おはようございます。私の誕生月の3月に入りました。
…とこう書いて、はや30日近くが過ぎてしまいました。
もう明日で3月も終わりです。3月は「去る」と俗に言われますが、本当に早かった。
年をとるごとに、日が過ぎていくのが早いなぁと思うようになっていますが、今年は特に早かったように思います。
弊社は4月1日より新しい販売ソフトを導入することになり、その前段階の試験運用と既存のものと並行して動かしていたものですから、毎日そのデータが間違っていないか確認しながら、工場での作業も進めて、年齢に合わない仕事量をこなしていたように思います。
今年度の決算は既存のもので仕上げますので、両方とも同じデータで動いていないと困ることになりますので、いつもより注意を払いながら打ち込んでいました。これは疲れましたね。
いよいよあさってから本格始動になります。
しばらく見慣れない納品書でお届けすることになりますが、よろしくお願い申し上げます。
さて、明日で今年度平成28年度が終わりますが、この1年を振り返ってみて、私にとって一番大きかった事柄は、母が亡くなったことですね。
平成3年に父が65歳で亡くなってから、私どもと一緒に生活していましたが、母は四半世紀の間一人で生きてきたわけです。
父と今は一緒にいるのかなとか、若い父は母のことがわかったかなとかいろいろ思いますが、それでもここまで寿命を永らえたのはなんだったんだろうかと最近よく思います。
もっと早く父が呼んでも当り前だろうに、母は心不全という病気を持ちながら86歳まで生きました。本当はもっと長生きしたかったのかもとも思います。
そこで思うのは、私の為?
ということです。
母は私が心配だったのかなと思うのです。
亡くなって3か月が過ぎた今、母とゆっくり話したいと思うようになってきました。
私は忙しすぎるんです。
自分でもわかっています。
なんだかだといろんなことを思って動きすぎ、いろんなことを抱えすぎ、そしてイライラしすぎなのです。
そんな私は母の介護ができませんでした。
施設にお願いするしかありませんでした。
その隙間で、母を見舞い、欲しいもの、したいことをしてあげていただけ。
その私に、「あんた忙しいんやろ?体気をつけねや!」と行くたびに言ってくれました。私を気遣ってくれるのも母だけで…。
それが、もう自分がいなくても大丈夫と思ったのでしょうか?足早に逝ってしまいました。今はゆっくりと気楽に、心臓の辛さもなくいてくれると思っています。
母娘でもいろいろありましたが、心からありがとうと言いたい。
そして、今季が終わったら、仕事第一ではなくて少しは人間らしい生活に戻していこうと思います。そうなれますかどうか、見てのお楽しみ?
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
3月に撮った写真を上げておきますので、しばらくお楽しみください。
大津であった盆梅展のもの 天井まである大きな紅梅の一鉢です。
ここからは姫路城をパシャリしたもの まず登竜門から。
天守からのながめでーす。
こちらは京都の東寺です。特別公開日でした。
そしてこれ、ご存知ですか?
御涅槃団子とこちらでは言われていますが、お釈迦様の命日に供えるお団子ですが、友人の実家である福井の地蔵院でつくられたものをいただきました。
色とりどりのお団子は、春らしくてみていて楽しい。
子供のころは、軽く焼いて食べたりしましたが、不思議な感じでしたよ。
今回はお雑煮にしていただきました。美味しかったです。
それからこんなぎっしり詰まったクッキーを関東の友人から送ってもらったんですが、皆様ご存知ですか?
これは買えないクッキーだそうです。注文してもお店の順番でしか買えないと有名なものだとか。福井では聞いたことがありませんでした。
一度出してしまったら二度と詰められない状態でぴっしり詰まっています。少し食べてしまいましたが、さくっとあっさりしていて、歯にくっつくのが苦手な私でも食べられます。
「昨年の10月にお遣い物にしたくて注文したけど、今ごろよ、届いたの」と電話の向こうから聞こえてきました。ありがとうございます。
そんな貴重なものをいただいて感謝です。またお蕎麦送りますね。待っていてくださいね。
では、そろそろ仕事に戻ります。
新しいお客様から難しい試作品を頼まれていまして、どう製粉しようか考え中にブログを書いているという呑気なおかみですが、考えがまとまりました。気を入れて石臼に向かいますよ。