2020年度 焼き畑そば交流会にて畑焼と播種作業を行いました。

今年も焼畑そば交流会に参加させていただいてます。
今日はお盆前に草刈りと天日乾燥を終えた斜面を焼く作業と播種を行いました。

まず、1週間前に草刈りをして天日乾燥させた草木をすくい上げて火が付きやすいようにしていきます。

2020年度 焼き畑そば交流会にて畑焼と播種作業を行いました。
山の傾斜は35度。
数字で見ると大したことないと思われるかもしれませんが、かなりの急こう配で、安全と熱中症に注意しながら、少しずつ作業を進めていきます。

2020年度 焼き畑そば交流会にて畑焼と播種作業を行いました。
数日前に降った雨の影響で地肌が濡れており草木も水分が残っていたので、すくい上げるにも労力がかかり作業が思うように進みません。また、着火させても火が思うように回らないので、労力の割に時間ばかり経過します。11時を過ぎるころに気温が上がってようやく地面が乾いてきたので、火が回るようになってきました。

2020年度 焼き畑そば交流会にて畑焼と播種作業を行いました。
火が広がらないよう風向きにも配慮しながら、上から順番に下るように畑焼作業を進めます。畑焼の火と日光のダブルパンチで体感温度は40℃超えていたんじゃないでしょうか。

2020年度 焼き畑そば交流会にて畑焼と播種作業を行いました。
今までは集まっても10人そこそこだったので、一人当たりの作業量が多かったのですが、今回は20人以上の参加者が集まったおかげで、細かく交代しながら作業が進められました。

2020年度 焼き畑そば交流会にて畑焼と播種作業を行いました。
焼けや草木を全体にならして、昨年収穫した種そばを播種しました。
今年も美味しいソバが育ちますように♫

 

■焼畑農業(栽培)とは?
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焼畑農業とは畑の雑草や木類などを焼き、炭化した灰により土壌を中性化させ、また肥料として利用する農法です。2年3年と連作すると畑の養分が少なくなっていくので別の場所へ移動します。痩せた畑は数年経つと草や木が生い茂り元通りになった所で再び焼いて作物を栽培します。これが焼畑農業と言います。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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