【勝山そば農園体験農場】で収穫されたそば粉でそば打ち実演。その1

こんにちは。
今日は、勝山そば農園体験農場で採れたそばの待ちに待ったそば打ち実演の日。

勝山市には先日、ニュースや新聞で結構な雪が降ったと聞いていたので車のタイヤも防寒着も万全にして向かいましたが、町中は全然雪が無く、山肌に薄っすら残っている程度で良かったです。でも、やはり福井市とは寒さのレベルが違いますね。時々吹く風が本当に冷たくて体温がどんどん奪われてしまいます。

そば打ちする前には体温が伝わってそば玉の乾燥を防ぐために、夏場なんかはあらかじめ氷水で手の温度下げたりしますが最初から体中が冷え切っておりました(笑)

勝山弁天そば会会長さんからは今年は本当に良いそばが出来たということと、参加者全員で種まきしたソバでそば打ちを楽しんで欲しいとの挨拶があり、早速そば打ちスタート。実演は妻に任せて今日の僕はカメラ小僧。

まずは、そば粉に水を加えて満遍なく水分を行き渡らせる「水回し」という工程。
ここで手を抜いて早い段階でコネに入ったりすると、後で粉っぽさが残ったり、麺切れや割れが起こりやすくなるので、細かく加水しながら時間をかけて水回しします。この場所はたまたま空調の風が直接当たる所で水分が蒸発しやすかったので加水率はかなり高めでした。1組に1人そば会の方が付いて丁寧に指導してくれたおかげで順調なすべり出し。

コネから菊練り。
コネる程にツヤが浮かんできて嬉しくなります。菊練りは玉の空気を外に出しながら菊の紋様になるよう練っていきます。片方の手で方向を変えながら片方の手で整えます。

手のし。
真ん中を残しながら周りから1cmくらい手前を淵に沿って柔らかくのしていきます。
なるべく真ん丸になるよう丁寧に!
周りのみなさんの進み具合が僕たちよりも1工程早くて、この段階でみんなのしに入ってました。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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