで食べなかったところがあったのですが、これなら最後まで全部いただけます。クズに黒コショウなど、ところどころに小技が光ります。
きつね蕎麦同様、この鴨南そばも辛めで僕好みの味でした。
温そばの難しいところは、時間の経過とともにダシの熱で蕎麦が切れたり、柔らかくなりすぎてダメになってしまうところ。
でも、こちらのお蕎麦は歯抜かり(蕎麦を噛んだ時に歯にくっつく感じ)が無く、最後まで美味しくいただけました。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
蕎麦屋 十九(とく)
TEL:0776-50-2319
住所:〒901-0015 福井県福井市二の宮 3-23-20
営業時間:昼11:30~15:00 夜17:30~20:00
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2012年度産早刈り新そばのご購入はこちら
※早刈りそばは、12月末までの限定販売となります。お早目にご注文ください。
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■年内のご注文についてお願い申し上げます。
年内発送のそば粉のご注文を締切りました。
今からのご注文で、どうしても年内発送をご希望になられる場合、誠に勝手ながら、こちらの通り対応させていただきます。
また、12月27日(木)正午以降のご注文は年明けの発送になります。年明けは1月10日(木)の発送より承ります。
弊社は、石臼製粉をメインで行っております。
石臼で1日に製粉できる量はごく限られており、12月後半は弊社得意先への製造に集中するため、12月15日をもって末吉の越前蕎麦粉オンラインショップからの個人様の受付を締め切らせていただいております。年末年始にご入用のそば粉はお早めにご注文ください。
いつもと変わらない美味しいそば粉を大切なお客様へお届けしたいと思っております。
どうぞご協力いただきますようお願い申し上げます。
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[12月18日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り新そば)、丸岡町産(早刈り新そば)
天気:雨
石臼工場内室温:12℃
石臼工場内湿度:62%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生。
■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ。
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