昨日ばらした配管を撤去するところから始まった8日目。
鉄、ブリキ、ステンレスなど素材の異なる配管を搬出していきます。
外では働く車がお待ち。こんな現場をお目にかかる機会なんて滅多にないので、解体されていく寂しさはあるもののワクワクが止まりません。
機械と機械を繋ぐパイプ管類はすべて撤去され、機械本体と骨組みを残すのみとなりました。まずはバグフィルター(集塵機)の解体からです。
相当分厚く重い金属なのか、専用の電ノコでもなかなか刃が入っていかず、内装には集塵ごみも付着しているので難航しながらも3人がかりで細かく切り刻んでいきます。
バラバラにされた集塵機のタンクはとにかくデカイので運び出すのも一苦労の様子。
解体屋さんってものすごく荒々しいイメージがありましたが、今お世話になっている業者さんは取り扱いが丁寧でとても安心できます。
次に取り掛かるのはダブルロール製粉機×2基
石臼で挽ききれない粗粉や花粉(打ち粉)を製粉するために使用していたものです。
2トン近くあるこのおっかない機械は僕は搬出できないだろうと思っていたんですが、職人さんたちはいろんな道具と知恵を生かして連係プレーで出していくんですよね。
別の製粉所から譲り受けてウチにお嫁に来たこのロール機は残念ながら処分扱いとなりますが、50年はゆうに現役だった功労者です。本当にありがとう。
また姿を変えてウチに来てくれたら嬉しいです。
お疲れさまでした。