乾麺の常識を覆す生そば食感のどん兵衛(袋麺)は、歯抜かりなくシャキッとした仕上がりに驚きました。

おはようございます!

昨晩は雪雷(雪ガミナリ)と言って、今年最初の雪が降る直前に大きく鳴り響くカミナリが鳴り、一晩中眠れませんでした。
その後、霰が降って気温が一気に冬モード。今朝は寒くてコートが手放せません。とうとう北陸にも長い冬がやってきたなと感じました。週末の連休が明けると一気にクリスマスモードになるんでしょうね。寒いの嫌ですけど、今年もホワイトクリスマスになればいいなと思います。

さて、今日は別に宣伝でも営業でも何でもないんですが、ここ3カ月で一番驚いたことをお話ししてみようと思います。

テーマは「そばの乾麺」。

乾麺って変に粉っぽかったり、温そばで食べると歯にくっついてにちゃにちゃとなる柔らかい感じがどうも好きじゃなくて、ほとんど食べた経験がなかったんですが、この前、近くのスーパーに新商品のどん兵衛袋入り蕎麦が売っていて、「生そば食感。」という乾麺とは結びつかないキャッチフレーズに興味を惹かれて買ってみました。

そば乾麺の常識を覆す生そば食感のどん兵衛(袋麺)は、歯抜かりなくシャキッとした仕上がりに驚きました。

まずは作り方通りに食べてみるのが良いんでしょうけど、そこは天邪鬼の僕ですからそんなことは後回し。今まで乾麺を冷そばでは食べなかったんですが、冷蔵庫にあった辛味大根を使ってあえて冷たい越前おろしそばを作ってみました笑。

こちらです↓ パッと見とても美味しそうな感じでしょ?

そば乾麺の常識を覆す生そば食感のどん兵衛(袋麺)は、歯抜かりなくシャキッとした仕上がりに驚きました。

コレね、正直びっくりしました。
茹で方を間違えないで最後に冷水でしっかり〆てやれば、歯抜かりなくシャキッとしていて結構イケるんですよ(茹で過ぎると歯にくっつくし、固すぎると粉っぽく感じるので注意は必要です)。

最近よく見る生めんをウリにしている袋めんのラーメンはあんまり驚かなかったけど、これは驚きました。さすが日本の技術だなーと恐れ入ったところです。乾そばですから香りとかは期待しないでくださいね。でも麺の見た目もいいしこの食感がでるなら万事OK。当面は自宅の常備品として加えようと思いました。

ダシも福井の出汁とは違いますが悪くないですし、黙って出されたらひょっとしたら生そばと分からないかも知れません。
この後、温そばにもしてみましたが、ちゃんと冷水で蕎麦を一回〆てから再度温める手間を加えれば、シャキッとしてプツッと歯で切れるコシが感じられて美味しく食べられます。乾麺でコシを感じるってのも不思議というか面白いですね。

今日はどん兵衛の袋そばが美味しかったお話でした。
これは個人的な感覚なので、あまり参考になさらないように笑

[11月21日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り新そば)、坂井市丸岡町産(早刈り新そば)
天気:雨
石臼工場内室温:11℃
石臼工場内湿度:58%
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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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