月別アーカイブ: 2021年9月

工事の始まり 昨日に引き続き暑い日です

こんにちは。

今日は16日(木)、世の中ではあさってから3連休ですね。だからってどこへも行けませんし、家族でお墓参りに行こうかなといった感じでしょうか。そこをまた温帯低気圧に変わった台風が襲ってきます。今年は人も農作物も天候に恵まれません。残念ながら。

第3期工事になりますか、今日弊社の看板が撤去されました。

平成3年11月から始まった現工場の新築工事の仕上げ段階で設置されたこの看板は、主人(現会長)と私にとって毎日見続けた大事なものです。ここへ通い続けて30年、その間にも変遷があり、思い出深い看板ですね。

最初ここに書かれていた社名は「有限会社 末吉製粉所」でした。私の父が昭和46年に法人組織にした時につけた社名をそのままに、看板に記しました。ただ、そば粉の紙袋の住所は元のままで、ゴム印を押して現住所を表していました。

その翌年に紙袋の在庫が少なくなり、袋を新たにすることになり、そこでデザインも一新しようと各方面に知恵をお借りしつつ、現在も使用している石臼とのし棒と包丁のものに決め、住所も替えました。この時社名もちょっと変えたのです。

「有限会社 末吉製粉」として平成5年に新しい気持ちでスタートしました。なぜ「所」をとったのかは紆余曲折がありまして、説明がしにくいのですが、一因はお客様からのひと言もありました。「電話に出るときに何故ちゃんと社名を言わないの」とお叱りを受けました。若気の至りでしょうか、「すえよしせいふんしょ」って言いにくかったんですよ。そんなこともあり、看板からこの一字が外されまして、1度目のお色直しとなりました。

それから16年が経ちまして、末吉さんから私の祖父が商売一式、機械、石臼もろとも譲り受け、末吉製粉所を加賀家で営業するようになってから70年の年月が過ぎたことを契機に、もう自分の名前で商売しても不義理にはならないだろうと考え、加賀製粉の出発を決めました。

その当時はもう簡単に「株式会社」組織に出来る時代になっていましたので、組織変更と社名変更を同時に進めていました。

その最中に関東在住の知り合いから、「加賀」というと石川県を思いだして、福井とは思わない。いっそ全部カタカナにしたら?これからは世界を見ていかないとというアドバイスを受けて、「株式会社 カガセイフン」とすることに決定しました。実際、カガセイフンになってから、「何故福井なのに加賀製粉?」と電話で聞かれたことがありました。私どもの姓が加賀なんですよとお答えすると「そうなの」といった感じです。

看板の文字替え、塗り替えをして2度目のお色直しでまた綺麗になりました。

それ以来早くも12年、最近の暴風雨や豪雪のためでしょうか、本当に傷んできました。そろそろ寿命でもあるでしょう。綺麗になくなってしまいました。

会長の一言がすべてですが…。

「さみしいな」

私も同じ気持ちです。でも近いうちに設置してもらえる新しい看板で、役員社員一同心機一転頑張っていきましょう。建物の工事もやがて再開です。

9月15日 昔なら今日は敬老の日ですね

こんにちは。

今月に入ってから涼しい日になっていましたが、今日は暑い!

軽ワゴンで配達に出たら暑くて、喉が渇いてしまいました。どんな時でも飲み物は携帯しないとと肝に銘じました。年をとると動きが悪くなりますし、配達の途中に車を停めてコンビニへという気になれない時もあるので、持って出るのが一番ですね。

朝の集団登校の集合場所はマンションの玄関先なのですが、そこに似たような樹木が数本植えてあるのです。以前から何の木かなと気になっていたのですが、今月に入ってから1本に実がついてきました。ますます気になる…。

で、写真を撮って、ネットで調べてみようと思い立ち、早速パシャリとやってみました。

きれいに写ったのでどんな木かよくわかります。同じような樹でも違う所をみつけて調べてみました。実がなっていて、葉は緑色で艶があります。この実はその内開きそうな感じがします。

