今庄そばで有名な福井県南越前町から今庄在来種の玄そばが入荷しました。

おはようございます。
明日からお天気がガラッと崩れる予報が出ていますが、今日もいっぱいの青空の元、精一杯頑張っていきましょう!

今週、今庄そばで有名な福井県南越前町から2011年度産の今庄在来種の玄そばが入荷しました。今庄の玄そばは収量が少なく、地元での消費がメインなので希望してもなかなか我々のような製粉所には入ってきません。でも今回、幸運にも今庄在来種を取り扱うチャンスに恵まれたわけです。

今庄そばで有名な福井県南越前町から今庄在来種の玄そばが入荷しました。

県内のそば好きなら、「今庄そば」を知らない方はまずいないでしょう。
そのルーツを辿ると400年ほど前にさかのぼり、米不足をソバや粟で補うため、山を開墾し焼畑でソバを栽培していました。山間地の気象や排水の良い山畑の栽培が、高収量で品質の良いソバを育んできたようです。
寒暖の差が大きい風土と、雪どけ水で育ったソバ。小粒で実がつまった極上品です。

今庄そばで有名な福井県南越前町から玄そばが入荷しました。

今庄そばのモチモチ感、香り、田舎風な色味をぜひ、【越前】丸挽きそば粉【金華】特上そば粉で味わってみてください!販売は来週からの予定で、福井県産新そばの入荷まで今庄の玄そばを使用します。ご期待ください。

さて、福井県内のそば畑レポートもお届けします!

福井市北部のそば畑は福井在来種の実が色づき始めています。

福井市北部のそば畑は福井在来種の実が徐々に色づき始めています。

福井市北部のそば畑は福井在来種の実が色づき始めています。

花もだんだん枯れ気味になり、収穫が近づいているのが実感できます。

福井市北部のそば畑は福井在来種の実が色づき始めています。

通常ですと今月末ごろには収穫が始まらなければいけないのですが、今年は播種(種まき)直後に大雨に遭い、そば畑が水没した影響でソバがダメになり蒔き直しが行われました。それによって成育が1~2週間ほど遅れています。
福井市・春江町・丸岡町などの平野部はおそらく11月に入らないと収穫ができないので、入荷はそれ以降の予定です。

福井県産新そば粉をお待ちいただいているお客様にはもうしばらくお待ちいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

[10月20日(木)]
玄そば産地:福井市南部産
天気:晴れ
石臼工場内室温:17℃
石臼工場内湿度:60%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク