5月は天候不順の日が多かったですね。怖いです。

今日は5月31日(木)、もう5月も終わります。

お昼は暑いのに仕事から帰る頃になると寒いという日が続いています。

すっきりと半袖にはなれない今年は
本当に気候がおかしい。ある意味怖い!
しばらくぶりなのにこんなことを書くと可笑しいかもしれませんが、
ちょっと聞いてくださいますか?
私は小六で加山雄三さんが好きでした。
隣の部屋にいた9歳しか違わない叔父の影響です。
叔父はポータブルプレーヤーでいつもレコードを聴いて、
ギターを鳴らしていました。
私は若大将シリーズの映画を見てかっこいいなぁと思っていました。
お育ちのいい方は見ていて気持ちよがよかったです。
そして中学生はザ・タイガース真っ只中でした。
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映画を見て、TVを見て楽しんでいました。
日曜日の午後6時のシャボン玉ホリデーには必ずタイガースが出ていました。
私は軟式テニス部に入っていましたので、この時間は絶対部活中。
帰ってTVを見たかった。
今みたいにビデオやDVDはないですから見逃したらそれまで。
あきらめるしかなかったんですね。
あとは明星や平凡などを買い情報を集める。
今思うとせつない時代ですね。
高校はジュリーかな?
 
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瞳みのる、ピーのファンは同じ思いだったでしょう。
もう2度とピーには会えない。
だからせめてタイガースの歌を歌ってもらえるジュリーに…。
でもジュリーはすごい人、きっちりファンの心をつかまえていましたね。


このあたりからフォーク、ニューミュージック

という分野のアーティストさんが出てこられました。

私は受験生。深夜放送を聴きながら眠い目をこすりながら勉強していましたね。
その中でとても気になるメロディーがありました。
それがTULIP!
「魔法の黄色い靴」は聴いたことがなかった曲調で
なんか不思議な歌?と思いながらグループ名も知らないまま忘れてしまいました。
短大に進学し、彦根の町で一人暮らしを始めて少し落ちついたころ、
レコード屋さんに行ってみると全盛期の拓郎、陽水さんに交じって
TULIPがあって、でも「TULIPって?」というような感じでした。
その数ヵ月後に「心の旅」が大ブレイクして、
やっとTULIPとあの曲「魔法の黄色い靴」が結びつき、
それ以来のお付き合いになりました。
20代前半は本当にTULIP一色で、
雑誌に友人を求め、文通(まあ懐かしいこと!)をして、
あちこちのライブに出かけました。
大阪の友人とは何度も会場で落ち合い楽しみました。
秋田のペンパルは岐阜の鈴蘭高原での野外ライブで初めて会って、
一晩じっくりTULIP談義をしましたよ。
楽しい時間でしたが、それぞれに結婚というものがありまして、会えなくなりました。
TULIPもしばらくして隙間風が吹き、1985年に解散。
やはり解散コンサートには行けませんでしたが。
その頃から父の容態は悪くなる一方で、不安と子供への希望とが入り混じった、
自分を律するのが難しい時期でした。
思い出したくないほどに辛い時。だからあまり記憶に残っていないです。
この頃、下の妹に友達のかわりである人のライブへ連れて行かれました。
始まってすぐに江戸弁のベランメェ調でべらべらしゃべり始める人でした。
その角松敏生という名前も初めてなら、歌も全く知らず、どんな人かも知らず、
でも、歌が上手い!声がきれい!と引き込まれていきました。
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いいなぁと思った曲は紙飛行機飛ばし付きの「Take you to the sky high」と
日航機墜落事故の日がこの人の誕生日だったことで作った「Ramp in」でした。
(後でわかりました)
あれから30年、今でもこのアーティストさんたちのライブへは行けるんです。
すごいと思いませんか?
幸せなことです。
今年はTULIPが再々再々?とにかく還暦再結成をしてツアーをして下さいます。
福井も入っているんですよ。9月16日(日)です。
私は1日ずーっとフェニックスプラザにいますから。
誰のどんなライブに行くより暖かいゆったりとした気持ちになれる☆
またご報告しますよ。
財津さんのフォトが撮れたらホントに嬉しいな。