福井県産の玄そばを贅沢に使った、【奥越】粗挽きそば粉を二八の割合で打ちました。

今朝は久しぶりに清々しい気持ちのよい朝です。

涼しいそよ風が吹いて、今年初めて秋の気配を感じました。

今回は挽きぐるみの粗挽きそば粉【奥越】を加水の勉強のつもりで、空調の付いていない部屋で窓を開けて打ちました(室温32度・・暑い)。外気温と変わらない環境で、難易度の高い粗挽きのそば粉がうまく打てるかが今回の課題です。

風が通るし、気温が高いので加水は2割増し。

水を加えても加えてもどんどん入っていきます。

蒸発することを考えて柔らかめにコネていきましたが、思いのほか乾燥が早くて延しの頃にはちょうど良い加減になってきたため、このままだと切る時には切れてくると思い最後は機械でササッと切りました(きれいに切り幅が整っているでしょ)。この日の気温に関してはもう少し多めに加水する必要があったようです。

できたお蕎麦を早速、おろしそばで食べました。

モチモチで粗挽きの食感と挽きぐるみの香り豊かなそばは大根おろしにも全然負けていなくてしっかり主張してきます。

やっぱりおろしそばには田舎風なそばが合いますね。

美味しかった。

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと タグ: パーマリンク