こんばんは。
金曜日と書きましたがもう土曜日になっています。
今夜はいろいろ思うところがあって、
随分長湯をしてしまいました。
男の世界のことは口が出せませんが、
それでもおかみは言いたいことがありますので
少し聞いてください。
福井では11月に素人そば打ち名人大会と新そば祭りが行われます。
その運営団体を「福井そばルネッサンス推進実行委員会」と称して、
麺類組合や玄そば協会やそば製粉組合という協力団体が名を連ねています。
といったところで、こんな小さい町のこと、トップはそば屋さんと我々そば粉屋です。
そこに県と各市町村とJAと経済連とそば打ち人が絡んできて、
とってもわかりにくい構造になっています。
弊社社長はこの委員会の役員の一人でありながら、
付属団体の幹事会の幹事長という役目をさせられています。
これで5年目になりますが、この大会は赤字が続いています。
いつも赤字が出ないかと冷や冷やしているイベントなんて
誰だってやりたくありませんよね。
役員の誰一人すすんでやりたいと思っていないでしょう。
昨年も結局80万円の赤字がでて、弊社が全額負担せざるを得ませんでした。
というのも、昔からこのイベントはそば粉やが儲かるだけだからという理由で、
赤字が出たら粉屋が尻拭いをするようなことになっていたようです。
このことになると誰も話に参加しません。
それでもこの大会をやめようとしないのはどうしてなのでしょう?
弊社はこれで3度赤字補填をしました。
そばルネッサンスにお金を入れたからといって、
誰も礼を言ってくれない、利益も生み出さない、
全くの死に金です。
商売人はこんなお金の使い方をしてはだめです!
そして、この支払いが完了すると手のひらを返したように、
県庁から人が来る、イベント会社からも、他の関係者も今年の予定をうかがいに笑顔でやってくる。
本当にバカらしい!
でも、次から次に役員会の連絡が事務局から届きます
この頃からおかみは会合についていくことを始めました。
この団体の正体を見極めたいと考えました。
3度会合に出てみて驚いたのは
幹事長と言っても主導権も決定権もないことと
自分の意見は全く通らないこと。
決めるのは県と事務局で、
ただ決まったことを連絡するだけです。
何のために弊社社長はこんな場所にいるのでしょう?
そこまで考えて今日は寝ることにしました。
では。