首がホントに長くなった。

やっっと来ました。福井の新そばやっと来ました。 はぁ~長かった!でも、待った甲斐はあるというもんです。今年の新そば、良い出来です! 入ってきたのは、通常より2週間ほど早く刈り取りした「早刈りそば」というやつで、実はつややか大きさも比較的揃い、手にとってみると若い香りが立ち上る。表面の皮をむいてみると薄緑色した実が顔を出す。一粒口に入れて味を確認。おてんとさんと農家の方に感謝感謝。

早速、汚れを取ってそのまま石臼へ・・・。妙に神聖な面持ちで石臼を望む。チョロチョロとそば粉が現れる。とうとう旬を迎えた福井のソバ。これはもう今晩のご飯は「おろしそば」で決まりです!最近はおろしそばにも暖かいバージョンが出てきましたが、僕たちは年中冷たいそばですね。大根おろしが体温を保ってくれるので、冷えていても後からジワジワッと暖かくなってきます。

新そば旨い。味、香り、コシ、大根おろしの入ったダシに負けない力強さとソバの自己主張をはっきり見せてくれました。今年の福井産そばは、一食の価値はあります。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県産早刈りそば, 粉奈屋六代目の足あと タグ: パーマリンク