【奥越】福井県産100%石臼挽き粗挽きそば粉(挽きぐるみ全粒粉)が新しくなりました。

おはようございます。

今日も福井市内は1cmほどの積雪がありました。気温もマイナス3度と非常に寒い1日の始まりです。

北海道の北部ではマイナス20度以下だそうですが、マイナス3度でヒーヒー言ってる僕にはちょっと想像がつきません。

さて、今年の新そばから御膳粉(更科粉)甘皮蕎麦粉(3番粉)が福井県産100%になり、越前そば粉お試しセットの内容も一新しました。
また、新商品:【吉峰】抜粗挽そば粉も薄っすら透明感の中にホシがブツブツと浮かんだ独特の風合いが「難しいけど、上手く打てた時はすごい充実感がある」とお喜びいただいております。

実はもう一つ新しくなった銘柄があります。

それは【奥越】粗挽きそば粉です。

日本そば博覧会などのイベントや新そば入荷で製造出荷業務が重なり、ご報告がかなり遅れてしまいましたがここで改めてご紹介したいと思います。今までの【奥越】粗挽きそば粉は歩留まり60%前後で粒度の大きい粉の割合が高かったため、お客様より「粗挽きらしくボソボソした食感が良い」というお声をいただく中で、2、3名の方から「少し歯抜かりする」というお声も頂戴しておりました。

そこで試作を重ねた結果、使用する玄そば大きさを限定し石臼も変えました。そして挽きかたにも変更を加えた上で歩留まりを55%以下に落とすことで粗挽きだけど歯抜かり感を抑えた今回の新しい【奥越】が完成いたしました。

現物はもう少し色黒です。

常に沸騰している状態で麺を茹でますと薄っすら透明感が出て、モチモチとした食感が味わえます。

おろしそばが一番おすすめですが、この季節は笊にして温かいツユでいただいても美味しいです。

本年度の早刈り新そばからこの【奥越】を製粉しておりますので、すでにご賞味いただいているお客様も多いかと思いますが、ご興味のある方はぜひ一度、ご賞味ください。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 【奥越】粗挽き蕎麦粉, 越前そば粉の商品情報 タグ: パーマリンク