木斛(もっこく)という樹のようです。やがて赤い実になるようですよ。花言葉は「人情家」、良縁に恵まれますようにという願いを込めてついたらしいですよ。庭木に適しているというのはそういうことからもあるのでしょうか。

その隣の樹もよく似ているんですが、葉っぱの根元が赤くて実のない樹です。

こちらは「ひめゆずりは」という樹のようです。幹もよく似ていて一緒な樹のように見えました。どちらも青々とした葉が特徴で、赤い実と葉の根元の赤が朝日に綺麗に生えて、1日頑張ろうという気持ちになりますね。

子供たちにこの樹の話をしたら興味深そうにしていました。朝が少し楽しくなりそうです。

そう、もうすぐ私の好きな金木製の香りが漂ってくる頃です。楽しみに待っています。

今日の午後から、HACCPに関するwebセミナーをスタッフ一同で受講しました。食中毒菌の事や発生した場合やそれに関する罰則事項など細かく説明されて、今後の指標になります。

工場の改築・改装工事とともに、こういった決まり事も組み込んでいくことが大事とわかりました。一つ一つ資料を見ながら進めていこうと思います。年寄りも山の賑わいくらいの仕事はできるでしょうから。

また工事が再開します。いろいろよろしくお願いいたします。

 

9月 September 私の大好きな月です

9月です。福井市は8/27(金)から新学期が始まりました。

今年の4月から、小学校の集団登校時に同行する見守り隊に参加しています。孫二人と一緒に私の母校でもある学校まで約20分ほどを車に気をつけながら歩きます。

途中に大きな交差点があり、毎日公民館の館長さん達が「横断中」の旗をもって立ってくださいます。
私は子供たちと一緒に渡り、館長さんや待っていて下さる自動車のドライバーさんに「ありがとう」の会釈をして、あと半分くらいの距離を学校までついていきます。

他のグループと一緒になると、歩道を2列、3列で歩くようになり、結構密な感じです。車社会の福井では、これ以上歩道を広げるなんてことはできないでしょうし、時間差で登校するようにはなっていませんし、ちょっと考えてしまいます。


小学校前の車道は片側2車線で結構広いのですが、その分車の数がすごく多くて、その1車線が右折車線になるので、左車線はずっと渋滞状態。そして、ここの歩道は広くて歩きやすいのですが、自転車が通行します。
この歩道を狭めて、車道を広げるという計画があるようで、夏休み前に歩道の3/1ほどのところにロープを張り、その幅でも子供たちが歩けるかという実験をしていたようです。


いったい何が優先なのでしょうか?家から学校まで歩いてみたらわかりますよ。子供の足で20分近く毎日歩くところを車に譲ることができるかどうか。車であれば暑さ寒さも気にしなくていい。雨や雪や風も関係ない。でも子供たちは、重いランドセルや水筒や体操服入を担いで、車の横を通り、排気ガスや冷房の外気にあてられ続ける。学校へ着くまでに身体も心も疲れてしまいます。


何かもっと柔軟に、子供たちが安全に動けるような仕組みが作れないものかと考えます。一高齢者ができることではないでしょうが、せめてしばらくでも笑顔がみられる登校になればと思っています。

まだまだ受け入れてもらえませんが…。

昨日までの3日間は残暑が厳しくて、歩くのに帽子、日よけ手袋、タオルは必需品でしたが、今日は、丑三つ時から明け方にかけて雨が降っていたので朝が涼しく、見守りの歩きも楽でした。雨にもあわずに8時前に帰ってきて、家の後始末をして、会社に到着。

見守りも夏休みだったので、まだ少々疲れるのですが、子供と行動できることが楽しいなぁと思えて、これで、子供達から笑顔と挨拶をしてもらえるようになれば、もっと楽しくなるなと思うところ。

おいおいそうなればいいのですが。