11月13日(火)、そば湯の話をします。

こんばんは。

もう外は真っ暗です。陽が落ちるのが早いですね。
先の日曜日の朝のTVを見ていたら、
東京の有名なお蕎麦屋さんが映りました。
せいろを食べているとそば湯が運ばれてきて、
それは白く濁ってとても濃厚な感じに見えました。
「そば湯」もお店によって様々で、
さらっと口をすすぐ感じのものからとても濃いものまであります。
私が東京に出かけた時にいただいたものの中では、
千葉の天庵さんのものが一番濃くて美味しかったですよ。
上野藪そばさんと六本木のますだ屋さんのはさらっとタイプで、
銀座田中屋さんのは中程度でしたか。
あとは…ちょっと記憶にない。
そのそば湯は何の粉でどういう風に作れば口当たり良く、
美味しいものになるかを試しています。
まず定番の花粉(打ち粉)ですが、水分に溶けにくい。
ダマになってしまうので工夫が必要です。
味は普通にそば湯という感じです。
今日は一乗(そばがき蕎麦粉)の注文がありましたので、
この粉でそば湯を作ってみました。
  
  写真 2012-11-13 16 54 18.jpg けっこう粗挽きです。
この粉をスプーン1杯ほどカップに入れて水で溶いてみました。
  
  

 
  写真 2012-11-13 16 55 38.jpg    写真 2012-11-13 16 59 21.jpg
水とうまく混ざってすぐにとろっとなります。
これはいいかもしれません。
お湯が沸騰する間にこんな感じに分離してきました。
  
  写真 2012-11-13 16 58 51.jpg 写真 2012-11-13 16 58 31.jpg
お湯を入れて倍にのばしてみます。
  
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カップにとって飲んでみると、新そば粉の香りが立ってとろみも適度にあって美味しい。
これはなかなかいいのではと思います。
  写真 2012-11-13 17 01 05.jpg
蕎麦はこんな風にしても味わえますね。
そば湯はこれから寒くなっていく時期に、蕎麦のしまいに添えて飲めば、
体が温まって栄養も全て摂れるので、楽しみが一つ増えるかもしれませんね。
他のそば粉でも作ってみようと思います。
どの粉が一番適しているでしょうね。
注文のそば粉を挽くタイミングでそば湯も作ってみます。
ほどよいものが出来ましたら皆様にご提案しますので、お待ちくださいね。