おかみブログの続きです。

さて、第二講義は調理実習です。

市場から永平寺町の天谷調理師専門学校へと向かいました。
すぐに班別に調理台を囲み、
天谷校長先生のお話に続き、栄養学の基本である塩分とカロリーのお話がありました。
 調味料に含まれる塩分量が見えます。
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出しの素にはけっこうな塩分があるのでみそ汁を作る時に
これをだし汁として使っている家は気をつけるようにと言われました。
我が家は煮干しでとりますが、味噌も減塩にしてとりすぎないよう注意ですね
そして、それぞれ100キロカロリーの食材の量です。
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案外少ないものです。お肉は部位でもカロリーが変わるので、
ダイエットを進めている私も買う時に気をつけようと思いました。
その後、全て福井県産の材料を使っての実習に入りました。
まず作り方をひと通り先生に教えていただきました。

<メニュー>
◎ へしこ風味のバーニャカウダ
◎ 魚介のピカタ 越のルビーソース添え
◎ 手打ちパスタ きのこのクリームソース
                            以上3品作ります。

バーニャカウダのソースは、湯通ししたにんにくやオリーブオイルの中に
へしこのきざんだものを入れて、ミキサーで撹拌してトロっとしたソースができます。
付けて食べる野菜も全て永平寺町の農家さんが作られた物とか。
      2011-11-12 12.23.44.jpg 右の器の下の固形燃料に火をつけて
                          ソースを温めながら野菜につけて食べます。
魚介のピカタは、朝市場で見たさわらといかを使い2011-11-12 12.23.56.jpg
人数分に切り分けたら、福井県産の小麦粉をはたいて
オリーブオイルで両面こんがりと焼いていきます。
越のルビーも人数分に切り分け、パセリはみじん切りにしておき、
ボールにオリーブオイルと塩とこしょうとワインビネガーを合わせた中に漬けておきます。
手打ちパスタも同じ福井県産小麦粉で作ります。
粉とオリーブオイルと塩を合わせて練りこんで時間をおいたものが
各班に渡されました。
 
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先生のお手本を見て、自分の分を作ります。
指でくるっとひねると面白い形のものが出来上ります。
粘土遊びのような感覚。楽しい。
大鍋にお湯をたっぷり沸かして茹でて行きます。
舞茸やシメジなどの茸類はほぐしてバターを溶かしたフライパンで炒めます。
小麦粉と牛乳で簡単クリームソースが出来上り、パスタをからめて、
魚と一緒に盛りつけました。上手じゃないけど。
ピカタで使ったさわらといかは切り立てのお刺身でも出して下さって、
とれとれの身が光っています。
もうひとつおまけがあって、フォカッチャというイタリアのパンが焼きあがり、
大ぶりに切って班ごとに分けて下さいました。
                                 
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全メニューが揃いました。   2011-11-12 12.24.47.jpg
美味しかったです。が、もうお腹一杯です。
また受講生の中に若狭塗り箸を作っていらっしゃる方がおいでで、2011-11-12 09.52.31.jpg
その方から各自の名前を書いたお箸をいただきました。
手間のかかるものをいただきました。大事に使わせていただきます。
これで午前の講義は終了。
午後は翌週の名人大会の支度や新そばの発送作業が入ってきていて
参加できなかったので、
1昨日午後の講義の様子を撮ったDVDが送られてきたわけです。
課題は送りましたから、今週末のセミナーに参加できます。
今度はどんな内容でしょうか。しっかり聞きたいと思います。
この講習で福井県産の小麦粉があることがわかったので、
まだそんなに収量はないとのことですが、
探してみようと思います。