昨日は仕事終わりから、会社の事務所でコンサルを受けました。
この夏から入っていただいている中小企業診断士の遠田様に、経理から今後の方針からHPのことから多岐にわたってご指導をいただきました。
やらないといけないことはたくさんあります。
やれない、やってないではすみませんものね。
でも本当に時間がない。考えるよりも先に工場での仕事が待っているので、今後のことを進めて行く上ではこれがリスクになってきます。やろうとしていることを描いて、何から始めるかを見極めて、必要なものがあれば導入して、手を付けていくことでしょうね。今やらなければ会社の未来はないとも言えるでしょう。
12月に着手できるかどうか…頑張るだけです。
さて、この連休のお話ですが、11月22日(土)はいい夫婦の日とか、関係ないっか!
弊社は休業日ではなかったので、私の出身短大「滋賀県立短期大学 家政学部 家政学科 被服専攻」の還暦同窓会の連絡があったのですが行けないなぁと思っていたのです。でも同じ福井から進学した友人から「行くんやろ?」と電話があってから行きたくなってしまいました。
社長や常務には悪いなぁと思いながら、友人と一緒に朝方福井駅から大津まで出かけました。この日は今年最後の三連休の初日で、JRもホテルも何もかもが満杯で、唯一しらさぎの指定が取れたので、米原まわりの特快乗り継ぎで行きましたよ。
午後0時少し前に会場の琵琶湖ホテルに到着。琵琶湖からの風の匂いに懐かしさを感じました。上天気の中、水面がキラキラと光る琵琶湖に青く浮かび上がる素敵なホテルです。
ロビーはまるで水族館、吹き抜けの空間に素通しのエレベーターが2本のろうそくのようでした。もうすっかりクリスマスモードですね。
この同窓会は今回で4度目です。彦根にあったわが母校が取り壊されて、彦根市民病院が建てられることになり、もう一度学校を見てみましょうというお誘いから始まりました。平成12年の事です。
毎日使っていた洋裁室や和裁、副飾工芸用の裁縫室、染色用の実験室、ここではアルコールランプを使い、お湯を沸かしてカップ麺を食べましたっけ。懐かしい~!若い私がそこにいました。
そんな時間を持てたのも同窓会があったからこそ。よかったなと思いました。
次回は64歳になっています。皆様元気でまたお逢いしましょうね。
その後、紅葉が綺麗というお誘いで、近くの三井寺へ向かうことになりました。近江八景のひとつ「三井の晩鐘」があるお寺さんで広い敷地の中にたくさんの建物が並んでいます。
このお寺には短大時代に一度だけうかがったことがあります。学生茶会に参加するためだったと記憶していますが、そのお茶席がどこだったのかは全くわかりません。とても緊張したことだけは覚えていますが。
紅葉が本当に綺麗でした。
これも目にされたことがあると思いますが、大津絵です。何気なく掛けられていました。
「三井の晩鐘」 この鐘をついた方がいらっしゃって、とてもゆったりとした深い音でした。
思わず聞き入ってしまいました。
こちらは「弁慶引摺鐘」と呼ばれる大きな鐘。
しっかりと引き摺られた跡が残っています。比叡山の強健なお坊さん達でも持てないでしょうに。
今も「ゴボッ ゴボッ」と水が湧いている三井の霊泉と言われる建物の上にこの彫刻がありました。
左甚五郎の作と書かれていましたが、これではよくわかりませんね。ごめんなさい。
最後にもう一枚紅葉の写真を載せました。
気持ちが落ち着きます。
今回の同窓会で改めて気が付いたことは、彦根というか滋賀県は結構な関西弁だということ。
短大の頃はそれほどに感じなかったのですが、私と友人の二人だけが異質だと実感しました。
あの頃のこの方たちは私たちをどう思っていたのでしょうね。
さて、ここで彦根から来ていた友人たちとはお別れして、京都へ向かいました。
ごった返す京都駅から今度は「サンダーバード」で一路福井へ。
短い時間でしたが楽しかったです。