黒化率を抑えて青みの強い丸抜きが得られる大野市産の早刈りそばは、玄そばの状態からすでに黒味が薄くなっています。

おはようございます。

今日は見事な晴れ!でございます。あっ晴れ!

太陽が昇っても気温はあまり高くならず、寒い一日だそうです。

みなさま、本日も一日よろしくお願いいたします。

先日、福井県は勝山市で除雪車が出動するくらいの積雪があったことが影響してか、その日以来、車メーカーやカーショップ、ガソリンスタンドにタイヤ交換に訪れる人が一気に増えたそうで、大きな所では日に100件ほどの交換をしているそうです。今のところ福井県内で約30%の車がタイヤ交換を終えた計算になるとニュースで聞きました。

僕が子供の頃は12月に入るともっともっと寒くて雪に埋もれるほどの積雪があったように思いますが、最近は冬の初めと終わりにドカッと降る雪が2回ある以外はそんなに降らないので過ごしやすくなりました。雪があまり降らなくなったと言うのは良いのか悪いのか・・昔とは気候も環境も大きく変わってきたんでしょうね。

▼こちらは今、製粉しております福井県大野市の早刈りそばです。

早熟な状態で収穫し乾燥させるとこのように薄い色の玄そばになります。結構インパクトあるでしょう。

これを脱皮しますと緑色の濃い抜き実(丸抜き)が得られるのですが、以前にも発育不足のについてこのブログでお話ししたように、今年の粒はすべてがそのようにはならず、きれいな実がだいたい7割くらい取れれば上々です。

昨日の夜のニュースでは今年の野菜・ソバ同様、夏の高温障害によって越前水仙にも大きな被害が出て、収穫量が半分以下になっているそうです。過去20年では初めてで、今年はあの柔らかい独特の香りがとても貴重なものになってしまうと思うと寂しい気持ちです。

いづれにしても、1年のうちでたった1ヶ月暑すぎただけで1年中の作物に良かれ悪かれ影響するというのは本当に恐ろしく不安なことです。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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