おはようございます!
奥越勝山市にある酒蔵、一本義久保商店様の発行誌「以心伝心」にご掲載いただきました。
一本義さんは名前の通り酒造りに”一本義”な酒蔵で福井の地酒を代表する銘酒を醸造されており、僕も小さいころ・・(笑)から慣れ親しんでいる銘柄です。今回、「以心伝心」にご掲載いただける機会をいただき、ただただ光栄に思っております。ありがとうございます。
取材では原料倉庫から製粉工程などを実際にご覧いただき、玄そばがどのようにそば粉になっていくのかを見ていただいたり、私の素人料理で大変恐縮なのですが、奥越勝山産の玄そばを贅沢に使った蕎麦料理と一本義「伝心」との組み合わせについてなど、楽しい嬉しいお話をさせていただきました。
夜とはいえ、仕事中だったので飲酒できなかったのだけが悔やまれますが、家に帰ってニコニコで楽しませていただきました。久保さん、この度は貴重な機会をいただいて本当にありがとうございました。一本義がまた一つ好きになりました。
以下、文面です。
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「ソバリエ」が作った、そば料理で、お酒がすすむすすむ。
福井はおろしそばをはじめ、美味いそばを味わうことができる、そばどころ。そのお店の味を支えているのが、明治10年創業のカガセイフンです。「創業以来、小和清水(福井市)の石にこだわり、石臼の大きさや目の立て方などを変えながら、お店の要望に合うそば粉を挽いています」と6代目である加賀健太郎さんは話します。福井の気候風土は、玄そばの産地としても、そば粉の製粉にも適しているそう。「特に勝山をはじめ奥越前は、水質がよく昼夜の寒暖差が大きいため、旨みや甘みが凝縮された安定した品質の玄そばができます」。
加賀さんが愛飲しているのが、伝心「凛」や一本義の定番酒である金印。「奥越前産のそば粉で打ったそばは、奥越前産の一本義の酒と見事に合うんです。お互いの味わいの深さがハーモニーになっているのでしょう」。そう話す加賀さんは、おいしいそば粉の情報を発信するため、そば粉料理をみずからつくり、ホームページやイベントなどでPRしています。そんな「ソバリエ」とでも肩書きを付けたい加賀さんから、伝心にあうそば粉料理を三品教えてもらいました。「そばはおなかにもたれない健康食。日本酒とそばを食す江戸文化が開いたように、ここ福井で、地酒とそばのおいしい文化を根付かせたいですね」。つくってもらった、三品はどれもそばの香りや食感が楽しめるものばかり。もちろん、伝心ともベストマッチでした。
「そばがき豆腐」
そば粉1と水2の割合で混ぜ、中火で練り上げ、柔らかめのそばがきをつくる。
バットに移し、あら熱をとって冷蔵庫で約1時間冷やす。そば粉の香りが高く、おいしい。
「ソバの実入りリゾット風」
そばの実1、お米2の割合で水の代わりにそば湯で炊いて出来上がり。「そば湯には、生活習慣病にいいといわれている健康成分ルチンがたっぷり入っています。チーズを加えると、リゾット感が増しますよ」。
「パウンドケーキの日本酒浸し」
小麦粉の代わりにそば粉でつくったパウンドケーキ(そばの実入り)。日本酒に浸していただくと香り高く、大人の味。まさに「ニッポンスイーツ」。
[9月10日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り品)、坂井市丸岡町産(早刈り品)、吉田郡永平寺町産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:48%
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