今日はバグフィルターの取り外し作業からスタート。
バグフィルターとは集塵機のことなんですが、簡単に言えば巨大な掃除機みたいなものです。カガセイフンには2基のバグフィルターがあり、今回、大きい方を解体処分することにしました。
大きな機体なので一つ一つ丁寧に部品を外しながら作業を進めていくのですが、元々が粉やほこりを吸い込む機械なので、粉まみれになりながら解体していく姿に大変な仕事だなぁと申し訳ない気持ちです。
取り外された筒。
吸い込んだモノと空気がこの筒を通ってフィルターでごみと空気に分かれます。筒の裏側についたほこりが27年間の歴史を感じさせます。
一方、搬出口では、メタルシフターの積み込みが行われていました。
このメタルシフターは別の製粉工場へ移送され、第2の機械人生を送ることになります。
次の現場でも今まで以上に活躍してくれるものと信じています。
さて今日の後半からは、不要機械類の解体です。
まずは、工場内に張り巡らされている中小の配管類から解体が始まりました。
スパッスパッといとも簡単にパイプを切っていく様子を見ていると、この工場に機械を配置するのにどれくらい時間と労力がかかったのかな・・と当時の職人さんを深く思います。また、機械の外側は毎日のように見ていましたが、内臓をまじまじと見ることはないので機械は古いけど新しい発見です。
数日後にはこのフロアから機械やタンク類がすべて無くなり石臼が集約されます。
どのように変化していくのか僕自身が一番楽しみで、これからも随時お伝えしていきます。