奥越前・勝山市で満開を迎える「大野在来そば」の圃場です。
今年は播種後に2度ほど強い雨が降って、場所によっては2度3度と播き直しをした圃場もあるという報告をいただきましたが、それ以外の圃場ではおおむね良好で雨が少なく昼夜の寒暖差もメリハリがつき、ソバにとって居心地のいい環境になってきました。
付近を散策した時にちょっと交配のための虫の動きが鈍く数自体も少ないような気はしましたが、ソバの背丈といい独特の花の香りといい非常にいい状況です。このまま台風や大雨が降らなければ品質・収穫量ともに期待できるのではないかと思います。
こちらは福井県恐竜博物館近くの圃場です。
銀のタマゴと真っ白な花のコントラストが美しいですよね。
福井在来ソバの花が楽しめるのは、9月下旬から10月上旬頃までです。
福井にお越しの際には東尋坊や恐竜博物館もいいですが、可憐な蕎麦の花と越前おろしそばもお楽しみください。