きれいになったコネ鉢でそば打ってみます

かなり漆の香りが残るコネ鉢ですが・・

そばの香りにも当然影響あるかと思いますが・・

打ってみたくて・・

打ってみました!

今回は前回、粗挽きの越前そば粉の試作とそば打ちに没頭中で打ったものよりさらに粗いそば粉を挽いてみました。

丸抜きを早い回転の石臼で挽いて30メッシュで仕上げました。

50メッシュ以上の粒子が半分以上を占めているので握りしめた感触も粗いです。

僕はそば打ちヘタクソですが、今回は頑張って二八で打ってみたいと思います。

昔のコネ鉢は縁が浅いので勢い良く水回しをすると、粉が飛び散ってしまいます。

難しい・・

さすが粗挽きそば。

粒子が粗い分だけ水回りが早いと思いきや、粉への水回りは実にゆっくり。

急いでまとめようとしてもうまくいきません。

少し時間をおいたら、おとなしくまとまってくれました。

良い具合です。

表面に粗い粒子が浮かんで美味しそう。

このあと割れないように修正しながらのして、丁寧に切りましたが、集中しすぎたせいか写真を撮り忘れました。ごめんない!

食べ終わった感想は、粗挽き蕎麦はそば打ちの工程もゆで加減もそばの保存も何もかも、普通のそばとは異なると思うので、粗挽きの打ち方でやってやらないとダメな気がします。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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