福井県産 夏そば試験栽培 生育状況⑤  そばの花が次々と開花

おはようございます。

蒸し暑いです。
寝室にエアコンがないので、寝苦しい毎日です。
朝起きて「疲れた・・」とつい口に出てしまうのが、もはや「おはよう」に変わるあいさつみたいになっております。

本日も福井県産 石臼挽き越前蕎麦粉製造元:株式会社カガセイフン、オンラインショップ:末吉製粉は、18時30まで元気に営業しております。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

夏そばは順調に育っていますよー

日照条件、畑の水はけ、土壌などの関係でところどころ成長がまばらなところはありますが、いい感じです。
蝶々や虫なども結構飛び交っていたので、天気に恵まれれば結実までは問題なさそうですね。

「天気に恵まれる」というのは、晴れ続きということではありません。

適度な晴れ、適度な雨、暑すぎず寒すぎない気温ということです。
作物にとってかたよった天気がいちばんよくありません。昨年のように、太陽の高い強烈な晴れや土砂崩れが起きるような大雨、30℃を超す気温が毎日続いてしまうと、発育不良や結実しなかったりと少なからず影響が出ます。

福井では初めての試みの夏そば。
試験栽培1年目の今期に不安と今後の期待をもっています。

話は変わって、ど根性そばにもとうとう花が咲きました!

たった一人で踏ん張ってここまできました。

本当にいとおしいです。

これまでいくつものど根性そばを見てきましたが、結実までいったそばは実は見たことがありません。
ま、こんなところに虫はきませんし、交配してもこの環境では実を結ばないことの方が多いですから仕方ないんですけどね。

この後、どうなるかまたレポします。

※福井県産 夏そばについて

福井で夏そばを栽培するのは初めてのことで、今年から3ヶ年計画で県内の在来種と夏そば用の品種を試験的に栽培し、栽培技術を確立させるという計画を進めております。この計画が本格化すれば、夏に採れたての新そばを味わうことができるということで、我々製粉業者としてもとても楽しみにしています。福井県産夏そばはまだ試験段階ですので販売の予定はありません。

[6月24日(金)]
玄そば産地:福井県大野市産
天気:曇り
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:73%

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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: ふくい夏の新そば(春まき夏そば), 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク